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2018年4月15日 (日)

サンフレ快走中

皆さん、こんにちは。今日はすがすがしい天気でした。昨日は大雨で、どうなるかと思っていましたが、その前の雨とは大違いでした。何が違うかって?それは、雨上りの車の汚れ具合でした。その前の雨の時は、雨上りの車の屋根、ボンネットには大粒の砂が無数についており、超汚い!って感じでした。覚えておられますか?私の車は白いので、一日で真っ黒になってしまい、が~んとショックを受けたので、とても印象に残っています。しかし、昨日の大雨のあと、今日車を見てみると、まったく汚れていません。少し長い間、雨が降ったためなのでしょうか、最初のうちに、汚れの粒子はみな落ちて、それを残りの雨が洗い流してくれたのかもしれない、と思ったりしています。とにかく、そんな雨の翌日ですから、今日の空気はきれい、と思えたのでした。確かに空は青かった。その反面、気温はそれほど上がっていませんでしたが、4月らしい過ごしやすい気候と言えたのではないかな、と思います。

今日は、気温は上がっていませんでしたが、広島のスポーツは上がりましたね。調子を崩していたカープ、開幕直後は4連勝と、このままいけるかと思っていたら、苦手のDeNAには負け越し、阪神にも負け越しで4連敗、そして、最下位の巨人とのゲームで波に乗っていけるか、と思っていたら、初戦を2-10で落としてしまいました。そして昨日、3回の3点を何とか守って、ジョンソン投手が粘りの投球でした。7回の巨人の攻撃も、この回からライトに回った野間選手の好守もあり、ホームランの1点のみでしのぎ、9回も中崎投手が3人で締め、何とか勝利。そして今日です。初回に4番の松山選手のタイムリーで先制するも、その裏の巨人には大瀬良投手が、2つの四球と犠牲フライで、ノーヒットで1点取られ、2回には亀井選手にホームランを打たれと嫌な流れでした。しかし、その後は何とか要所を締め、6回を2失点で投げ切りました。打撃陣は5回に右バッターの菊池選手がなんと右中間にホームラン。あんな小さい体で、右に流し打ちで一番深いところまで飛ばすとは、やりますね~。7回には今年大リーグから戻ってきた上原投手から、菊池選手の2打席連続ホームランに加え、松山選手、エルドレッド選手の連続2塁打で、一挙3点をゲット!!このまま行け~と思っていたら、やはりやってくれました。昨年も冷や冷やさせることナンバーワンのクローザーの中崎投手です。7回の今村投手はさっさと3者凡退にしたと思ったのもつかの間、8回のジャクソン投手は2アウトを簡単にとったのに、その後ヒットと四球でランナーをだし、巨人ファンを沸かせました。そこを何とか抑えましたが、くだんの中崎投手、9回に登板し、さっさとヒット2本を連続で打たれ、その後四球でノーアウト満塁。本当に相手ファンを喜ばせるのが上手です。一人を三振にしたかと思えば、坂本選手にタイムリーヒットを打たれ、2点を献上、ワンアウト1-3塁とし、長野選手をまた四球で、1アウト満塁、一打サヨナラの場面を演出してくれました。そこで最近打撃好調の3番のゲレーロ選手とくれば、巨人も大盛り上がりです。そこをぼてぼての内野ゴロ、続く4番のマギー選手もライナーで打ち取り、ようやく試合終了です。相手を持ち上げておいて、最後は勝つという、巨人にとってはより一層響く一敗でしたし、広島ファンにとっても、勝ったからいいものの、負けていたら、非難、罵倒の嵐になりかねないような、ヘロヘロの投球でした。真のクローザーはいずこ・・・。

一方、サンフレは神憑り的な強さで突っ走っています。今年から変わった城福浩監督のもと、選手の戦術の理解も進んできているようです。今日の試合も「前半は苦戦をするが、後半は相手が間延びしてくる」と読んでおり、確かに前半は押し込まれることも多かったです。しかし、選手を前試合から6人も変えたサンフレですが、その意識を統一した選手たちにとってはこれも想定通り。後半相手が疲れてくるところで、疲れないサンフレは、パトリック選手が、相手ディフェンダーに囲まれながらも、長身を生かしてコーナーキックからのヘッド一発で先制、さらに青山選手が、相手からパス奪いクロスを上げたところにいたのが、これまたパトリック選手、高い打点で叩き込み、リードを2点に広げて、このまま終了です。今年のサンフレは、8試合でたった11点しかとっていませんが、そのうち9点は後半に取っており、相手が疲れてから勝負と思っているようです。一方失点はわずか2点。ルヴァン杯でも2勝1分けで、合計11試合で9勝2分けと本当に無敗です。J1では2位のチームは4勝なのに、サンフレだけ7勝と勝ち点も7差となっています。昨年はJ2に落ちるのではと心配していたチームと同じとは思えません。監督が変わった、選手も大幅に変わった、これが大きな変化を呼んだのですね。控え選手が出てもチームとしての力が落ちないサンフレ、どこまで行くのか楽しみです。

今まで、カープが強いときはサンフレが弱い、サンフレが強いときはカープが弱いとなんだかシーソーみたいだったのですが、今年は両方優勝してほしいですね。いずれもお金持ちでない地方の球団が、こんな快挙をしたら、日本中から羨ましがられるだろうなぁ。そんな夢を見ています。