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2022年9月4日

2022年9月 4日 (日)

今日は機嫌がいい

皆さん、こんにちは。台風が近づいてきています。いったん西に向かっていた台風11号ですが、沖縄のあたりで急に向きを変え北上中です。6日頃には広島に最接近するようです。一応本土から少し離れた日本海側を通るようで、直撃は免れそうですが、台風によって風、また前線が刺激され大雨が降る可能性もありますので、注意して生活をしていきましょう。

先週前半のカープは、阪神に3連敗でがっかりしていましたが、週末のDeNA戦では、大瀬良、遠藤、そして今日の玉村と3投手が久しぶりの勝利をもぎ取りました。しかもいずれも継投とはいえ完封勝利です。同一カード3試合連続無失点での勝利なんて、41年ぶりのようです。エースである大瀬良投手もふがいない投球が続いていて、2軍での調整を余儀なくされました。しかし、2軍での登板なくぶっつけ本番で臨んだ金曜日の試合できちんと結果を出すとはさすがです。また昨日の遠藤投手も危なげない投球で7回無失点、そして今日の玉村も最速で140km台のストレートであってもDeNA打線を押え込めていました。皆さんあっぱれでした。また、中継ぎ陣、抑えの栗林投手もお疲れ様でした。今日3位の阪神は負けてしまいましたので、カープとはたった2ゲーム差です。先週前半の阪神戦、打てなかったり、先制し、逆転したりしても追いつかれ、結局1点差で2回負けていましたので、そのうち1つでも勝てていれば同率になっていたと思うとほんと残念ですが、過去を振り返ってもしょうがないので、残り試合全勝するつもりで頑張ってほしいです。阪神をかわせば3位になり、クライマックスシリーズに出られます。2位はDeNAでしょうから、クライマックスシリーズでDeNAを倒すことなら出来そうです。問題は優勝しているであろうヤクルトですが、短期決戦では何が起こるかわかりません。負け越しで3位になって、最終的にヤクルトを倒してセリーグ代表というのも変ですが、まあカープが勝てば何でもいいです(都合がいいファンです。カープが首位だった場合は、クライマックスなんていらん、と言っているのにね)。

また、サンフレも強いです。J1で5連勝、8月はすべての試合で勝ち、Jリーグ杯をいれると7連勝と乗りに乗っていて、なんと今はJ1首位です。ただ、サンフレより消化試合数が少ないチームがあるので、暫定ですが。それでも、メリハリのきいた攻守の切り替えで効率よく得点を重ねています。リーグ前半の点が取れなかったチームは何だったのか、と思うほどです。

昨日の試合もしびれました。連勝中の好調清水との戦いでしたが、ボールを支配されるは、攻め込まれるはで、守備一辺倒な感じでした。それでも決定的なピンチをGK大迫選手のスーパープレー、守備の選手の献身的なプレーで耐え忍びました。そしてドラマは後半に待っていました。後半20分、相手のパス一発で、抜け出されそうになったところを塩谷選手がファール覚悟で止めたところ、なんと一発レッドカードで退場となり、1人少ない10人で戦わなくてならなくなりました。しかし、運動量は落ちず、相手の攻撃を耐えに耐えていた後半38分、柏選手からの技ありのパスを受けた、後半30分から出場していた川村選手がワンバウンドした球をノートラップでゴール右隅にシュート!!1点をもぎ取りました。さらに、後半の延長5分、自陣からのスローインからパスをもらった川村選手は自陣から、相手ゴールまで60mの超ロングキックを決め2点目をゲット!!相手ゴールキーパーが前に出ていたとはいえ、自陣からのシュートはめったに見られるものではありません。記録に残るような素晴らしいシュートでした。

5年目23歳の川村選手は広島生まれで原SCからサンフレッチェ広島Jrユース、次いでサンフレッチェ広島ユース、そしてサンフレッチェ広島に入った、生粋のサンフレの選手です。出場機会を求めて愛媛FCに3回も出されましたが、そこで実力をつけて戻ってきました。なかなか先発出場は勝ち取れていませんが、7月以降少しずつ出場機会が増え、8月6日の鹿島戦では7分間の出場でしたが、1ゴールを決めています。そして昨日2本のシュートで2点、広島を首位に押し上げた素晴らしいプレーをしました。他チームとの兼ね合いもあり、首位とはいえ優勝に近いとはいえませんが、チャンスはあると思います。頑張れサンフレッチェ!!