顔の汚れとクレンジングの仕方について
皆さん、こんにちは。10月になりましたが、まだ日中は30℃を超える日があり暑さを感じる一方、朝晩は20℃を切る日もふえてやっぱり秋になったなぁと思ったり、本当に季節替わりを実感しますね。
今回は顔の汚れについてお話ししたいと思います。汚れには大きく3つあります。
1)皮膚の脂、汗、皮膚の老廃物 などの普通に生活していると誰でも生じる汚れ
2)ほこり、雑菌 など皮膚表面についている汚れ
3)スキンケア製品が時間とともに上記1)や2)と混ざり、空気や紫外線によって酸化した汚れ
特に3)のうち、一般的なファンデーションなどは汗や水によって容易に崩れないように、ウォータープルーフ性を持っており、皮膚の脂などと比べても落としにくい汚れと言えます。ですから、ファンデーションは簡単に水だけでは落とすことができず、クレンジング料が必要なことがほとんどです。
クレンジング料には油性成分と水性成分が含まれており、剤型によってその配合割合が変わってきます。いずれにしても、油性成分があることで、その中にメイクが溶け出して皮膚から離れます。ですから、メイクを落とすためには、クレンジングの油性成分をしっかりなじませる必要があります。
クレンジングの使用方法
1)クレンジング料は手や顔をぬらさずに使用しましょう。ぬらすとその水分のせいで油性成分とメイクが混ざりにくくなってしまいます。
2)頬や額の広い部分は、手のひら全体でゆっくり円を描くようにメイクをなじませます。目の周囲や鼻の周りは、指の腹を使ってなじませるようにしましょう。強さは、顔の皮膚が激しく動かない程度が適切です。
3)クレンジング料とメイクがなじんでくると、①肌色になる、②滑りやすくなる(なじませる力が軽くなる)ので、それを目安にします。大体1分くらいでしょうか。
4)ぬるま湯で洗い流します。
次回はクレンジング料の種類と使い分けについてお話ししたいと思います。