« 2025年4月 | メイン | 2025年7月 »

2025年6月

2025年6月29日 (日)

カープ、サンフレ2-1だったけど・・・

皆さん、こんにちは。6月というのにもう梅雨が明けてしまいました。結局梅雨の期間は2週間ちょっとくらいしかなかったと言うことになります。これで夏の水不足は大丈夫なのでしょうか。いずれ土砂降りが降ると仮定したら、今乾いていたら、土壌の水分の吸収できる量には余裕があることになるので、土砂災害などは少しは少なくなるかもしれません。しかし、雨が降らなかったら、それこそ大変なことになりそうです。飲み水は何とか買えるにしても、日常の水分が足りなくなると、生活が困ります。丁度いい感じの気候ってならないんですかね。最近は極端すぎます。 とりあえず、水分を確保しておきたいものです。ちなみに私は、20L以上の水と、20Lくらいのお茶は確保しています。

交流戦が終わり、普通のリーグ戦が始まりました。カープは中日と3連戦でしたガ、1回目は12安打を打ちながら2点と、森下投手を援護できませんでした。ただ、森下投手も4四球と精彩を欠いていましたね。最近勝てない試合が続いています。腐らないで頑張ってほしいです。その点では大瀬良投手がいつもそんなでしたので、彼にメンタルの持って行き方とか聞いてもいいかもしれません。

2回戦、3回戦ともヒヤヒヤしましたが、いずれも2-1で辛勝でした。しかし、相手も涌井、松葉投手(7勝し、防御率1点台です!)といいピッチャーですので、ロースコアは覚悟の上でした。2回戦は玉村投手がいいピッチングでした(ただ、犠牲バントを2度も失敗はプロとしてはどうなのか。ランナーを進めたら、点が入るチャンスを広げます。点が入れば自分も楽になりますので、打てないまでも送りバントの練習はしっかりしてほしいものです)。しかし圧巻は中崎投手でした、6回表にカープが小園選手の3ベースで2点を取って逆転したその裏でした。ここで相手に点が入ると、流れがまた変わります。それなのに残念な玉村投手、四球、ポテンヒットで、ノーアウト1塁2塁で降板、その後をリリーフしたのがベテラン中崎投手でした。送りバントを決められ、1アウト2,3塁の大ピンチを、宇佐美選手、代打の大島選手を連続三振と最高の終わり方で締めました。いやー、しびれました。ついで、7回は森浦投手が、8回は栗林投手がさっさと終わらせました。栗林投手はなんと3連続三振と圧巻でした。そして最終回は、ハーン投手が2安打を打たれるも、最後はホームスチールをタッチアウトとあっけなく終わりました。それでも勝ちは勝ちです。

3回戦は、なんと、今年のドラフト2位の佐藤柳之介投手が今シーズン初登板でした。勢いのあるフォームから6回を2安打、2四球、自責点0で投げきりました。打っては、4回にファビアン選手が真ん中のカットボールを見事にレフトにホームラン。防御率1点台の松葉投手から打つとはすごいです。その後、末包選手がセンターへの3塁打をうち、次いでモンテロ選手がライトに結構深いフライを打ったのですが、タッチアップした末包選手、ライトの上林選手がレーザービームの返球を行い、本塁タッチアウトになってしまいました、残念!!しかし、迎えた6回、中村奨成選手がファールで粘った7球目をレフト線に2ベースヒット、ついで上本選手が送りバントで、1アウト3塁のチャンスを迎えました。そして、得点圏打率リーグトップの小園選手でしたが、外角の上下のきわどいところにコントロールされたボールで追い込まれ、最後は飛距離の足らないレフトフライで、2アウトとなりました。そこで、我らがファビアン選手が登場し、再びやってくれました。外角一杯にコントロールされたチェンジアップ、スプリット、見せ球のインコースのストレートをファールで粘った6球目の外角低め一杯のチェンジアップを長い腕でレフト前に技ありの一打で、2点目を追加です。彼はすごく勉強熱心なようで、読みもすごいみたいです。まだ27歳、性格も真面目ですし、このままいくとすごいバッターになりそうな予感もします(が、よくなりすぎると大リーグに行ってしまうかも)。そして7回は島内投手でしたが剛球とチェンジアップでさっさと終わらせました。次いで8回の栗林投手、今日は調子が悪くヒット、四球、送りバントで1アウト2,3塁のピンチを迎えました。そこで森浦投手に交代となりました。相手は勝負強い1番バッター岡林選手でしたが、センター左にフラっと打球が飛び、2点タイムリーヒットだ、やばい、と思った瞬間、この回からセンターを守っていた大盛選手がダイビングキャッチと大々ファインプレーでした。3塁ランナーはタッチアップで帰り、1点取られましたが、2塁ランナーはもちろん帰れず。森浦投手は2番の代打ブライト選手を真ん中低め一杯のカーブで見逃し三振と、ピンチを脱出しました。9回はハーン投手が楽々2アウトを取ったのですが、ヒットを打たれ、盗塁され、2アウト2塁、これまたピンチでした。しかし最後は佐藤選手を1塁のファールフライに切って取り、カープは2-1で勝利しました。中日は5位ですが、いい投手を持っており、なかなか打てません。ロースコアでよく勝ち越したなと思いました。これも全員野球で勝ち取ったものだと思います。しかし、この2日は、阪神巨人カープと上位チームがいずれも勝ったので、ゲーム差が縮められず、残念でした。

一方サンフレは正直カスでした。先制のチャンスを逃したのは相手キーパーのファインプレーもあり、しょうがないと思いますが、前半20分そのキーパーからのボールを1回つながれた後の処理がもたついて、たった一人前線にいたマテウス選手に中央をドリブル突破され、あっという間に失点。その後40分もキーパーからつなごうとしても相手がおらず、いったんキーパーに戻して大迫選手が蹴ったボールがペナルティエリアちょっと外の相手に渡り、右にパス、そこにいたマテウス選手にまたゴールを決められてしまいました。前回の対戦の時もマテウス選手に決められ、同じ選手に点を入れられ続けるのはどうなのか、といらだちが隠せません。最後は89分新井選手が、ペナルティエリア外から左足で見事なミドルシュートを決め、一矢を報いました。とはいえこの試合は、勝たなければいけなかった相手に、しかも同じ選手に複数点を取られるという、上位チームとは思えない戦いぶりでした。点は1-2でしたが、相手には何度もチャンスがあり、もっと点差が付いていてもおかしくないような、サンフレ側からしたら、見所の少ない試合でした。1位の鹿島が3試合連続勝てず、もたもたしているのに、サンフレもお付き合いとは、情けないです。こんなんでは、優勝は出来そうもないです。基礎からやり直しだっ。

2025年6月 8日 (日)

カープ3連勝!

皆さん、こんにちは。最近は曇りの日も多くなってきました。今日もとうかさんでしたが、ぱらぱら雨がちょっと降りましたね。九州四国は梅雨に入ったようですし、中国地方もまもなく梅雨入りでしょう。ただ、この数週間は比較的いい感じの気温で、暑くも寒くもない日が多かった気もします。よかったなぁ。梅雨明けには猛暑?あるいは酷暑が待っているかと思うとうんざりですが、自然には勝てないので、おのおのが熱中症などにならないよう、注意していくしかないですね。電気代は高いけど、命には代えられないので、冷房を付けるとか、(あまり大きな声では言えませんが)暑い間には大きなスーパーなどに行って、迷惑をかけないように過ごすとか、色んな工夫をしましょう。

さて、我らのカープですが、現在交流戦のまっただ中。前節は西川、九里選手のいるオリックスとでしたが、チャンスは作るものの得点できず、1勝2敗でした。九里投手はいいピッチングをしたと思いますが、当たり損ねがすべて内野安打やボテボテのヒットとなるなどの不運もあり、カープが勝ちました。ただ、後の2試合は勝てたと思うので、ストレスが残りました。

そして、ズースタに帰って西武との3連戦、初戦は森下投手が粘りの投球で8回まで125球投げ、2失点でしのぎました。最近はいい投球をしても勝ちに結びつかず、相当ストレスがたまっていたと思います。それが8回裏、坂倉選手が四球で出塁したところで、なんと羽月選手が代走にでました。普通キャッチャーには代走は出さないようですが、ここが勝負と新井監督の勘ピューターが働いたのでしょう。その羽月選手が見事な盗塁を決めました。その後、キャッチャーも投げられない完璧なスタートで三盗も成功させました。アウトになったら一発でチャンスを潰す形になるので、走る方も緊張感一杯だと思いますが、その中で決めるのは、スペシャリストの面目躍如でしょう。そして、バッターにはドラ1の佐々木選手。彼は持っているのかよくチャンスに打席が回ってきます。今まで少しはヒットを打っていますが、私の中では今の所、勝負弱さばかりが目立っていて、チャンスでは犠打も打てておらず、ため息をつくことが多かったです。それで、今回はと思っていると、外のスライダーを空振りしてしまいました。しかしそのためもあってか、キャッチャーがボールを逸らしてしまい、羽月選手が悠々とホームイン。結局坂倉選手の四球で、後はノーヒットで決勝点と、笑いが出る展開でした。西武からしたら、もうやっとれん、という感じだったと思います。そして9回はハーン投手と石原捕手のコンビで、なんと西武の代打2人と好調の西川選手を3連続三振で切って取りました。スカッとしましたね~。ただ心配は佐々木選手が右第一肋骨の疲労骨折になった事です。春も故障をしていたし、また故障です。才能に恵まれていても故障が続くと、選手としてやっていけません。無事これ名馬なり、と言う格言もあります。大学では鳴らしていたとしても、プロの方が圧倒的にレベルが高いので、まだそれに対応できるだけのプロの体になっていないのかもしれません。しっかり基礎体力を付けてまた上がってきて欲しいです。

昨日は、現在パリーグで防御率トップ0,83の今井投手が先発。カープは床田投手で、完璧に投手戦が予想されました。しかしカープはその予想を見事に裏切ってくれました。毎日スタメンが変わるカープですが、この日は3番ファビアン選手、4番モンテロ選手、5番坂倉選手のクリーンナップでのぞみましたが、これが大当たり。勘ピューター(?)すごいですね。今日25歳の誕生日の小園選手がヒットを打ち、盗塁失敗で2アウトとなって、ありゃ拙攻のパターンだと思っていたら、ファビアン選手がヒット、そしてモンテロ選手も右翼フェンス直撃の2塁打。初回の失点は今季初めての今井投手でした。3回には小園選手デッドボールで出塁し、ファビアン選手の2打席連続ヒットで1塁2塁のチャンス。そして3球目、モーションを完全に盗んで、見事に三盗を決め、モンテロ選手の犠牲フライで1点追加。往年のカープらしい足を使った嫌らしい攻撃です。小園選手は6回には西川選手の綺麗な流し打ちを見事に横っ飛びで取りました。床田投手もうれしかったことでしょう。さらに7回には矢野選手のヒット、床田投手三振の時にスタートを切っていた矢野選手が2塁に盗塁成功。今日1番の野間選手がセンターにタイムリースリーベース。そしてまたまたチャンスで小園選手に打順が回ってきました。今井投手がまだ続投中です。エースなので、7回4失点くらいでは変えません。その小園選手、なんとボテボテのキャッチャーゴロでしたが、ヒット野間選手の代走の大盛選手が激走し、うまくタッチをかいくぐって生還、今井選手今年初の5失点。この結果彼の防御率は一気に1.30まで低下したのでした。良くも攻略したり、我らのカープ。床田投手は、9回に2失点したものの、悠々完投で6勝目。そのうちなんと完投勝利が5つ目と2位の阪神村上、DeNAバウアー投手が2つなので、ぶっちぎりです。もし、15勝くらいしたら、沢村賞も夢ではないくらいのすごいピッチングです。

そして今日ですが、森投手が悠々とプロ初完封を成し遂げました。打線も、昨年の新人王の武内投手から初回にファビアン選手の軽ーく振ったと思ったのが、特大のホームラン、4回には菊池選手の四球からの盗塁、さらに矢野選手の今季1号ホームランで、3点目。4回は西武の攻撃では、レフトへの長打をファビアン選手がクッションボールをうまく処理し、矢野選手に中継、ホームでタッチアウトにする超ファインプレーで森投手を盛り立てた後でした。続く5回は7本のヒットを集めて、大量4点。武内投手を引きずり下ろしました。6回には坂倉選手の2点タイムリーヒット、8回には守備固めの人のイメージが強い大盛選手がなんとこれまた今季1号をレフトスタンドに放り込みました。9回は3塁に入った羽月選手が鋭いベース側の当たりを横っ飛びでとり、1塁にワンバウンドの素早い送球でアウトに、また、次の打者のセンターライナーも大盛選手が大ジャンプでキャッチと、彼らは守備でも活躍し、森投手に初完封をプレゼントしたのでした。森投手おめでとう。カープ、スカッとズースタ3連勝。うれしー。