院長のひとりごと

2024年3月20日 (水)

花粉症・感染症に注意!

皆さん、こんにちは。3月も中旬になりましたので、ある程度暖かい日もありますが、今日からまた寒くなって来ました。上空に-30度の寒気団が降りて来るみたいです。春分の日だというのにこの寒さ、ちょっと辛いですね。それに加え、最近は花粉の飛散量が多く、花粉症の私は、目の痒み、鼻水、咳が出ています。それぞれ点眼や内服でしのいでいますが、それなりに辛いものです。ご存じの方もおられると思いますが、花粉症には、

1)目(痒み、涙、充血)、

2)鼻(鼻水、くしゃみ、鼻づまり)、

だけではなく、

3)のど(咳、のどの痛み、喘息)、

4)皮膚(特に目の周り、額、頬、首、顎などの赤み、腫れ、痒み)、

の4つの症状があります。年によって、1)2)だけだったり、2)3)だったり、1~4)全部だったり、同じ人でも症状の出る場所が違うことがあります。当院は皮ふ科ですので、最近は目の周りの皮膚の痒みを訴える患者さんが多く来られます。2)3)は内服で対応ができますが、1)4)は局所薬(目薬や塗り薬)でないと効きませんので、症状に併せてお薬をもらってください。

花粉症の薬では1つ注意点があります。それは市販の点鼻薬です。市販薬には、1剤で複数の効果を求めるために、複数の有効成分を含んでいるものが多くあります。市販の点鼻薬には血管収縮剤の配合されているものが結構あります。これがあると、鼻の粘膜の腫れが速やかに取れるので、鼻が詰まるたびに使用される方が多いのですが、この血管収縮剤は連日使っていると、反応しなくなるばかりか、薬剤性の鼻炎を発症し、これに対しては「治療薬がない」、という状況に陥る可能性がかなりあります。一方、病院でもらう薬には、ステロイドとこの血管収縮剤は別々で処方されますので、鼻が詰まってどうしようもないときだけ、短期間血管収縮薬を使用し、鼻が通ったら、ステロイドの噴霧で対応することで、副作用を気にせず鼻炎をコントロールできます。また、ステロイドの噴霧にはコツがあります。一つは向きです。垂直に立てることが大切で、それに合わせて少し頭を前に倒すといいでしょう。また、2回噴霧するときは、右左右左と交互に2回使用するのがいいと言われています。薬によっては、使用前にしっかり振らないといけないものもありますので、その辺りのことは、薬剤師さんに聞いてみて下さい。2つめはタイミングです。鼻が詰まっているときに噴霧しても、詰まっている鼻の粘膜の出口にだけ薬が付いて、効果が出にくくなります。そこで私は入浴直後など、比較的鼻の通っている時間帯に噴霧することをお勧めしています。数日そのタイミングで使用されると、長時間鼻の腫れがとれて、鼻づまりが解消してきますので、そのシーズンは継続して噴霧されるといいと思います。どうしても苦手な人は、内服でもいいので、何にせよ治療は継続が大切です。

最近は、コロナは収束してきていますが、インフルがまだ猛威を振るっています。それもA型はほぼなくて、今はほぼB型インフルばかりです。安佐地区の感染症情報がありますので、下に添付しておきます。ご覧下さい。寒いと空気の乾燥によって粘膜も乾きやすくなり、ウイルスが付きやすくなります。マスクをしますと、ウイルスの吸入量が減りますし、鼻の粘膜を乾燥から守る事ができるので、是非実行していただきたいと思います。

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2024年2月23日 (金)

サンフレッチェ快勝!

皆さん、こんにちは。今日は結構寒かったですね。と言っても平年並みなんでしょうが、この日曜日は19度、火曜日は20度近くまで気温が上がっていたので、今日の11度はとても寒く感じたのでしょうね。東京などは15度位差があったようで、こんなに温度差が日によってあると、本当に体調を崩しやすいです。くれぐれも体には気を付けてお過ごし下さい。

さて、今日はとてもうれしいニュースが入ってきました。そうです、サンフレッチェ広島の開幕戦が今日、新スタジアムである「エディオンピースウイング広島」で開催されました。先日のこけら落としではガンバ大阪と戦い1-2で負けてしまいましたが、あれはエキシビションマッチなので、ノーカウントとして、今日が最初のJ1の試合です。相手は「サンフレッズ」と言われるほど、サンフレから有力選手を次々と抜いていって強くなった、憎っくき浦和レッズです。序盤ピンチがありましたが、GK大迫選手のファインセーブで無得点に抑えました。そして前半終了間際、昨年まで湘南ベルマーレに所属し、昨年13得点を挙げて急成長した大橋選手、今年からサンフレのFWの一員になっていましたが、川村拓夢の強烈なミドルシュートをGK西川選手が弾いたこぼれ球を詰めて、先制弾、新スタジアムJ1初ゴーーーール。角度のないところからでしたが、横っ飛びの西川選手の手の届かない浮かしたシュート。感動的でした。そして後半、大橋選手が倒されPKを奪ったのですが、キッカーをピエロス・ソティリウ選手に譲り、それが失敗してちょっと沈んでいた1分後でした。左からドリブルで持ち上がっていった、昨年セレッソからサンフレッチェ広島に戻ってきた(彼はサンフレッチェ広島ユースの出身です)加藤陸次樹選手のクロスにドンピシャで、2列目から飛び出した大橋選手がヘッドでゴーーーール!加入1年目の1試合目で2得点。すごすぎます。サンフレOBのレジェンド佐藤寿人選手も、大橋選手は多くのチームからのオファーがあったようですが、サンフレッチェ広島のサッカーが合っていると言っていたようで、さすがプロは分かっているなと思わせる結果でした。と言ってもまだ1試合ですので、これからどれだけ活躍できるか、見守っていきたいと思います。昨年まで得点力不足だったサンフレですが、得点感覚に優れる外国人も4名いますし、2列目にも川村、満田選手と得点力のあるプレイヤーがいて、更に大橋選手が加入と何だが急に層が厚くなった感じもします。

また、守備の方では 特に際立っていたのはDF荒木選手の対応だったようです。浦和は前半、新戦力FWチアゴ・サンタナ選手にハイボールを蹴ってきましたが、荒木選手は空中戦でことごとく勝利し、相手はイライラ。それも単に高さや強さで競り勝つというだけでなく、クリアしたボールを味方につなげることまで意識をして、相手の二次攻撃のリスクも潰していたようです。サンタナ選手は一昨年の得点王ですので、それを完封するとは、荒木選手もすご過ぎですね。

このまますんなりといくとは思わないけど、皆がケガをせず頑張れたら、いい成績が残せると思います。ACL2にも出られるようになったことですし、控え選手もしっかり使って、皆のモチベーションを維持したまま突っ走ってほしいです。頑張って、サンフレッチェ広島!!

2024年2月14日 (水)

ゴールデンカムイ

皆さん、こんにちは。今日は暖かい日でした。昼には15度を超えてポカポカしていました。上着はいらないほどでしたね。花粉症の人々は(実はわたしもですが)、花粉量が多かったのではないでしょうか。実際私は、1月下旬から抗アレルギー剤を飲んでいますし、目薬も入れています。ご存じの方もおられるかと思いますが、花粉症状には、目、鼻のみならず、喉(咳や喘息症状が出ます)、皮膚(顔、特に目の周囲の痒み、赤みなど)と4種類あります。鼻、喉の症状には飲み薬が有効ですが、目と皮膚は塗り薬(目では目薬になりますね)が有効です。最近は、1日2回の点眼で効く薬、しみるのが苦手な人でも大丈夫な、しみない目薬、逆に少ししみるのが好きな人用の、しみる目薬、防腐剤が入っていないためコンタクトしてまま入れることができる(本当は外して入れる方がいいのですが)目薬など色んな物がありますので、ご希望を先生にお伝えしてみてください。

今日は、ゴールデンカムイを言う映画を見に行きました。原作は、野田サトルさんによる『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2014年38号から2022年22・23合併号まで連載された漫画です。アイヌの人が残した埋蔵金を求めて、独り占めにしたがる人たちが目の色を変えて奪い合うというものですが、埋蔵金の隠し場所は、24人の囚人の体に描かれた暗号の地図をすべて集めないと解読できないようになっています。その囚人たちを皆で血眼になって探しながら、ストーリーが展開していきます。北海道出身の野田さんが、アイヌのことをよく知るために相当の取材などをして、アイヌ文化にまつわる風習などもうまくストーリーに組み込んでいます。主演の杉元佐一は、キングダムでも主演である山﨑賢人さん、アイヌの少女、アシリパは山田杏奈さんが演じています。山﨑さん、2つの大作のいずれも主人公とは本当に大忙しで、すごいです。また女優の山田杏奈さんも色が白くて、アイヌの少女役にぴったりだと思いました。ヒグマが出てきたり、ちょっとエグい画像もありますが、笑わせるところもいくつもあり、楽しめました。原作の漫画の方は、キングダムと同様、線の太い男性の漫画、と言う感じですが、実写では山﨑さんのかっこよさが引き立っていました。今回は最初の5話くらいまでの様です。あと何年かけてエンディングに行くのでしょうか。これまた楽しみではあります。

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2024年1月14日 (日)

都道府県対抗女子駅伝

皆さん、こんにちは。今日も暖かい日でしたね。風は少し冷たかったけど、日差しがあり、日の差す室内にいるとポカポカしていました。いつまでもこんな日が続けばいいけれど、それはかないませんね。それより石川県の方では雪が降ったりしています。電気、水といった生活に必須な物が早く行き渡るよう、整備を急いでほしいです。もちろん担当部署では色々やっているとは思いますが、それぞれが縦割りで動くのではなく、より効率的に、総括的に考えてやって欲しいと思います。日本の力があれば、その辺りのマネージメントさえしっかりしていれば、早く解決していくことは間違いありません。

そんな中、本日京都で都道府県対抗女子駅伝が開催されました。42.195kmを9人でたすきをつないで走ります。1区はとても目立つところですが、なんと石川県代表の五島莉乃がトップでたすきを渡しました。ブダペスト世界選手権女子10000m日本代表の超有名な選手ですので、彼女が実力を出せば妥当な結果かも知れませんが、故郷の悲惨な状況を思うと平常心ではいられない中で、その思いを胸に走ったのだと思います。石川県の人々は、彼女の激走からすごく勇気をもらったのではないでしょうか。一方広島は沼田高校出身、京セラの兼友良夏選手が16位でまずまずのスタートでした。そして2区は東京五輪女子1500m8位入賞のあの有名な田中希実選手が20位の兵庫を異次元の走りで1位に押し上げました。たった4kmで2位とは20秒以上の差を付けるとはさすがです。広島はダイソーの竹原さくら選手が区間6位といい走りで8位に順位を上げました。そして3区は中学生区間ですが、東広島西条中の藤井柑奈選手が区間12位と頑張り、広島は6位まで順位を上げます。4区は八本松中出身、エディオンの江口美咲選手でした。今大会を最後に現役を退くとのことで、区間18位で9位にダウン。しかし今年はここからがすごかったです。5区の銀河学院高の森安桃風選手がなんと区間記録更新まであとわずかに迫る3位の激走で一気に3位まで順位を上げました。6区は世羅高の山田依茉選手、区間10位と粘り6位にまで落ちましたが、そこまでで耐えました。7区はこれまた銀河学院高の高橋美月が区間5位の激走でした。京都の太田選手が区間1位を取ったため、彼女に抜かれて順位を1つ下げ7位となってしまいましたが、大活躍でした。8区は中学生区間です。東広島西条中の三宅凜が区間7位のいい走りで、また京都をかわして6位といい位置に付けました。そしてアンカーですが、舟入高校から名城大に進んだ谷本七星選手が、区間6位の激走で順位を3つ上げ、3位でフィニッシュとなりました。私も舟入出身なので、彼女の活躍はとてもうれしかったです。広島県が3位になるのは過去最高タイで、それも31年ぶり。入賞するのも21年ぶりという大躍進でした。今回の躍進には、谷本選手の活躍もさることながら、銀河学園高校の二人の走りが大きく関わっています。広島チームの3位に貢献した銀河学院高校陸上部の指導者は、興譲館高校で2度の全国優勝を果たした森政芳寿監督で、教え子には、新谷仁美選手(全国高校駅伝1区で、3年連続区間賞)、高島由香選手(資生堂。リオデジャネイロオリンピック女子10000m日本代表)、重友梨佐選手(天満屋。ロンドンオリンピック女子マラソン日本代表)等がいて、高校女子駅伝で優勝もしています。4区の江口選手は興譲館高校出身で、そこで森政監督に習ったようです。銀河学院高校は、先日の高校駅伝で初出場ながら入賞を果たしましたので、この監督本当にすごい人ですね。銀河学園高校は今後も期待が持てます。

来年以降も安定して上位に入る条件として、広島県の岩本監督(ダイソー)は「中学生の強化」を挙げておられるようですが、今回の活躍で、陸上に興味を示す子が増えてくれるといいなと思っています。

2024年1月 2日 (火)

正月早々・・・

皆さん、あけましておめでとうございます。元日、2日と温かく気持ちのよい晴れの日が続きました。本当にいい天気でした。と、広島ではそうでしたが、能登半島では巨大地震が発生しました。それも1月1日に。ご実家に帰っていて、家族とお酒を飲んでリラックスされていた人たちもさぞ多かったのではないかと思います。そこに発生したマグニチュード7.6の巨大地震です。夕方4時過ぎですので、お昼からおせちを食べて、ちょっとうたた寝したりして、まったりしていた頃ではないでしょうか。そこへ震度6~7の巨大地震が襲ってきたのです。私はテレビを見ていて、突然の警戒警報でびっくりしました。以後はしばらくテレビに釘付けでした。輪島市では火災も発生しました。今日になってようやく鎮火したようですが、今でも停電、断水、道路も寸断され、陸の孤島となっている所もあるようです。地震は全く予想ができないので、本当に怖いです。被災地の皆さんが早く元の生活に戻れるよう、国、自治体は総力を挙げて頑張ってほしいと思いますし、被災地の方々も、体調を崩されないよう注意しながら、一人一人ができることを少しずつ進めていってほしいと思います。しかし、令和6年(2024年)1月1日は甲子の日で一粒万倍日、天赦日、天恩日が重なる開運日(お財布を新調したり、入籍をしたり、金運・財運・出世運・商売繁盛などこの日から始めたことは長く続くといわれ、甲子の日に行動を起こすといい運の流れになるとされています)とされていたのに、全く逆になってしまいました。やはり迷信は迷信なのでしょうか。私は少し気になるほうなのですが・・・。

1月2日は何もないと思っていたら、緊急速報が入ってきました。17時47分ごろ、新千歳発・羽田行きの日本航空516便が羽田空港のC滑走路に着陸した直後に、海上保安庁の羽田航空基地に所属するMA722「みずなぎ」と衝突し、日航機が炎上しました。骨組みが見えるまで燃え続けましたが、同機に乗っていた乗客367人、乗員12人のあわせて379人は全員が脱出され、死亡者は0のようです。炎上直後から脱出用シューターで乗客が脱出し、客室乗務員のスピーディーな判断と行動が最悪の事態を回避することにつながったようです。本当に日々の訓練のたまものだと思います。被害に遭われた方は大変だったとは思いますが、本当に不幸中の幸いでした。一方海保のほうは6人の乗組員のうち5名はお亡くなりになったようです。彼らは能登地震の被災者に支援物資を運ぼうとしていたようでした。またこの機体は、東日本大震災の際、仙台にいてそこでダメージを負いながらリストアをして復活した、唯一の飛行機だったようで、今回の地震で再び任務に向かってる途中での事故と言うことでした。哀しすぎます・・・。

年明けからこんなに事件が連発していますが、今年一年、大きな厄が来ないように祈るばかりです。こればかりは自分たちでどうすることもできませんが、日々真面目に、一生懸命生きる、これを皆が行っていけば、たとえ何かが起こっても、被害は最小限で食い止められるのではないかと思ったりしています。

 
 

2023年12月30日 (土)

今年はどんな年でしたでしょうか

皆さん、こんにちは。今年も残すところ、あと2日となりました。皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか。広島では3月には旧市民球場跡地に「ひろしまゲートパーク」が開業しました。5月には、新型コロナが5類に移行されました。そして最も大きい出来事の一つとして、G7サミットが開催されました。ほぼ全国から警察官がかり出され、本当にものものしい雰囲気を感じました。市内中央~宇品の街角には必ず警察官が立っていましたし、警視庁やら新潟県警の車など、普段見ることのない警察車両も沢山見ました。6月には4年ぶりにフラワーフェスティバルが開催されました。8月にはそごうの新刊の営業が終わりました。9月には広島カープが5年ぶりのクライマックスシリーズに進出しました。10月には女子のWEリーグカップでサンフレッチェ広島レジーナが初優勝を遂げました。そして12月28日、つい先日ですが、市の中央公園にサッカースタジアムが完成し、「エディオンピースウイング広島」として来年2月から開業することとなりました。2012年サンフレッチェ広島がJ1初優勝を成し遂げ、その後2回優勝し、市民の新スタジアム建設の機運が高まりました。場所の選定には紆余曲折がありましたが、6年をかけ、今の所に決まりました。Jリーグではほとんど例のない、街中のスタジアムであり、これだけでも観客動員を容易にする魅力となりうると思います。年間指定席も完売のようですし、いつも観客がいっぱいになったら、選手たちもそれはモチベーションが上がり、ますますの活躍が見られることでしょう。また、ここはサンフレッチェ広島レジーナのホームにもなるとのこと、その方が色んな試合が見られますし、賑やかになりますね。

私的には、コロナが5類になってからは少し日帰り旅行が増えたかなと言う感じです。実はうちの猫は心臓に問題を抱えており、毎日内服薬を朝晩の2回飲んでいます。これが欠かせないので、泊まりがけの旅行には行けないのです。それでも他県の空気を吸うと、リフレッシュにはなりますね。

それと、これは全く個人的なことですが、ついに還暦を迎えました。体は以前からあちこちガタが来ていましたが、還暦を迎えると、気分のせいなのか、一層ガタを感じてしまいます。そのころから、目のかすみもひどくなったので、眼科に行ったのですが、加齢により硝子体(目の中にあるゼリー状の物質)がしぼんで網膜から少し剥がれているため、飛蚊症症状が出るでしょうが、加齢によるものなのでたいしたことはない、とのことでした。今でもまだ少しかすみますが、多少慣れてきています。また、老眼も進んで、近くを見るのが一苦労です。そこで最近、近々の眼鏡を購入しました。遠近両用はちょっとずつ増えて5つくらい持っていますが、それも初期のと今のでは度数が違うので、初期のはあまり役立ちません。

くだらない私の話はどうでもいいのですが、2024年が皆さんにとって素晴らしい年になりますよう祈念して今年のご挨拶にしたいと思います。いいお正月をお迎えください。

2023年12月10日 (日)

大谷選手 ドジャーズに決まった

皆さん、こんにちは。この数日、季節外れの陽気で心ウキウキの私です。なんせ、寒さが苦手なもので・・・。昼は窓を開けても問題な~し。暖房ももちろん不要、車に乗ると冷房が必要なほど。とはいえ、今は12月なんですよね。あまりの異常気象だと、気候変動に対する心配が出てきてしまいます。しかしこれも、そこまで続かないようで、北から上空-6℃の寒気がくると雪の心配も出てくるので、日替わりで気温は変わるようです。あまりに気温の上下変動が多くなると、体調を崩しやすくなりますし、しもやけもできやすくなります。忘年会なども始まっているようですので、睡眠不足、二日酔いなどにはご配慮ください。

今朝、大リーグの大谷翔平選手のFAでの移籍先がついに発表されました。大本命のドジャーズでした。ここは、野茂英雄さんが最初に所属し、当時「nomomania」という言葉も生み出しています。武器であるフォークボールで、有名なスラッガー達をバッタバッタと三振に切って取っていた姿が印象的でした。また彼は大リーグで2度のノーヒットノーランを達成した偉大な投手です。その他ダルビッシュ投手、そして忘れてはいけないのが我らの男気、黒田博樹さんも所属していたチームで、日本人にはとてもなじみがありますね。ロスに本拠地があるので、今と住環境、生活環境が変わらないのは楽ですね。そして気になる年俸は、なんと10年7億ドル。1000億円を超えるなんて、もうよく分かりません。年収100億円ですよね。彼は豪遊するわけでも、買い物するわけでも、美食をするわけでもないので、こんなにはいらないし、金額そのものに興味はないでしょうが、ある意味で客観的に自分の価値を知るのには金額しかないので、それについてはこの大リーグ史上最高額には満足されていることでしょう。1年あたりの契約金としてみると、プロスポーツ最高額は、サッカーのメッシ選手の4年5億5500万ユーロ(約860億円)とのことですが、合計金額では史上最高額となっています。しかも、年俸の大半を10年契約後に支払ってもらう契約のようです。すると、ドジャースは毎年の支払いが少なくてすみ、経営が楽になるし、全選手の年俸支払い総額がある一定基準を超えると贅沢税を払わないといけない仕組みのある大リーグで、それを回避できるのが大きいみたいです。これも大谷選手側からの提案とは、球団思いの発想、まだ29歳のこの青年、どんな偉大な人物なのでしょう。後はケガをしないように、そして肘をしっかり治して、来年以降になるであろう二刀流での大活躍をみたいです。

2023年11月17日 (金)

「やか」に生きる

皆さん、こんにちは。ずっと昼間が暖かく、最近までクリニックでは朝夕は暖房、昼は冷房を入れていましたが、遂に本格的な寒さがやってくるようです。明日は県北では雪が降るとのこと。今週の日曜日も結構寒く、「ひふの日」のイベントとして、駅北の広島TV本社での市民公開講座に手伝いに行きましたが、自転車での移動はちょっと寒くて辛かったですね。その後、いったん温かくなった感じもありましたが、もうそろそろ暖かさから離れないといけないようです。寒さが苦手な私としてはとても寂しいです。

広島のプロスポーツはとても元気です。野球は終わってしまい、サッカーもあと数試合を残すのみですがサンフレはここ4試合は2勝2分けとまずまず、3位の浦和とは勝ち点2差ですので、逆転3位もワンチャンスありそうです。ただ、そのためには残り全勝が必須ですので、頑張ってほしいです。なんと言っても3位になるとACLの予選には参加できます。

バレーボールもJTサンダーズはサントリーに1回敗れたものの、その後は6連勝と波に乗っています。バスケットのドラゴンフライズも10月29日に勝ってから、11月も5連勝でこれまた6連勝と波に乗っています。現在西地区で5位ですが、まだまだ上昇できます。頑張れ!

先日、妻と芸人のことで話をしていたら、売れない芸人で独身だけど、食事もちゃんと作って、部屋も綺麗にしている人のことが話題に出ました。名前はよく知りません。ただそれを聞いていて、きちんと生きるのが大切だと今更ながら思うようになりました。私は短気なところがあるので「穏やか」でありたいと思っていて、年齢とともに頭の固さも気になるようになったため「しなやか」でもありたいと思っています。そんなことを二人で話していると、「○○やか」という言葉は、いい意味の言葉しかないのでは、と言うことになりました。そして考えてみると、確かにそう思えてきました。「健やか」「艶やか」「軽やか」「まろやか」「晴れやか」「爽やか」「たおやか」「和やか」「伸びやか」などポジティブワードのオンパレードです。それらを踏まえて、「○○やか」いいな~と思うようになりました。もしかしたら、すでに誰かが言っているものかもしれないけど、今回は自分で見つけたということで、「『やか』に生きる」、お勧めしたいと思います。

2023年11月 8日 (水)

阪神日本一、おめでとう!

皆さん、こんにちは。今日も暑かったですね。朝、ちょっと銀行に用事があり、自転車で移動しましたが、半袖でも大丈夫でした。ただ、風は少し冷たく、木陰はひんやりしました。日中はそうでも朝晩は急激に寒くなってきました。本当に体調管理が大変な時期になっています。この時期に夏日の所もあり、一体どうなっているの、という感じですが、今週末から本格的に寒くなるようですので、備えていきたいと思います。例年11月下旬にはスタッドレスタイヤに変更している私ですが、さすがに今年は今すぐ変えようとは思いません。もうちょっと寒くなって考えようかと思っているところです。

日本シリーズ終わりました。阪神とオリックスの関西対決でしたが、本当に面白いシリーズでした。どの試合も接戦で、お互いの良さが出た方が勝つという感じでした。いずれも投手陣は充実しており、打撃陣も強力です。1,2番は足が速く、ファールで粘れるし簡単にアウトになりません。こういう試合はホームランが勝敗を分けると思っていましたが、案の定そうでした。特に最終戦は、宮城投手のインコースのチェンジアップ、ほとんどボールと言ってもいいほどの低めのいいところに投じた球を、ノイジー選手がレフトスタンドに3ランホームランかっ飛ばし、これで阪神が勝つと思いました。その後追加点が入ったので、イケイケで決まってしまいました。岡田監督の采配、人の操縦術、相手チームの分析力いずれもお見事でした。

その他の試合も見応えがありました。オリックスの山本投手、初戦では痛打され負け投手になったものの、さすが3年連続4冠は伊達ではありませんでした。6試合目の先発では、ヒットを打たれるもここぞと言うときにはギアを上げて点を取られませんでした。ストレーも最後まで球速が衰えず、完投しました。これが日本での最後の登板になりそうで、来季は大リーグでプレーとなるのでしょう。まだ若いので、向こうでも活躍してほしいと思います。

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最近、本屋でかわいい本を見つけました。立ち読みをすこしして、内容が面白そうだったので買ってみましたが、ファンタジー(一部ちょっと怖いかも)系の読み物でした。トラブルを抱えている主人公たちが噂を聞きつけて京都の細い路地にあるクリニックに相談に行くと、そこで「ネコ」を処方されます。その猫たちと生活していくうちに、トラブルから解放されたり、人生がいい方向に回っていくという物です。5章あり、それぞれ読みきりですが、読み進めていくと少しずつクリニックの事がわかっていくというものです。これ以上はネタバレになるといけませんので話しませんが、ハートフルな話で、私は結構好みでした。お好きな方はどうぞ。

Img_6981最近のうちのネコです。へそ天で寝ています。ちょっと(だいぶ?)おデブです。

2023年10月30日 (月)

下瀬美術館

皆さん、こんにちは。今日も暖かかったですね。10月も終わろうかというのに、22度とポカポカと言うか、ジャケットを着ていると日なたでは暑いくらいでした。移動の時にはクーラーがいるほどで、ほんとに冬が来るのかな、と心配になるほどです。今年の冬は暖冬になりそうとの意見もあります。一方、カメムシが多いと雪が多いという言い伝えがありますが、この秋はカメムシが多く見られましたので、どちらの予想が正しいのか、みてみたいと思います。

今日は久しぶりに遠出をしました。と言っても大竹市の下瀬美術館ですが。暖かく、青空の下のドライブは楽しく、廿日市から大竹まで高速を使うと広島市内から、あっという間の40分足らずで大竹のゆめタウンまで来ました。ゆめタウンの南側にあることは調べ済みだったのですが、2号線には誘導看板などもありません。ゆめタウンの東側から入ろうと近くまで行くと、関係車両のみの入り口しかありませんでした。しかたなく、西側に回って進みました。途中、子ども用の大きな遊具のある公園や、野球場、テニスコートの中を縫って走るので、この道でいいんかいな、と思いつつ走ると、下瀬美術館への導入路が見えてきました。ようやく到着です。この美術館、今年の3月1日にオープンしましたが、単なる美術館ではありません。4ヘクタールを超える広い土地で美術館にビラ、レストランの3つで展開される複合施設です。美術館も白を基調としてきれいで、広々としており、水に浮かぶ小さい箱の中の展示物をみて歩くという、何というかドッキングした宇宙船の中を移動していく感じの部屋の造りで、それはそれで新鮮でした。今は、四谷シモンと金子國義 ―あどけない誘惑 展をしています。ちょっとエロティックなところと、ちょっと斬新なところがみられる興味深い展示でした。その他、ピカソやピサロ、ユトリロ、ガレなども見ることがで来ます。また、無料で絵画などの説明も聞くことができるサービスもあるので、とても親切でいいなと思いました。普通の美術館では、解説を聞くためには、機会を有料で借りる必要があるのですが、自分のスマホに説明が流れてくるので、それを聞きながら歩くことで、絵画、陶芸などの理解も一層深まると思います。まだ完全にはできあがっていないようですので、来春くらいにでもお出かけされるといいのではないかなと思いました。

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カープではドラフトの話題がありました。1位として青山学院大学の常広投手を新井監督が抽選の末すごいパワーで引き当てました。元西武の監督の工藤公康さんも、常広は1番いいのではと言っていたので、良い選手が入ってくれそうです。また、2位以下も実力のある選手を取ることがで来たようですので、今回はいいドラフトだったかなと思います。島で、名前から縁がある、と言っていたのに笑ってしまいました。また、抽選で交渉権を獲得したときの監督のガッツポーズや、ドラフト後すぐに青学に向かったその迅速な行動力は常広選手にも響いたのではないかなと思います。地元が大分のようですが、地元の先輩に、カープの将来のエースと言っても過言ではない、森下投手がいるようです。色々教えてあげて、1年目から常広投手が活躍できれば、カープの優勝の確率も高まっていくのではないか、とわくわくしています。


一方サンフレはリーグも最終盤にさしかかりました。今回は2020年から勝ちなしのFC東京とアウェーでの戦いでした。選手たちは苦手意識は無いと言っていましたが、無意識の中に苦手との思いが忍び込んでいることもあり、うまくいかなかったときなどに、その意識がふと頭を持ち上げてきます。とにかく勝ってその呪縛から逃れるのが大切だと思っていました。そして迎えた試合でしたが、2-1での勝利、見事でした。いずれも流れの中からの得点で、かっこいい得点シーンでした。1点目は今年移籍してきた加藤選手が、中野選手からのふわりとしたパスを、2人のDFに囲まれながら、右足でチョンと受け、反転してあっという間にDFを置き去りにして、そのままシュートを決めました。このトラップからの反転シュートまでの一連の動きはかっこよすぎでした。その後、オウンゴールで1点差に詰め寄られましたが、それ以外はキーパーの大迫選手がスーパーセーブを連発しゴールを死守しました。2点目は、ケガから復帰し、調子を上げてきた玉田選手が、中央のドウグラス選手にパス、そのパスをすぐもらい、いわゆるワンツーで相手DFを抜いて、そのまま右隅にシュート。これまた素晴らしいシュートでした。これでなんと4位に浮上しました。玉田選手が負傷している間、全然勝てなかったけど、帰ってきてから勝ちまくっています。8/13~10/28まではなんと6勝1敗2分けと勝ち点20と荒稼ぎです。玉田選手まだ若いですが、本当に欠かせない選手になっています。優勝、準優勝には届かないけど、まだ3位の浦和とは勝ち点3ですので、他力本願ですがまだ3位は狙えます。3位になるとACL(アジアチャンピオンリーグ)出場権が手に入るし、Jリーグからの賞金6000万に、DAZNから3.5億円が入るとのこと。残すは北海道、ガンバ大阪、福岡と下位との3試合です。1試合負けるだけで6位まで落ちる可能性もありますので、是非頑張って全勝で走り抜けて行ってほしいと思います。