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2019年5月 4日 (土)

令和元年になりました

皆さん、こんにちは。5月1日に新しい元号に代わりました。当日はテレビで天皇のご退位、並びに皇太子殿下のご即位に伴う儀式(剣璽等承継の儀)を拝見しました。3種の神器を定型通りに配置され、皇太子殿下がお言葉を述べられました。平成天皇のお言葉と共通していたところも多数あったと思います。ただ、私は、天皇陛下が変わられたら、先代の天皇とは全く違う道を模索し、その方向で進まないといけないとは考えておらず、日本国の象徴として、国民に寄り添い、国民、そして国の平安を祈るというスタンスを継続されればいいのでは、と考えています。と一言で言っていますが、そのために必要な天皇陛下のエネルギーたるや私の想像をはるかに超えたものだと思っています。実際、歴代の天皇陛下は元旦に、四方拝という、その年の災いを祓い、豊作を祈願するといわれている祭事を行っておられます。その時の呪文は、要約すると「この世で起こるさまざまな困難は我が身を通してください,すべて自分の身が引き受けますから国民を守ってください」という意味だとのことで、自らを神々へ捧げることで、国家国民の安泰を祈っているということのようです。これを平安時代から何千年も行ってきておられるとのことですので、その歴史に驚くとともに、歴代の天皇陛下には本当に頭が下がります。

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それから4日が経ちましたが、皆さんは少しは新元号に慣れられたでしょうか。私は頭では分かっているのですが、まだ平成と言ってしまう時があります(私は昭和生まれで、医師になったのも昭和ですが、一番長く生きたのが平成ですし、大人としての活動は平成だけと言っても過言ではない状況ですので、やはり平成時代が一番記憶に残っているからだと思いますし、先日まで平成と言っていましたのでその脳への刷込みも当然深~く残っていると思います)。ただ、連休中なので、書類を書いたり見たりするわけではないので、実感がわかないというか・・・。連休が終わって、いろんな書類を記入するときに、間違えるか、ちゃんと書けるかでなじんでいるかどうかがわかるかなと思います。

先日、8連勝して借金を返したかと思ったカープですが、それからあれよあれよとヤクルト、阪神相手にジョンソン、九里、アドゥワ投手で3連敗、そして野村投手でも負けが止められず4連敗となり、このまままた沈没していくのか!と思っていたら、2日の阪神戦はエースの大瀬良投手が7回まで無失点の投球をし、8回から登板したフランスア投手がこれまた0点に抑えました。すると9回表には、野間選手の四球、菊池選手のいつもながら完璧な送りバントの後、最近絶好調のバティスタ選手の2ランホームランが飛び出しました。しかし2点では中崎投手には不安があるので、どうかと思っていたら、4番の誠也もヒット、牽制球の補給ミスで2塁に進んだ後、6番の曽根選手のライト前ヒットで1塁3塁の大チャ~ンス。そこでこれまた勝負強い會澤捕手のレフトへのタイムリーツーベースでこの回一挙4点と、昨年までのつながる野球を見せてくれました。9回は案の定、中崎投手が登場。2死から1安打は打たれましたが、あと一人を料理し、ついに連敗ストップです。

そこからズースタに戻って巨人との3連戦に突入したわけですが、昨日は床田投手がこれまた頑張ってくれていました。2回には勝負強い會澤捕手のタイムリーで先制すると、6回には菊池選手はセンター前ヒットを打ち、盗塁後の悪送球で一挙3塁まで進みました。そこで好調のバティスタ選手の犠牲フライで1点追加。さらには誠也の右中間へのホームランで、3-0となり床田投手の調子ならこのまま逃げ切りかと思っていたのですが、最近のカープは守備がザルでいけません。内野安打のランナーを置いた状況で、あの名手菊池選手の2塁へのトスが高くなり、2塁、そして1塁もセーフとなってしまいました。そのチャンスで代打阿部選手が、さすがのタイムリーで1点取られました。その後、坂本選手の3塁ゴロを安部選手がまさかのトンネル!!で1点返され、丸選手の犠牲フライであっという間に同点となってしまいました。その後以前は巨人にいた一岡投手が登板し、2者連続三振でとりあえず相手に行きかけていた流れを止めてくれました。一岡投手ありがとう。そして床田投手はかわいそうでした。8回はフランスア投手が満塁としながらもなんとか0点で抑えてくれ、やれやれと思っていたら、その裏、われらのカープがまたやってくれました。バティスタ選手がボテボテの内野安打で、出塁したら、曽根選手が代走に。誠也がライト前ヒットで1アウト1-3塁のチャンスとなりました。そこで西川選手がレフトに犠牲フライを打ったのですが、これが結構浅目のフライでした。しかし、広瀬コーチも曽根選手もタッチアップする気満々で、思い切って突っ込みました。するとレフトでフライを捕球した重信選手からの返球がホームから大きく逸れ、楽々セーフ。その後、安部選手が名誉挽回の2ランをライトスタンドにたたき込み結局6-3で勝ちました。やれやれ。すっきり勝てんです。

そして今日ですが、ジョンソン投手がヘロヘロながらも6回まで0点で抑えてくれました。一方カープは1回に菊池選手のショートゴロが坂本選手の悪送球を誘ったのはいいのですが、ファーストを走り抜けた菊池選手がファールゾーンに行かなかったため、インプレーとなりタッチされアウトになってしまいました。そしてそれを抗議した緒方監督がなんと退場処分となってしまいました。令和最初の退場監督という不名誉な称号ゲットです。その後は高さんが代理監督として頑張ってくれました。そんな嫌なムードも、次のバティスタ選手がライトスタンドにホームランを打って帳消しにしてくれました。本当にバティは当たっています。5月は打率がなんと.438で、ホームラン2本、毎試合の打点6、三振はまだ2つです。以後はチャンスがあるも点には結びつかず1-0のままジョンソン投手が降板した7回、昨日は頑張ってくれた一岡投手ですが、今日はノーアウトからビヤヌエバ、坂本選手に連打を浴び、丸選手にセンターオーバーの2点タイムリーを打たれて逆転されてしまいました。この時点でジョンソン投手の勝ちは消えてしまいました。残念!以後は岡本、ゲレーロ選手を何とか抑え、1-2のまま7回裏へ。そこで簡単に2アウトとなってしまいましたが、絶不調の田中選手がツーベースヒット、そして、代打會澤捕手が2日連続のタイムリーヒットで何とか同点へ。9回には巨人が守護神?中崎投手を打ち、2アウト1、2塁となりますが、5番の増田選手を何とか抑え、そのまま延長に突入となりました。10回表はレグナルト投手がランナーを出すものの何とか抑えてくれました。そして10回裏のカープの攻撃です。1番野間選手のライト前ヒット、2番菊池選手が、楽勝で送りバント。彼のバントのうまさは神業です。何度もチャレンジしてうまくバントができない選手も多数いる中で、いとも簡単にバントを決める菊池選手、ほんとにすごいです。そして、絶好調の3番バティ、次いで5月の打率は先ほどのバティを超える.533をほこり、現在首位打者の4番の誠也を迎えるわけですから、相手バッテリーは大変でしたでしょうね。最後はバティがレフトオーバーのタイムリーでカープのサヨナラ勝ちで3連勝となりました。明日も勝って、巨人をスイープし借金返済といきたいものです。

ちなみに明日は今シーズン初の投球となる中村祐太投手が先発のようです。一昨年は15試合に登板し、5勝4敗、防御率3.74とまずまずの成績でしたが、昨年は4~5月は3連勝と順調な滑り出しだったものの、最終的にはわずか9試合の登板で、3勝4敗、防御率6.04といまいちピリッとしませんでした。床田投手のように、若々しく強い球を投げて、よい試合を作ってほしいものです。がんばれ裕太!

一方のサンフレは、開幕から7戦無敗とのロケットスタートで首位を走っていましたが、ここ2試合は0-1で負けており、今回の横浜とは必勝の気持ちで臨んでいたと思います。前半相手ゴール前に怒涛の攻撃を仕掛けていたのにもかかわらず最終的なシュートの正確さに欠け、無得点でした。一方、相手には1つのスルーパスで得点されるなど、残念な前半でした。後半も相変わらずシュートは打つものの枠をとらえきれず、無得点が続きました。そして最後の最後に川辺選手のヘディングがゴールラインを割っていたにもかかわらず、ノーゴールとされるという不可解な判定がでて、結局今回も0-1で敗戦となりました。これには城福監督も怒り心頭で、JリーグにVAR(ビデオアシスタントレフリー)の導入を依頼したとのことです。VARでなくても、外国導入が進んでいるGLT((ゴールラインテクノロジー)の略。ゴールのみを判定するが、ボールがゴールラインを割ると瞬時に審判の腕時計に通知が入り、ゴールだったとわかるシステムのようです)を導入してもらいたいものです。個人的には、中央にネットのないコンタクトがある競技、たとえばサッカー、バスケ、ラグビー、ホッケーなどでは、相手を引っ張ったり、肘で突いたりという、多少の駆け引きがあるのもしょうがないので、VARとかで、がんじがらめにするのもどうかと思いますが、ゴールが入ったかどうかをあいまいな判定で左右されるのは面白くないです。勝った横浜のサポーターも心底喜んでいないと思います。