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2024年3月20日 (水)

花粉症・感染症に注意!

皆さん、こんにちは。3月も中旬になりましたので、ある程度暖かい日もありますが、今日からまた寒くなって来ました。上空に-30度の寒気団が降りて来るみたいです。春分の日だというのにこの寒さ、ちょっと辛いですね。それに加え、最近は花粉の飛散量が多く、花粉症の私は、目の痒み、鼻水、咳が出ています。それぞれ点眼や内服でしのいでいますが、それなりに辛いものです。ご存じの方もおられると思いますが、花粉症には、

1)目(痒み、涙、充血)、

2)鼻(鼻水、くしゃみ、鼻づまり)、

だけではなく、

3)のど(咳、のどの痛み、喘息)、

4)皮膚(特に目の周り、額、頬、首、顎などの赤み、腫れ、痒み)、

の4つの症状があります。年によって、1)2)だけだったり、2)3)だったり、1~4)全部だったり、同じ人でも症状の出る場所が違うことがあります。当院は皮ふ科ですので、最近は目の周りの皮膚の痒みを訴える患者さんが多く来られます。2)3)は内服で対応ができますが、1)4)は局所薬(目薬や塗り薬)でないと効きませんので、症状に併せてお薬をもらってください。

花粉症の薬では1つ注意点があります。それは市販の点鼻薬です。市販薬には、1剤で複数の効果を求めるために、複数の有効成分を含んでいるものが多くあります。市販の点鼻薬には血管収縮剤の配合されているものが結構あります。これがあると、鼻の粘膜の腫れが速やかに取れるので、鼻が詰まるたびに使用される方が多いのですが、この血管収縮剤は連日使っていると、反応しなくなるばかりか、薬剤性の鼻炎を発症し、これに対しては「治療薬がない」、という状況に陥る可能性がかなりあります。一方、病院でもらう薬には、ステロイドとこの血管収縮剤は別々で処方されますので、鼻が詰まってどうしようもないときだけ、短期間血管収縮薬を使用し、鼻が通ったら、ステロイドの噴霧で対応することで、副作用を気にせず鼻炎をコントロールできます。また、ステロイドの噴霧にはコツがあります。一つは向きです。垂直に立てることが大切で、それに合わせて少し頭を前に倒すといいでしょう。また、2回噴霧するときは、右左右左と交互に2回使用するのがいいと言われています。薬によっては、使用前にしっかり振らないといけないものもありますので、その辺りのことは、薬剤師さんに聞いてみて下さい。2つめはタイミングです。鼻が詰まっているときに噴霧しても、詰まっている鼻の粘膜の出口にだけ薬が付いて、効果が出にくくなります。そこで私は入浴直後など、比較的鼻の通っている時間帯に噴霧することをお勧めしています。数日そのタイミングで使用されると、長時間鼻の腫れがとれて、鼻づまりが解消してきますので、そのシーズンは継続して噴霧されるといいと思います。どうしても苦手な人は、内服でもいいので、何にせよ治療は継続が大切です。

最近は、コロナは収束してきていますが、インフルがまだ猛威を振るっています。それもA型はほぼなくて、今はほぼB型インフルばかりです。安佐地区の感染症情報がありますので、下に添付しておきます。ご覧下さい。寒いと空気の乾燥によって粘膜も乾きやすくなり、ウイルスが付きやすくなります。マスクをしますと、ウイルスの吸入量が減りますし、鼻の粘膜を乾燥から守る事ができるので、是非実行していただきたいと思います。

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