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2018年7月

2018年7月22日 (日)

酷暑続く

皆さん、こんにちは。暑い日が続いています。京都では7日連続で38度を超えるなど、体温以上の暑い日など、ちょっと一昔前では考えられなかった事態が起こっています。京都以外でも、あちこちで38度越えの声を聞きます。広島でも19、20日は36.7度を記録しています。これは、百葉箱に入った温度計で測っているものですので、実際の日なたの道路などでは、それ以上と思われます。この猛暑のため、全国各地で熱中症の被害が出ており、お亡くなりになった方々も少なくありません。室内にいても熱中症になりえるので、皆さんもお気をつけてください。

土砂災害を引き起こした大雨が通り過ぎたと思ったら、今度は猛暑。災害からの復旧を行わないといけませんが、これだけ暑いと、作業の効率はもちろん落ちますし、安全も担保しないといけません。こまめの水分補給、体温上昇を防ぐ工夫など、通常の時以上に気を使いながらですので、復興もままなりません。なぜ、これほどの気象状況になっているのか、本当に天気に対して恨みがましく思ってしまうこの頃です。そんな中で、国道2号線は完全開通しました。国道31号線も、海水浴場だったところを臨時の道路として使用することで、暫定的ですが開通しました。孤立していた箇所も少しずつ通行できるようになってきています。これらに携わってきた皆さん、本当にご苦労様です。お仕事とはいえ、頭が下がります。その他、JRもだいぶ復旧してきています。早くインフラが整うように祈るばかりです。

ただ、まだ三原の本郷地区など、断水が続いているところもあります(三原市水道局によると、7月22日現在、断水中2,570戸)。水がないと生物は生きていけません。また、社会的生活を行うとなると、入浴も重要になってきます。これらが閉ざされているというのは、本当につらいことだと思います。平成3年の台風19号の時、当時大学病院に勤務していた私は、強風のため、通常よりかなり早く帰宅するように言われました。車で帰宅途中、信号機の向きが強風で変わっており、見えなかったこと(実際は停電していてついていなかったのですが)、また帰宅してみると、自宅が停電になっており、暗闇の中で一晩過ごしたこと、3日間は断水になったことを思い出しました。たった3日の断水でもつらかったのに、豪雨から2週間たってもまだ断水が解除されていないなんて、本当に苦しい日々を過ごしておられると思います。水道局の方々も、連日頑張っておられると思いますが、一刻も早い回復を願っています。

暑い中、広島のチームたちは頑張って県民に力を与えてくれています。サンフレッチェはワールドカップ明けのエディスタでのガンバ大阪との試合は4-0で快勝しました。今日は名古屋グランパスとはスコアレスドローでしたが、2位のFC東京とは勝ち点7差で首位を快走中です。4位のセレッソ大阪とは勝ち点14差がありますので、ほぼ上位3チームは、サンフレ、FC東京、川崎フロンターレで決まりという感じでしょうか。失点も8と全チームで唯一の一桁と、守備陣も頑張ってくれています。ただ、連敗が絶対にないとは言えませんので、このまま突き進んでほしいです。

一方、カープも頑張っています。先週はナゴヤドームで中日相手に2勝1敗で乗り切り、今回は地元ホームで巨人と3連戦、3連勝でした。しかし、初戦は、7-0で楽勝と思っていたら、追いつかれ、逆転され、最悪でした。しかし、延長10回裏、巨人の守護神マシソン投手から下水流選手のホームランがライトスタンドに突き刺さり、サヨナラ勝ちと震えました。2回戦目はこれまた2-0と勝っていたのに、4点取られ逆転、しかしその後西川、會澤両選手のタイムリーで逆転、そのまま逃げ切りました。そして今日は、0-6で大負けしていたのに、5回の裏に、田中、丸、鈴木選手の3本塁打がでて、一挙5点で同点に追いつくと、7回に丸選手の2ランがでて、これが決勝点となり、巨人戦3連勝でした。しかし、巨人もよく打ちます。3連戦で20点取っています。これで3連敗はちょっとつらいですね。裏返せばカープの投手陣も、まあよくも打たれたなという感じです。打撃陣に感謝しないといけませんね。今年のカープは強いんだか、弱いんだかわからない感じです。まあ交流戦で負けが込んでしまったけど、ほかのチームもそこそこ負けていたし、交流戦1位だったヤクルトも、後半戦は10勝11敗で、貯金を殖やせていません。このままなんとなく優勝してしまいそうな雰囲気もないことはないですが、やはり投手陣の踏ん張りがないと、連敗もあり得るので、まだ心配の種が残っているなと感じています。

2018年7月 8日 (日)

大雨

皆さん、こんにちは。梅雨の真っただ中ですが、一昨日の大雨は当初の予想をはるかに超える降水量で、広島県をはじめとする各地に、甚大な被害をもたらしました。皆さんや周りの方々は大丈夫でしたでしょうか。その日、仕事中も携帯の警報がピンコンピンコンとしょっちゅう鳴っていましたが、忙しくて詳細を確認しておらず、建物の中にいた私は実感としてわかなかったのですが、患者さんが「大雨です」とおっしゃっていたので、そうなのか、と思っていたくらいでした。しかし、携帯の警報の内容を見ると、特別大雨警報となっており、これは相当ひどいと感じたので、普段より早めに帰宅しました。帰宅した時間は、雨の量はそれほどでもなく、道路も当初はかなり混んでいましたが、途中からは交通量も普通になり、雨脚はひどくなりつつあるも、とりあえず無事帰宅できました。

家でくつろいでいますと、テレビで広島県のあちこちに避難勧告の情報や、土砂崩れ、浸水などの映像が映し出されました。特に口田地区は、7~8年くらい前にも安芸矢口駅のあたりが冠水した歴史があり、その改善のため排水ポンプの増設だったか改良だったか行われたことがあるというのを思い出しました。それなのにまた同じような被害が起こったのを不思議に思っていましたが、それほど降水量が多かったということなのでしょうか、自然の力には太刀打ちできないちっぽけな人間というものを思い知らされました。そうは言っても、われわれ人間たちも手をこまねいているわけではありません。消防や警察、自衛隊の皆さんの昼夜を問わず、雨も厭わない献身的な作業で、数多くの被災者が救われてきています。しかしその一方で、土砂崩れ、濁流などに巻き込まれてお亡くなりになった方も数多くいらっしゃいます。4年前の土砂災害の教訓が少し生かされた点もありますが、まだまだ不十分であったということでもあります。私の身の回りの人々の中にも、家に土砂や水が入った方や、車が屋根まで浸かってしまわれた方などもおられ、気が気ではありません。現時点ではとりあえず大雨の心配はなくなったようですが、いまだ高速道路、JRなどは復旧していませんし、行方不明者も多くいらっしゃいます。早く天候が回復し、一刻も早く不明者の発見、被災者の援助、インフラの復旧などを行ってほしいと思います。

そうこうしている間にも、千葉県では震度5の地震が発生しました。日本の各地でいろんな自然災害が生じています。本当に怖いです。特に地震は事前に知るすべがないので、前もって何かをするということができません。起きた時にパニックにならないよう冷静に行動していくしかないと思います。また、地球温暖化が大雨の発生に関わっているという説もありますので、皆が力を合わせて、温暖化を阻止していくべきだと思っています。

われらのカープは、昨日は大瀬良投手で負けてしまいましたが、今日は5本のすべてがソロホームランという、花火大会で、巨人に快勝しました。野村投手も少しずつ調子を取り戻してきています。ちょっと前にはジョンソン投手も勝ち投手になり、大分先発の駒数がそろってきました。現在首位を快走中ですが、油断しないよう心を引き締めて戦ってもらいたいと思っています。そして今年こそは、サンフレとカープのダブル優勝に、日本一を期待しています。