日本歴史的勝利 Ⅱ
皆さん、こんにちは。ここ数日朝晩が急に寒くなり、まさに冬を感じるようになりました。土曜日の朝もクリニック近くでは車の温度計が2.5度の表示で本当に寒かったです。ちなみに、私はすでにスタッドレスタイヤに履き替えました。
さて、ワールドカップカタール大会で、初戦のドイツ戦で2-1での逆転勝利で浮かれていたら、2戦めのコスタリカにはまさかの0-1で敗北でした。特に後半相手のシュートはたったの1本、それで1点。日本はずっと押していたのに、バックパスばっかりで昔の弱かった日本そのままでした。まあ退屈な試合でした。
そしてその後にスペイン戦でしたので、もう9割だめだろうと思っていて、翌日の仕事のこともありますし、普通に寝ました。そして起きてみたら、なんと2-1でこれまた逆転勝ちで、2度目のジャイアントキリングを起こしました。2得点に関わる活躍をしたのは、途中出場の堂安選手と三笘選手でした。堂安選手はドイツ戦でも得点しており、三笘選手もドイツ戦でも、スペイン戦でもドリブルから攻撃の起点となりました。1点目は、前田選手が相手ゴールキーパーにプレッシャーをかけに猛チャージしたところで、相手のクリアが少し小さく、そこに伊東選手が突っ込んでボールを奪い取りました。その跳ねたボールをとったのが堂安選手で、中に小さく切り込んで、思い切りシュート。力の入ったボールは相手キーパーの手をはじいてゴール!!完璧なゴールを決めました。
そしてそれから数分後、右から堂安選手が持ち込んで、相手ディフェンスをかわして相手ディフェンスラインとキーパーのちょうど真ん中にゴロでセンターリングしました。誰も動けない中、前田選手と三笘選手が左サイドで追いかけ、ほぼゴールラインを超えているかという位置で三笘選手がセンターリング。それを田中碧選手が体で押し込みました。逆転の2点目です。最初見たら、どう見てもゴールラインを割っていましたので、あ~と思いましたが(といっても試合終了後のビデオで見たので、実際は間違いなく点は入っているのですが)、サッカーの場合はテニスとは違って、ボールの接地点がラインの枠を超えていないのがインではなく、真上から見てラインを超えていなければインということでした。そこでVAR(ヴィデオアシスタントレフリー)の登場です。ボールにもセンサーが、そして各ラインにもカメラが設置されており、ミリ単位で計測されています。以前なら完全にゴールラインを割ったと理解されているだろう状況でしたが、VARはきちんと結果を提示します。そして結局ゴールが認められました。その後はスペインの怒濤の攻撃をきちんと受け止め、2-1で逆転で逃げ切りました。日本の底力、鋼のメンタルを見せつけてくれました。2大会連続での決勝トーナメントは初のことですし、ワールドカップでスペインに勝ったのも初めてです。ドイツもスペインも元々日本を甘く見ていたとは思いますが、次回のクロアチア戦は、相手も日本を研究してきますから、そうそううまくはいかないかもしれません。ただ、若さがある日本ですので、後半相手が疲れてきたときにチャンスが生まれるとみています。
ベスト8になると、おそらくブラジルとの戦いになります。1-1や2-2でPKとかもありそうです。そうなったら、勝ち抜くこともあり得るかと思います。頑張れ!日本。