夏も終わりました
皆さん、こんにちは。1か月ぶりの更新となってしまいましたが、皆さん、お変わりなかったですか。お盆までは結構暑い日が続いていましたが、8月というのに台風が何回も来てあらびっくり、そして通り過ぎると、なんだかもう秋という風な感じの朝夕の涼しさとなりました。ただ、ここ数日大荒れの天気が九州地区を襲いました。九州北部を中心に大雨となり、佐賀県武雄市では、山地を除く4割が浸水するという、甚大な被害が出ました。車のボンネット近くまで水が来ている像を見ると、その深さが伺い知れます。鉄道も、道路も交通網が寸断され、87万人に避難指示もでて、お亡くなりになった方もおられるようです。広島も同じような被害がこの5年で2回もありましたので、その大変さはよくわかります。早く天気が回復し、被災者の少しでも早い復旧をお祈りするばかりです。
ちょっと明るい話題を。スポーツ界では、まずバドミントン、日本は男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那(北都銀行)がともに日本勢初となる連覇を飾りました。特に桃田選手は一セットも落とさない、完璧な優勝でした。その他も、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)が同種目で日本勢初となるメダルを獲得し、連覇の金メダルが2個、銀メダルが2個、銅メダルが1個となりました。本当に強くなりました。日本代表になるほうが、メダルを取るより難しいなどという噂もあるくらいですしね。
また、ゴルフでは女子メジャーの全英AIG女子オープンに初めて参加した渋野日向子選手が、日本人女子として樋口久子さんが優勝した1977年「全米女子プロゴルフ選手権」以来の42年ぶりのメジャー優勝という快挙を達成しました。3日目までトップでも、最終日に緊張のあまりスコアを落としてきた選手は数知れませんが、渋野選手はスタートからボギーを連発してスコアを落とすも、後半に巻き返し、逆転優勝となりました。最後のパットも、穴の向こう側に当てて落とすという、強めのパットで、この心の強さが優勝のカギを握っていました。もちろん、笑顔が素敵で、いつも笑っているので、現地の記者が「スマイルシンデレラ」と命名し、以後そう呼ばれるようになっています。笑顔はリラックスした気分を生みますし、笑う門には福来るという、幸運をも味方にして優勝できたのでしょう。本当に無名の選手が一気にスターダムにのし上がったという、びっくりの快挙でした。
男子ゴルフでは、石川遼選手が、長嶋茂雄招待セガサミーカップに優勝し、7月「日本プロ選手権」優勝に続く今季2勝目で、自身初めての2試合連続優勝を達成し、ツアー通算16勝目を挙げました。国内男子ツアーで2試合連続優勝は2017年「中日クラウンズ」「日本プロ」の宮里優作選手以来の出来事となりました。石川選手はアマチュアであった高校生で参加したマンシングウェアオープン KSBカップで、並み居るプロ選手を差し置いて優勝し、優勝者の世界最年少記録としてギネスブックに認定された天才ゴルファーですが、最近は記録が振るいませんでした。2017年、腰痛の悪化による長期離脱から復帰するも低迷し、PGAツアーのポイントランキングでシード圏外となってしまいました。入れ替え戦となったウェブドットコムツアー選手権でも40位となり、賞金ランク31位で25位以内に与えられるツアーカードを手にすることはできませんでした。2018年には日本ツアーに本格復帰、日本ツアーの選手会長に就任しましたが、この年も優勝はありませんでした。ところが、2019年は復活してこの活躍です。もともと華のある選手でしたが、連続優勝はすごいです。渋野選手の活躍に触発されたのかもしれませんね。いずれにしても、このままゴルフ界を引っ張っていってほしいです。
われらのサンフレッチェは、途中首位となるも、しばらく勝てない時期が続き、順位をぐっと落としていましたが、6月14日に湘南に2-0で勝ってから、2位の鹿島、首位のFC東京にも勝ち、10試合負けなしで、順位も5位まで戻ってきました。今年は大きな選手の獲得もなかったにもかかわらず、柏選手などの活躍により、いい位置をキープできています。あと残りもそれほど多くはないですが、ACLにチャレンジできる3位までに何とか入ってほしいです。
一方、カープは本当にわからないチームとなってしまいました。途中、8/6には首位巨人に1ゲーム差まで近づいたにもかかわらず、その後勝ったり負けたりを繰り返しているうちに、巨人は着々と貯金をためて、気が付くと、巨人にマジックが点灯しているではないですか。それでも今週の巨人との3連戦、必勝態勢で臨みました。初戦はジョンソン投手が巨人打線を0点で抑え、その後の継投もうまくいき、2-0で快勝しました。あとは野村、大瀬良とエース級が登板するので、3連勝だ、と息巻いていましたら、昨日は野村投手が2-0で勝っていたのに、5回にあっという間に4点取られ、リリーフでここまで頑張ってきた菊池保投手が亀井選手に2ランを浴び、2-6で負けてしまいました。ガックシ。気分を入れ替え今日こそはと思っていたら、大瀬良投手が2回に死球と四球とでランナーを2人出した後、大城選手に2点タイムリーを打たれ逆転されると、3回には1番からの攻撃で、四球からスタート、ホームラン、3連続2塁打などで滅多打ちにあい、この回6失点で降板、後を継いだ塹江投手が満塁ホームランを打たれ、なんとこの回10失点で、ゲームを終わらせてしまいました。確かに守備で西川、松山選手のまずいプレーがありましたが・・・。これで巨人とのゲーム差は7.5ゲームとなり、もう追いつけそうにありません。貯金も2しかないし、4位阪神とは3ゲーム差です。何とかAクラスは死守してもらいたいものです。