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2018年9月27日 (木)

カープ優勝だっ!!

皆さん、こんにちは。ここ数日は雨が降ったりやんだり、日中、夜も気温が高かったり低かったりと、一定せず変な天気でした。それに加え、珍しく連休が2週続けてあり、そこで夜更かししたりしたので、私は体調を崩してしまいました。最近は体調を気にして、節度ある生活を送っていたのですが、つい油断してしまいました。ただ、スタッフの中にも風邪をひいた子もいたので、季節替わりのこの時期はみんな、本当に体調を崩しやすい時期ですね。何年も生きてきて、同じことの繰り返しです。進歩ないな~~。ところで、皆さんはお変わりないですか。

さてさて、待ちに待ったカープの優勝がいつかいつかと望んでいました。マジック4でズースタに帰ってきたわれらのカープ、2~3日で優勝が決まると、のほほんと構えていたら、なんとなんとモタモタしまくりました。もちろんヤクルトがずっと勝っていたというのもありますが(今日はちょっと興奮気味なので、敬称は略)、20日の阪神戦はジョンソンが序盤に4点を取られ、中盤には誠也の30号2ランで追い上げを見せるも、結局4-5で負け。翌21日も野村が3点を先制され、どうなるかと思っていましたが、5回に2点を返して追い上げムードの中、7回に誠也のタイムリー、8回に新井と菊池のタイムリーで一気に逆転、投げては野村からつないだリリーフ陣が、無失点のリレーで勝ち、ようやくマジック3になりました。しかし、翌22日は岡田が3回9失点で試合を壊してしまいました。結局この試合は、阪神に18安打を打たれ、4-13とぼろ負けでした。ただ、その日は、CS進出がかかっている巨人も意地を見せ、ヤクルトを完封して5-0で勝利したため、マジック2となりました。あと1試合でカープが勝ち、同時にヤクルトが負けると優勝です。明日、明後日か、と思っていたら、23日は苦手DeNAとの戦いで、エース大瀬良が8回を1失点の好投を見せてくれました。ここ最近調子が悪く大量点を取られていた大瀬良でしたが、最終盤になってエースの意地で試合を作ってくれました。打線もなかなか援護ができませんでしたが、6回に西川のタイムリー、また9回には代打松山が、決勝タイムリーを打って、サヨナラ勝ち!!もう興奮しまくりです。この日はヤクルトも中日に2-0で勝ったためマジックは1つ減って、ついにM1となりました。この雰囲気ですので、もう明日優勝だ!と思ってました。案の定、24日は2回にカープが2点先制し、これでいただきと思っていたのですが、3回にサード西川の2つのまずい守備(記録はいずれもヒットでしたが)で、ほんとは2アウトランナーなしのところ、ノーアウト1,2塁となり、2番宮崎のタイムリー、3番ソトの3ランで、あっという間に4点を取られ逆転されてしまいました。しかしその裏、バティーがタイムリーを打ち1点を返し、野間も内野安打でいけいけ、のところ、石原がゲッツーであれ~~。そのまま1点ビハインドでいたところ、6回にまたまた西川の悪送球で、ランナー2塁、送りバント、犠牲フライと、ノーヒットで1点を取られてしまいました。7回にはまだ試合をあきらめないぞと、アドゥワが出たものの、1番大和にファーボール、その後またソトにこの日2本目のホームランを浴び、2点を失い流れは完全に向こうに。しかし粘るカープもその裏、丸がライトに打った瞬間わかる2ランをたたきこみ2点差まで追いつきました。ただ、そこからはノーヒットに抑え込まれ、5-7で負け。一方ヤクルトは中日に6-1と快勝でしたので、マジックは1のままでした。そして25日。今日こそ決まりだ(何回思ったフレーズだろうか)、と応援していたら、先発の中村祐は2回に1点、5回に1点と取られましたが、まあまあこんなもんでしょう。5回の裏に會澤のセンターへの二塁打を安部が右に進塁打を打って、代打新井がきちっと犠牲フライ。1点を返しました。6回からは一岡がリリーフに上がりましたが、ソトへの四球、筒香のヒット、ロペス、倉本を抑えるも、乙坂にタイムリーヒットを浴び、1点取られてしまいました。しかし粘るカープはその裏丸がこれまた打った瞬間にわかるホームランをたたきこみ1点差、誠也のヒット、松山のタイムリー3ベースで同点。もうイケイケです。ノーアウト3塁で、逆転すれば優勝が近づくところです。ところが、野間、會澤、安部いずれも内野ゴロで、松山を返すことができませんでした。こんな時に新井の打順なら最低でも外野フライは打ってくれたのではと思ったのでした。まだまだじゃのう。7回裏には2アウト満塁を逃して嫌な雰囲気のこの試合、8回に、回またぎで投げている信頼度抜群のフランスアが、筒香を歩かせた後、外角低めをロペスにレフトスタンドに持っていかれ、3-5と勝ち越しを許してしまいました。その後も打たれたため、今村が登板となりました。最近調子が悪かったのそわそわして見ていましたが、2人をぴしゃっと料理してくれました。ただ、この2点が大きくこのまま3-5で負けてしまいました。一方ヤクルトは中日に0-3で負けていたのに、1点ずつ返し、2点差で負けていた9回2点を挙げて同点とし、10回に3点を奪って逆転勝利。結局マジックは減らず1のまま。まあ、試合に負けて優勝よりはいいか、と思うしかないのでした。しかし、ここで心配が・・・。もし今日からのヤクルトとの3連戦で、全敗したら、次は東京ドームで巨人戦です。地元優勝がなくなる可能性もまったくないとは言えない状況になっていました。たら~~。

そして運命の今日がやってきました。夕方マックスバリューに行くと、赤い服を着たカープファンが食べ物などを買っていました。チケットのない私は自宅で、ドキドキしていたところ、6時半ころの地元のニュースで速報が。アナウンサーがにこにこしているので、妻に、これはいいかもよ、と言ったところ、なんと初回に田中のヒット、菊池の送りバント、丸のタイムリーとあっさり先制、誠也の四球を挟んで松山がショート前でイレギュラーにバウンドが変わり、二塁打になるラッキーなタイムリー安打、野間もピッチャー強襲安打で続き、會澤のレフト前タイムリーで4点目、最後は今日スタメンの安部がセンターに犠牲フライと、畳み掛ける攻撃で一挙5点。よし楽勝と思っていました。しかし先発の九里が、3回まではパーフェクトだったのに、打者1順した4回、2連打を浴び、3番山田哲に四球を与えノーアウト満塁、もう冷や冷やです。ここで大量点を取られると流れは一気にヤクルトに行きそうです。昨日も逆転で勝っているヤクルトですから、油断できません。さて九里はどうするのかと見ていたら、4番のバレンティンをファーストフライ、5番の雄平を6-3のダブルプレーに抑えました。すごいぞ今日の九里、とちょっと安心したのでした。5回裏には誠也がショートのゴロにヘッドスライディングで内野安打とし、野間がライトにタイムリー3塁打で1点追加、6回はヤクルトの1番からの好打順をさっさと3人で片づけた九里、リズムがいいので、打線も乗ってきました。その裏こちらも1番からの好打順、田中のヒット、菊池の投手前の送りバントが、暴投を誘い1,3塁へ。丸は1塁ゴロでしたが、俊足の田中が3塁からホームイン、誠也は四球、前のチャンスを凡退していた松山は今度は右中間にタイムリー2ベースでもう1点追加。そこで1アウト2,3塁となるわけですが、ここで野間が打てない。外野フライ、ぼてぼての内野ゴロすら打てない。ファールフライでチャンスを生かせず、次の會澤もいいあたりでしたが、ショートライナーでチェンジでした。7回表も3人でぴしゃりと抑えた九里、今日はさえています。その裏、安部が3塁打、田中がセンター前タイムリー、菊池もライト前ヒット、丸もライト前にタイムリーで続き、2点を追加、そこでみんなに愛されている新井が、松山の代打で登場しましたが、三塁ゴロでチェンジとなりました。新井は今年で引退を宣言していますので、あと何回試合に出られるのか、私たちが見られるのか、ほんのわずかです。しっかり見ておきたいと思いました。九里は8回も3人でぴしゃっと抑え、もうほれぼれするような素晴らしいピッチング。今年というか、過去1番の好投ではなかったかなと思いました。9回はお約束の中崎が登板し、これまた3人でピシッと締め、3年連続の胴上げ投手となりました。これは1971-73年の巨人の高橋一三以来の45年ぶり2人目の快挙となりました。確かに、3年連続胴上げ投手になるためには、少なくともチームも3年連続優勝しないといけないわけで、セリーグでは3年連続優勝は巨人以外には過去になく、今回カープが2球団目ですから、めったにない記録になるはずですね。そして今年は中崎は64試合に登板して一回も負けていないという、すごい記録も作っています。昨年までは出ると負けそうという雰囲気を持っていましたが、今年も、ちょっと冷や冷やするものの、結局負けないという神話を作りつつあります。

27年ぶりの地元での優勝、本当にうれしかった。ズースタ自体も喜んでくれていると思います。そして多くのファンの皆さんも大盛り上がりでした。1つの球団にこれだけのファンが一喜一憂するのは、カープ以外にはないと思います。お金がなくても、人を育てて勝てるチームを作る、本当に素敵な球団です。後は、CSを勝ち抜いて、34年ぶりの日本一をぜひ勝ち取ってほしいです。

選手の皆さん、本当にお疲れ様でした、そして、ファンのみんなに感動をありがとうございました。今日はビールかけ、TVへのマナ出演で大忙しでしょう。明日は寝不足で試合に臨むことになりそうですが、怪我だけはしないよう、くれぐれもご注意ください。