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2018年6月

2018年6月20日 (水)

サッカーW杯 開催

皆さん、こんにちは。お久しぶりです。6月上旬に、広島で皮膚科でもっとも大きな学会である、日本皮膚科学会が開催されました。6000人近くの皮膚科医が全国から集合した総会で、大盛況のうちに会は終了しました。私も土曜日と日曜日に参加しましたが、本当に多くの人が参加していました。皮膚科医はもちろんのこと、学会運営に関わる人、医療品メーカー、お土産や本の販売業者など、色んな業種の人々が力を合わせて各々の業務を行なうことで学会が成り立っているのだなと、今更ながらに感じました。新しい知識も少しですが手に入れましたので、今後の診療に役立てたいと思います。

野球では交流戦が終わりました。昨年は同率2位で終えたカープでしたが、今回はダメダメでした(怒りモードのため、名前は呼び捨てです)。楽天に3連勝して、貯金になったかと思うと、オリックスに3連敗、更にソフトバンクに2連敗、それも大黒柱の大瀬良とジョンソンで連敗です。そのあと、九里の完投で1勝を取り返し、いい感じでズースタに帰ってきましたが、福井が背信の投球で、最終戦を負けてしまい、結局7勝11敗で全体で9位の成績でした。交流戦優勝は、それまでセリーグ最下位だったヤクルト。借金も9あったのに、交流戦が終わってみれば、12勝6敗で6つ借金を返し4位に浮上しています。4位といっても、1位のカープが貯金6があるだけで、2位以下のチームは全部負け越しですので、2位までゲーム差わずか0.5となっています。カープはこれだけ負け越しても、他のチームも負けていましたので、なんとか首位をキープです。これだけ投手がピリッとしていない状況で、首位を守れたのは、ある意味奇跡ですね。この幸運を使って、後半戦は立て直して頑張ってほしいものです。3連覇したことがあるチームはセリーグでは巨人以外はいませんので、なんとか達成してほしいと思っています。

今日、サッカーW杯で日本が登場しました。圧倒的に強いと思われたコロンビアとの戦いでした。今年の大会は色んな番狂わせが起こっており(世界ランキング1位のドイツが15位のメキシコに負けたり、2位のブラジルが6位のスイスに引き分けたり)、日本もその流れに乗れるか!と思って見ていたら、やってくれました。前半開始早々、フォワードの大迫選手がパスを受けて相手のディフェンダーを振り切ってシュート。一度は跳ね返されましたが、それを枠内に再びシュートした香川選手の球が、相手ディフェンダーの腕にあたり、これが故意によるハンドと認定され、一発退場。更にフリーキックが与えられたのでした。それを見事に仕留めた香川選手、1−0でリードしました。前半の39分、相手のうまい(ずるい)日本ゴール前のプレーで、長谷部選手が反則と見なされ、直接フリーキックを与えてしまいました。それをファンキンテーロ選手に決められ、同点で前半を折り返しました。後半になって、香川選手に代わり、本田選手がピッチに入るとリズムが少し変わりました。そして後半28分、本田選手のコーナーキックを見事に頭で合わせた大迫選手が、相手ゴールの右ポストに当てながらゴールを決めました。大迫選手はドイツのブレーメンで活躍しており、背の高い選手に慣れていたのでしょう、ゴール前の混戦の中、美しくゴールを決めたのでした。普段から高いレベルでプレーをしていると、色んな場合に落ち着いてプレーできるというのがよくわかりました。ちなみに、今日の先発の11人で、日本のチームでプレーしているのは、ディフェンダーの昌子選手のみ(鹿島)です。あとの10人は全て外国でプレーしているという、昔では考えられないほどの変化です。しかし、これが今日の大番狂わせを引き起こしたのでしょう。16位のコロンビアに61位の日本が勝ったのです。出場32カ国のうち下から3番目の日本でしたが、本当によくやりました。ちなみに出場32カ国のうち最下位は70位のロシアですが、1戦目はサウジアラビア(67位)に5−0で勝っています。日本はあと1勝すれば、予選を勝ち上がれるので、是非頑張ってほしいと思っています。頑張れニッポン!!

最後になりましたが、6月18日午前8時頃、大阪市北区、大阪府高槻市の辺りを震源とするマグニチュード6.1の直下型地震が発生しました。現在まで5名がお亡くなりになり、負傷者も400人近くになっているようです。避難しておられる方も、2000人近くおられ、ガス、電気、水道など生活に必要はインフラの復旧にはまだ時間がかかるようです。さらに、西日本には大雨が降り始めており、20日には土砂災害が発生する可能性もあるとのことです。被災地の皆さんにこれ以上の天災が起こりませんよう、お祈りしております。