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2019年1月

2019年1月27日 (日)

大坂選手 おめでとう

皆さん、こんにちは。土曜日はこの冬一番の大雪でした。朝から結構大きな雪が降ってきて、当院の駐車場が真っ白になっていた時間帯もありました。こんな時は外出時、転倒、スリップなどに特に気を付けたいですね。帰宅は19時過ぎでしたが、その時も本当に寒かったです。ところが、今日は一変して朝から青空がのぞいていました。昼も気温は少し低めでしたが、明るく晴れており、こんな天気なら少々寒くても楽しい気分になれました。今週は木、日が雨が降りそうとのこと。最低気温が4度なので、雪は降らないと思いますが、少し北に行くと雪になるかもしれませんね。自動車を運転される方は、スタッドレスタイヤにして、安全運転でお願いします。

昨日、すごくうれしいニュースがありました。そうです、大坂なおみ選手が、全豪オープンで優勝し、グランドスラムの大会で前の全米オープンに続いて連勝しました。しかも、アジア人初、もちろん日本人初の世界ランク1位となりました(パチパチパチ)。本当スゴイ快挙です。実は帰宅したときには、セットスコア1-1で、最終セットを戦っていました。時々TVで試合を見るものの怖くて見られず、別の番組を見ていたところ、緊急速報で優勝が告げられ、安心してNHKに戻したのでした。その後優勝セレモニーや試合のVTRを見ましたが、彼女は試合が終わって挨拶するときに、いつもちょこんと礼をしています。とても日本人ポイ感じがして、とても好きになりました。またスピーチがいつもかわいいですね。自分はスピーチは上手でないので、頑張って話します、とか自然体で、無理をしていい恰好をしようとしないところが、世界的に好かれている理由だと思います。また、人への感謝の気持ちを忘れないところ、さらなる高みを目指そうとするところなど、前向き、努力家であり、進歩していく人なんだなと感じました。2014年世界ランキング238位でスタートし、143位→40位→44位と着実にステップアップ、2018年には全米オープンを制覇し4位まで上がりました。そしてついに世界1位になりました。それでもまだ進化できる、しないといけないと思っているようです。その気持ちがあれば、もしかしたらグランドスラムも夢ではないかもしれません。謙虚に頑張ってほしいです。

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(中国新聞より転載しています)

大坂なおみ選手は、お母さんの環さんが日本人、お父さんのフランソワさんがハイチ出身で、4歳のころに生まれ育った大阪からアメリカに移住しています。今も二重国籍をもっているようです。大会にはどちらの国民として出場するかは彼女が決められますが、日本語があまり得意でないし、日本にほとんど住んでいないにもかかわらず日本国籍で出場しているのが少し不思議でした。それが今日の記事で少しわかりました。一つ目は、おじいちゃんが大好きなことでした。環さんの父親は現在も北海道に在住ですが、全豪準々決勝の勝利後のインタビューで「おじいちゃん、お誕生日おめでとう」のメッセージを贈っていました。

もう一つの理由、これが心に響きました。13年9月の東レ・パンパシフィック大会の時に、日本テニス協会の女子代表コーチだった吉川真司氏(40)が、日本登録で出場していた選手をくまなくチェックしていた際に見つけたのが、予選1回戦で敗れた当時15歳の大坂選手でした。すごい才能だと思った吉川コーチは、当時の女子代表監督だった村上武資氏、植田実強化本部長に大坂選手の存在を報告し、それ以来、大坂選手が日本に来たときは、味の素ナショナルトレーニングセンター(「スポーツ振興基本計画」(2000年9月文部省告示)を受けて設置されている、日本のトップレベル競技者用トレーニング施設)で練習できるように取りはからうなど、地道な支援を続けてきたとのことです。吉川氏も代表コーチとして大会に派遣され、大坂選手が出場していれば必ずコンタクトを取り続けました。一方、アメリカのテニス協会には、支援を申し込んでも対して取り合ってくれませんでしたが、2016年、全豪で予選を抜け、本戦で3回戦に進んだ時に、アメリカの協会から多額の支援など猛アタックを受けたようです。しかし、父のフランソワさんが、無名の時から支援を続けてくれた日本に恩義を感じて、日本人として登録し続けるというのがその理由と、インターネットにありました。大坂選手はシャイですし、本人も、メンタリティーは日本人に近いと思っているらしく、義理がたく、まじめな所や、上に述べたような、ちょこんとお辞儀するところ、昨日のセレモニーでの正座などを見ても、間違いなく日本人の血が入っているなと感じたのでした。だからなんだと言われるかもしれませんが、私はこのことをとてもうれしく感じたということです。

同じような話は、ウサインボルト選手にもあったと思います。スポーツシューズメーカーのプーマがボルトの母国ジャマイカ・オリンピック委員会の公式スポンサーとなったのは2001年。ボルト選手は、2002年の世界ジュニア選手権大会の200メートルで最年少の金メダリストとなった際もプーマを着用していて、2003年にはプーマと契約しました。以後、世界記録を次々塗り替えても、ずっとプーマのシューズを履いており、レースが終わると脱いでキスをしたりして、すごくTVなどに映るように行動しています。これも、無名時代からサポートしてくれたプーマに対する恩義を感じているからだというのを聞いたことがあります。こんな義理がたい人って私は好きです。

最近、丸選手の人的補償で巨人から来た長野選手の人気がうなぎ上りですね。アメリカのトレーニングから帰って来たときの報道でも、気を使って人生初の赤いネクタイをしたり、最初のフレーズを噛んでしまって、もう一回お願いしたりとおちゃめな所を見せていました。町でも、すでにファンになっている人が多くいますね。ユニホームはまだ売り出されていないものの、問い合わせはすごくあるようです。いきなり大活躍とはいかないと思いますので、当初は暖かく見守っていくのがいいのではないかと思います。それでも、活躍が見たいものです。

それに関連して、G党から鯉党に鞍替えしているファンの方も多いと聞いています。あれだけ巨人ラブで、2度の他球団からの誘いを蹴って大好きな巨人に入団し活躍していたのに、プロテクトから外していたとは。カープは金がないので、2億越えの長野選手を取りに来ることはない、年齢も上だし、とカープを甘く見ていたに違いありません。なんだか、長野選手が大活躍して、4連覇しそうな気がしてなりません。今年もいけいけカープ!!

2019年1月21日 (月)

スポーツは楽しい

皆さん、こんにちは。今日も大変暖かな日でしたね。朝早くは曇ったり、ちょっと晴れたりで、都道府県対抗男子駅伝が開催されるにあたり、少しでも回復してほしいな、と思っていたところ、午後からはうららかな陽気に包まれました。駅伝のほうは、広島県は今年は優勝を狙っていたようですが、途中2位まで行ったものの、最終的には4位となりました。第一回大会で優勝して以来、優勝はなく、2位は第3回、5回、21回大会と3回、3位も第16回大会と、あと少しのところまで行くのですが、一歩届かずです。それでも、若い子供たちが頑張りました。1区の高校生区間はは23位と出遅れましたが、それでもトップとは19秒差でした。2区の中学生が区間11位の走りで15位に上げて追撃態勢が整いました。3区の青山学院大学の吉田君が区間3位の走りで、一気に12人を抜いて3位に浮上。さすが青学の選手です。スゴイ。それでも首位の群馬県の選手は区間1位の記録で走ったため、27秒差と少し開いてしまいました。なおこの区間、青学の選手が5人も出ています。青学の選手層の厚さを感じさせますね。次いで4区ですが、世羅高校の倉本君が区間2位の記録で、ついに2位に浮上、イケイケでした。しかし、5区の高校生区間では、区間23位の走りで、4位に後退。もう20秒でも早く走っていれば2位をキープできていたのですが、選手の調子もありますので、なかなか思うようにはいきませんね。6区は中学生の区間ですが、区間17位で5位に後退、首位の群馬県とは37秒差でした。そして最終区は中国電力の藤川選手が区間7位と健闘し、一人かわして4位フィニッシュでした。優勝は今年の箱根優勝校の東洋大の相澤選手が、最終区2位の選手とは26秒差のぶっちぎりの区間1位で走り、福島県が逆転で、初優勝となりました。福島県の皆さんおめでとうございました。また、広島県の選手の皆さん、そして参加者の皆さん、大会運営に関わった皆さん、お疲れ様でした。来年も手に汗握るレースを見たいです。

全豪テニスは錦織圭選手、大坂なおみ選手とも、ベスト16に進出しました。錦織選手は昨年けがから復帰し、徐々に調子を上げてきており、前哨戦でも優勝しています。世界ランキングは9位、今回は第8シードでの出場です。大坂選手は昨年の全米オープンで日本人初となる4大大会優勝を決めており、一気にランクアップし、現在世界ランキング4位、全豪でも第4シードと絶好調。今日、4回戦が開催されます。お二人には頑張ってほしいです。同時優勝となったら、日本中がひっくり返るでしょうね。

卓球の全日本選手権では、昨年優勝した張本選手は準決勝でまさかの敗退となり、張本選手出現までは無敵だった水谷選手が優勝しV10を達成しました。おめでとうございます。ただ、来年の日本選手権には出場しないと言っているようで、引退?を思わせる言動には少し心配もあります。女子はほとんど無名だった14歳の木原美悠選手が、平野美宇選手、森選手を撃破して決勝に勝ち上がってきました。そして決勝の相手は、伊藤美誠選手。昨年の3冠王ですが、なんと今年も3冠を達成。もう手が付けられないという感じです。それでもまだ18歳というのですから、本当にびっくり。卓球、バドミントン、競泳、スピードスケート、フィギュアなど世界レベルにおいても日本が強い種目が増えてきています。それも若い選手たちがたくさん。来年の東京オリンピックが楽しみです。

2019年1月10日 (木)

今年の往診日について

近年、ご高齢で動きにくい患者さんや寝たきりの患者さんも増え、それに合わせて往診の依頼も増えてきています。今までも基本的に川内、緑井地区を中心に往診してきましたが、日常診療の合間に行くことが難しくなってきたため、原則第3金曜日を往診日としてを設定しております。

その日はクリニックに原則いませんし、いても往診カルテの整理、処方箋の作成を行わないといけませんので、一般診療は行いません。ただ、一般診療の代わりに予定が立つ手術をおこないます。しかし、これもあくまで予約手術専用ですので、当日突然来院されても手術はできませんので、ご了承ください。

今年の前半の予定は以下の通りです。

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2019年1月 9日 (水)

長野選手の移籍

皆さん、こんにちは。今日もいい天気でした。最近は晴れの日が多く、日中の気温も高いですね。昨日も午後の患者さんには汗をかいていらっしゃる方もいたほどでした。ただ、明日以降少し寒くなるようです。実際北陸から北は大雪が降っていますし、先日も広島ー札幌便の飛行機が欠航していました。これから本格的な冬がやって来そうです。寒さの苦手な私は、外に出るときには、腹巻、耳まで隠れる帽子、マフラー、手袋を使用することもあります。また、全国的にもインフルエンザの流行が宣言されました。マスク、手洗いの励行を行い、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい(ただ、科学的には、マスク、手洗いをしてもインフルの予防効果は期待できないようです。それでも、やはりきれいな手のほうがいいように思うのは私だけでしょうか)。

先日、オーストラリアのブリスベンで行われたブリスベン国際テニス大会で、男子では世界ランキング9位で第2シードの錦織圭(日清食品)選手が第4シードの同16位ダニル・メドベージェフ(ロシア)を6―4、3―6、6―2で退け、今季初戦を2016年2月のメンフィス・オープン以来、3年ぶりの優勝で飾りました。ツアー通算12勝目とのことです。おめでとうございます。

2007年にプロに転向した錦織選手ですが(286位)、2008年に初優勝(63位)、2009年には右肘の疲労骨折で長期離脱をし、ランキングは一時418位から、消滅、その後799位からの再スタートとなりました。2010年は優勝こそなかったものの98位まで巻き返し、2011年には世界の大会で準優勝2回で、25位まで上昇し、当時日本人男子世界ランキング最高位の松岡修造選手の持つ46位を超えるところまで行きました。2012年は全豪でベスト8で19位、楽天ジャパンオープン優勝、2013年はアメリカ国際インドアテニス優勝で17位までアップしました。さらに、2014年は4つの大会で優勝し、全米オープンは準優勝、ATPワールドツアーファナルズ初出場の快挙を達成し、一気に5位にまで行きました。2015年も活躍は続きます。3つの大会で優勝し、なんと4位。男女を通じて、伊達公子さんのもつ日本人最高位タイまできました。2016年も優勝は一回でしたが、準優勝4回、リオオリンピックは銅メダル、全米オープンはベスト4、と大活躍で、ATPツアーファイナルも3年連続の出場に加えベスト4の快挙です。2017年は準優勝2回、全豪ベスト16、全仏ベスト6とまずまずの活躍で、9位となっていました。2018年は手首を怪我し、試合に出なかったため3月には39位にまで落ちていますが、4月のマスターズで準優勝、5月のイタリア国際で準優勝、5月の全仏でベスト16となり21位にまで上がっています。そして7月のウインブルドンでベスト8と復調の兆しを見せ、8月の得意の全米でベスト4と活躍し、12位までアップ。10月の楽天ジャパンオープンとエルステバンク・マスターズでは準優勝しついに11位へ。そして最終的には9位で2018年を終わっています。2018年は、19大会中、ベスト8以上が11回、準優勝も4回とすごい復調を見せました。そしてついに今回、シングルス決勝9連敗中だった錦織選手は素晴らしいプレーを見せて、決勝10連敗には別れを告げ、ついに優勝を手にしたのでした。昨年は大坂なおみ選手も全米優勝と男女初の快挙を成し遂げています。テニス、いい流れが来てます来てます。お二人の更なる活躍とともに、彼らに続くほかのプレーヤーの爆発も見てみたいものです。

タイトルにある話をしましょう。丸選手の人的補償で巨人からだれが選ばれるのかと思っていたら、なんと長野選手でした。カープは若手を育てていくという先入観もあり、層の薄い左腕の、若い投手を取るものだと思っていましたが、今回は首脳陣、フロントとも、一致した見解だった様子。長野選手は巨人に入りたいがゆえに、ドラフトで指名されても2度も蹴って、社会人野球にとどまっていたほどの巨人ラブの選手です。そんな巨人大好き選手で、年齢も34歳と決して若くはない選手をよく指名したなとも思いますし、長野選手も巨人で働けないなら辞めるとよく言わなかったなとも思います。彼のコメントも素晴らしかった。この発言で、カープファンは結構長野選手のことを好きになったのではないかなと思います。

そうは言っても、実際はプロテクトから外れていたわけですが、そのショックも相当あろうかと思います。同じことが西部に炭谷選手の人的補償で移籍となった内海投手にも言えます。二人とも巨人生え抜きの、一時代を築いた選手。そんな彼らがプロテクトから外れているとは・・・。ただ、2人とも来年FA権を取得できるので、その気になればまた巨人に帰ることも可能のようです。でもそうなると、二人の選手はいずれも2018年度優勝チームに1年だけ参加し、選手の弱点その他を記憶し、それを巨人に持ち帰ることもできるわけで、そんなことをしていたら、なんだかスパイをしている感じすらします。こんなシステム、もうちょっと何とかしてほしいと思います。結局、金持ちが得するシステムであり、金持ち球団が勝ちやすくなるだけです。まあ、巨人ファンの中には、なぜ金持ちで悪い、貧乏チームのひがみだ、と開き直る輩もいるようですが、ペナントレースは競っているからこそ盛り上がるわけで、政治ではないですが、一強では多くのファンはつまんないと思うし、野球界にとってもいいことはないと思います。

まあ、丸選手の活躍は期待しませんが(心が狭くてすいません。かわいさ余って憎さ100倍というところでしょうか)、長野選手は人柄も素晴らしい方のようですので、ぜひカープに早く溶け込んで、実力を発揮してほしいと願っています。

最後になりましたが、2019年より、HPちょっとだけですがリニューアルしました。少しでもわかりやすくなったと感じていただければ嬉しいです。

2019年1月 2日 (水)

あけましておめでとうございます。

皆さん、あけましておめでとうございます。2018年が終わり、新たな2019年が始まりました。元旦は暖かい、柔らかな日差しが包み込むようなスタートでしたね。午後になると少し曇ってきましたが、今年は昨年のような「災」がない、平穏な一年になってほしいと思います。新たな年号も、4月か5月あたりで公表されるようですが、そこらへんも考慮されて決定されるのではないかな、と思ったりしています。

昨夜は久しぶりに紅白歌合戦を見ました。「平成最後の」というキャッチフレーズがいろんな番組で用いられていますが、ご多分に漏れず、NHKでもよくでていましたね。そのためか、今回の紅白は話題が満載でした。その中でも一番インパクトがあったのは「lemon」を歌った米津玄師さんが初めてテレビに出て生で歌っているところが放送されたということでしょうか。米津さんはもともとはボカロ(ボーカロイドという音楽ソフトを用いて音楽を作る)の作曲者で、ハチという名前で活動されていたようです。2012年ソロデビューし、その後、多くの楽曲がCMソングやTVのテーマ曲などに使われています。2017年発売のアルバム「BOOTLEG」は2年にわたるロングヒットを続け、第60回日本レコード大賞にて、最高賞を受賞されているようです(以上はwikipediaからの抜粋ですので、本当かどうかはよくわかりません)。TVには出ない主義だったようですが、NHKに「平成最後の」で口説かれたのかは知りませんが、ご出身が徳島県とのことで、徳島での中継ならとOKされたとのことでした。「lemom」を初めてフルコーラスで聞きましたが、出だしから心をつかまれるメロディー、歌詞でした。途中、有名なダンサー、菅原小春さんの鬼気迫る踊りも見られました。キレッキレの踊りで、歌よりそちらに目が奪われてしまうほどでした。すご~。また、多くのキャンドルがきれいに並んでいたので、どこかの教会でも貸してもらったのかな、と思っていたら、最後に天井の壁画みたいなのが映し出されたので、おそらく大塚国際美術館かな、と思い、ネットを見てみると、正解でした。ここは鳴門市にある、ポカリスエットで有名な大塚製薬にゆかりのある美術館で、世界中の有名な絵画の”陶板画”を用いた複製が多数展示されています。ヨーロッパの各国の有名な美術館を回らなくても、ここに来れば多くの名画に会えますよ。その他としては、ユーミンもリアルタイムでは超久しぶりに見ましたし、桑田さんが紅白に出るのもすごく久しぶりとのことで、平成を振り返るみたいなノリでもあり、懐かしく、楽しく過ごせました。

今年は皆さんにとってどのような年になるでしょうか。受験生の皆さんにとっては正念場が目の前に迫っていますし、卒業される方や異動が決まっている方、転職される方にとっては新たな世界に飛び込んでいく年になりますね。一方で、「今までと何も変わらないよ」と言われる方もおられるとは思いますが、私は、我々はみんな日々進歩、進化していると思っています。昨日できなかったこと、昨日まで知らなかったことができる、わかる、あるいは行うスピードが速くなっているなど、変化しているのではないでしょうか。それがたとえちっぽけなことであっても、自分が成長していることに間違いはありません。その反面、衰えているものがあるのも事実です。体の不調、痛み、記憶力や体力の低下など、私に当てはめてみると結構多くのことが該当します。しかしそれを嘆いてもしょうがない。時間は止まってくれませんから。衰えていくのは当然として、そんななかで、小さな進歩を見つけて、まだ伸びることができるんだということを心の支えとして、日々生活していきたいと思っています。