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2022年6月12日

2022年6月12日 (日)

下肢に見られる接触皮膚炎の原因

皆さん、こんにちは。今日をもって野球の交流戦が終わりました。開始前には5割を目標にしていたカープですが、終わってみれば5勝13敗とぶっちぎりの最下位でした。6つあった貯金はあっという間に底をつき、借金2となってしまいました。幸い、セリーグの下位球団もあまり勝てませんでしたので、3位は維持していますが、どん底阪神が交流戦では6つの勝ち越しで、4位に急上昇。カープと2ゲーム差まで近づいてきています。大瀬良投手、西川選手は調子を崩して2軍に行っています。こんな状況でこれからどう戦っていくか、どう立て直していくのか、注目しています。

下肢に見られるかぶれの原因としては

・切削油

・硬貨、鍵

・冷却ゲル寝具

・消毒薬、外用薬、湿布薬

・脛あて(レガース)

・弾性ストッキング、靴下のゴム

・ソックタッチ

・靴の内側の接着剤

などが挙げられます。直接当たっているものはわかりやすいですが、硬貨や鍵というのはポケットに入れていた金属物質が、汗で溶け出してかぶれるという仕組みです。ですから太ももの前外側に赤みなどが見られます。それと薬によるかぶれ、これもとても大切です。下肢のにできた傷は治りにくいという特徴がありますが、その傷に消毒や塗り薬を毎日使用していて最初は問題なかったのに、そのうちかぶれるようになることがあります。私も医師のなりたての頃、下腿の傷にポピドンヨードで毎日消毒をしてもらっていて潰瘍がどんどんひどくなり、消毒をやめたらあっという間に治ってしまったという経験があります。また水虫薬でかぶれる人も2~3%くらいいる感じですので、足の指の間がかゆくて水虫薬を塗っていてどんどん赤くなったり、ガサガサしてきたら塗るのをすぐやめて皮膚科を受診してください。