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2019年7月30日

2019年7月30日 (火)

カープどしたん

皆さん、こんにちは。7月は予約制の変更に向けて大忙しだったため、「ひとりごと」の更新が遅れてしまいました。その間に梅雨が明けてしまい、超暑い夏がやってきました。といっても、まだ広島は35度とかにはなっておらず、過去の夏に比べても、あせもの患者さんも多くはなく、今のところ「普通の夏」という感じでしょうか。その中で私は風邪をひいてしまいました。普段は真夏には風邪はひかないと思うのですが、今年は珍しく妻が咳き込んでしまい、夜遅くまで起きて、いろいろしていたら、結局寝不足となり、風邪がうつってしまいました。2時以降の睡眠が3日続くと風邪をひくという、自分なりのポイントがあるのですが、それを破ってしまったのでした。風邪をひくという条件がわかっていて、それを守らないのですからしょうがないですね。しかも、今年の風邪は結構咳が残るみたいで、3週間くらいたつのに、妻も私もコンコンと咳き込んでいます。早く治したいと思っています。皆さんも健康管理には気を付けてください。

そうこうしている間に、カープが大変なことになっています。前回のブログが7月2日でしたが、その時には、6月28日にDeNAに負けて以来1引き分けを挟んで、DeNAと0勝2敗1分け、ヤクルトと地元ズースタで3連敗、甲子園で阪神と3連敗、名古屋ドームで中日に3連敗と、11連敗で、あっという間に5位になっていました。

しかし、オールスターが良かったのでしょう。4日試合があいた7月15日から少しずつ変化が。DeNAとの3連戦は最初を取り、よっしゃと思ったのもつかの間、あと2つを落とし1勝2敗と負け越しで、ダメだ、と思っていました。なんせそのあとは首位ぶっちぎりの巨人との3連戦で、先発は菅野投手でしたから・・・。案の定、カープは打てず0点で、4回までに大瀬良投手が5点を取られ、0-5でしたので、今日も負けと思っていたら、4回に誠也のタイムリー、5回に西川選手のタイムリー、6回に安部選手のホームラン、7回に菊池涼選手のタイムリーと1点差まで追い上げてきました。8回に坂本選手に一発を打たれ、息の根を止められた~~と意気消沈していたところ、8回に松山選手のタイムリー、さらに、會澤選手の逆転2ランで、7-6で逆転勝ち!!鳥肌ものでした。そしてそこからは奇跡の連勝街道が始まりました。次の巨人戦も0-2からバティの2打席連続2ランで、4点を取り、4-2で勝利。21日もは初回の西川選手のホームラン、3回に追いつかれるも、以後は息詰まる接戦で、延長10回に誠也がサヨナラヒット。これで巨人を3たてです。それでもまだ10ゲーム近く離れていたような記憶があります。

その後中日とは、1-5で負けていた8回にゲッツー崩れて1点返し、9回には菊池涼選手とバティの2ランで一気に3点を取り、延長へ。そして最後は、その前のノーアウト満塁のチャンスで三振をしてチャンスをつぶしてしまっていた安部選手がサヨナラホームランで勝ち~~。これまた鳥肌ものの勝利でした。24日はジョンソン投手がなんと1安打完封で2-0で勝利、25日もノムスケが、ちょっと点は取られたものの、打線が12安打11点と効率よく先制、中押し、ダメ押しととり、快勝!!これで6連勝。

次いで最下位のヤクルトとの3連戦でしたが、26日は小園選手デイでしたね。2回に楽天から下水流選手とトレードで来た三好選手が2号ソロ、3回にはルーキー小園選手の3ラン。これはライトスタンドによく飛びました。途中3点返されたものの。8回に、2012年誠也と同じ年、ドラフト1位で入団した高橋大選手のタイムリー、そして西川選手のタイムリーと2点を取り、9回には誠也のタイムリー、絶不調だった野間選手のホームラン、小園選手のタイムリーで一挙4点。この試合、小園選手は4安打4打点の大大活躍でした。3月まで高校生だったとは考えられません。ショートを守っていますが、オールスター前にはよくエラーをして、ダメだこりゃ、と思ってみていました。しかし、その後、何かをつかんだのでしょう。思い切り振り、一生懸命走る、野球を本当に楽しんでやっている、その姿がファンを明るくしてくれます。ほんと、この子は持っています。3連覇を支えた田中選手とポジションがかぶるショートで入ってきて、当分は2軍よね、と思っていたら、田中選手が打率2割にも届かないまさかの絶不調。だからチャンスが回ってきたのですが、それをちゃんと手に入れるのですから、すごい強運もありますね。27日は3-2としびれる試合をものにし、28日は九里投手が初回に1点を失うも、2回に押し出しで1点、3回にはワイルドピッチ、會澤選手のタイムリー2ベース、そして小園選手の2ランで一気に4点をゲット。その後6回に1点、7回には會澤選手のタイムリー、西川選手の走者一掃ツーベースで一挙4点で試合を決めました。

攻撃陣のことばかり述べていますが、実はリリーフ陣がすごいことになっています。2年目の遠藤投手が18試合に登板し、防御率1.75と抜群の安定感を見せています。外連味のないストレートが低めにビシビシ決まり、3連続三振などもやっています。見ていて気持ちい~。また、楽天から福井投手とのトレードでやってきた菊池保投手も大活躍。昨年3試合しか出ていなかった投手ですが、今年はすでに33試合も投げています。ベテランらしく大崩れしない安定感のある投球が持ち味です。本当によく投げてくれています。そして、昨年から調子が悪く今年は2軍スタートであった今村投手が7月3日に1軍に戻ってきてくれました。7月だけで10試合の登板で、なんど防御率0.00.すなわち一点も取られていないということです。また、まだ28歳ですが400試合登板、球団最多111ホールドを達成と、まだまだ記録は更新しそうです。

3月の連続負け越しからスタートし、4月には8連勝、5月に11連勝、と借金を返済するどころか、2ケタの貯金をしました。しかし6月下旬から11連敗、7月には9連勝と貯金もできました。このように今年のカープは強いのか弱いのかさっぱりわかりません。ただ、今は投打がばっちりかみ合っています。このまま明日からの巨人戦も3たてし、ゲーム差を5から一気に2として、巨人をあわてさせたいものです。今は選手が自信を持ってプレーしているように見えます。その要因の一つには、上で述べたような、三好選手、小園選手の活躍、明るい笑顔があるのではと思っています。

これからもっともっと面白いペナントレースになるよう、頑張ってほしいと思っています、4連覇はもちろん狙ってほしいですが、ここまで復活したのも奇跡的ですし、後は楽しんで明るくやってほしいと思います。