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2021年2月

2021年2月24日 (水)

花粉症が大変!!

皆さん、こんにちは。23日の祝日はどのように過ごされたでしょうか。本当に暖かく、4月みたいな陽気でしたね。街行く人を見てみると、ダウンジャケットを着た、まだ冬用の装いの人と、明るい色の服装でまとめた、ちょっと春を先取りしたような装いの人と2つに分かれていたのが興味深かったです。私も少し歩いたのですが、薄手のコートで十分な温かさでした。このように暖かく気持ちいいのは嬉しかったのですが、帰宅後、夜になってからがいけません。鼻水だらだら、くしゃみも目のかゆみも猛烈に襲ってきました。外出時はそうでもなかったので、少し舐めていたのもあるのですが。そうはいっても、抗アレルギー薬と漢方薬(小青竜湯)はちゃんと飲んではいますし、目薬も使用しています。また、外出時はマスク、帽子、メガネ、つるつるの上着と一応花粉対応はしていたつもりです。帰宅後、換気で窓を開けたのがいけなかったのかもしれませんが、レースのカーテンはしていたし、どうしてかなとは不思議ではあります。理由は何にせよ、つらいことには変わりがありません。花粉症をお持ちの皆さんは、花粉には十分ご注意ください。

最近の嬉しい話題は、やはり大坂なおみ選手の全豪オープンの優勝ですね。私は勘違いしていたようで、1回戦から2-0でずっと勝ち上がっていました。4回戦のムグルサ選手との戦いでは少し苦戦をし、0-1から逆転で辛くも勝ちました。準々決勝は台湾の謝淑薇選手との戦いでしたが、彼女は硬軟混ぜ合わせた特異なショットを繰り出すので、パワーヒッターにとってはちょっと難敵と思われました。実際一時危ういところもありましたが、今回の大坂選手はメンタルも成長していました。ミスなどしても冷静な対応ができていました。結局2-0で勝ち上がり、事実上の決勝戦と言われたセリーナウイリアムズ選手との準決勝へコマを進めました。同じようなパワーヒッター通しの戦いでしたが若さに加え、落ち着きをも手に入れた大坂選手の順当勝ちとなりました。大坂選手はセリーナウイリアムズ選手を尊敬しており、彼女のようになりたいと頑張ってきたようで、2018年の全米オープンでの初優勝も、セリーナ選手に勝って得られたものであり、とても縁の深い感じを受けますね。そして、決勝はアメリカのジェニファー・ブレイディ選手との戦いでした。先にブレイクするも、すぐブレイクバックされて、流れは相手側に行った時もあったようですが、正確なストロークと、力強いショット、角度のあるショットを繰り出し、結局は2-0での勝利で、優勝となりました。元々フィジカルは十分なものを持っている大坂選手です。今回の試合のような冷静なメンタルを手に入れた彼女は、事実上世界ランク1位の実力と言っても過言ではないのかな、彼女の時代が到来したのではないかな、と思っています。まだ23歳、今後の活躍から目が離せませんね。

突然ですが、カープの新人の3人の投手について、ちょっと感想を述べたいと思います。ドラフト1位の栗林投手は大学を卒業後、社会人を経験していることもあり、落ち着いており、ほぼ出来上がっていて、安定した感じを受けます。あとはプロの水に慣れるだけかなと思います。彼のメンタルも強そうですし、昨年新人王と取った森下投手より1学年先輩みたいですので、ますますライバル心、やる気を見せていることでしょう。10勝くらいしてくれればと思います。2位の森浦大輔投手は天理大学卒のサウスポー。球はそこまで速くはないですが、コントロールが良く、切れの良い変化球が持ち味です。左腕ですので出場機会も増えるかなと思います。昨年ブレークした塹江投手も頑張らないと取って代わられるかもしれません。皆で切磋琢磨してくれたら、優勝も狙えるぞ。そして私が一番気になるのが、3位の大道温貴投手(八戸学院大卒)です。ピッチングにすごく躍動感があります。それで球速以上のスピードに見えるのでしょうか、結構高めの球で空振りが取れているようです。マエケンも褒めていたので、いいものを持っているのは間違いないでしょう。彼らの頑張りが今年のカープの成績のカギを握っていると言ったら、言い過ぎかな。でも、去年は投手で苦労した感じもありますので、そんなに間違っていないかも。ただ、今年は大瀬良投手も戻ってきそうですので、去年よりは少しは楽かもしれませんね。攻撃のほうでは、河田コーチが戻ってきてくれましたので、優勝したときのような、相手にとっていやらしい足技、走塁が見られ、それが勝ちにつながってくると、優勝も見えてくるのではないかと期待しています。

2021年2月12日 (金)

春を感じますね

皆さん、こんにちは。昨日、今日と朝晩は結構冷え込みましたが、日中はとても暖かく、冬用のコートでは汗ばむような陽気でした。街を見渡すと、パステル調の服を着ていたり、薄手のコートを着ていたりする人たちも結構いて、ポカポカしているのも相まって、なんだか春っぽい感じがしました。さらにスギ花粉も飛んでおり、目のかゆみ、鼻のムズムズを感じる私は、一層春を感じたのでした。

懸案のコロナウイルス感染症ですが、広島県では、県民の努力の甲斐があって、新規感染者数が1月30日を最後に連日20人以下を継続していますし、ここ1週間では平均10人を切っています。街中でも99%の人はマスクを着用していて、感染予防の意識が高いなと感じます。感染がなかなか減らないところでは、マスクをつけない人たちも相変わらず多いようです。確かに人口が増えると、いろんな人がいるわけなので、自分勝手な人が増えるのも致し方ない気もします。彼らの言い分は「今まで病気をしたことがないから、自分はかからないので問題ない」、というわけのわからない自信からのようですが、マスクは自分の予防の意味というよりは、人にうつさないためですし、今まで病気していないということと、今後病気にかからないは関係はないですよね。今まで死んだことがないから、今後も死なないのでしょうか。

感染者数が減ってくると、いずれ移動制限は解除になると思いますが、人の移動が多くなると、また感染者数は確実に増えてきます。今はまだ医療環境が回復してきていないので、緊急事態宣言は解除されていないですが、それは適切だと思います。解除されたのちに、税金を投入して遊びに行くのを補助するGOTOは、休みも取れず、身を粉にして働いている医療関係者に対して、どういう気持ちなのかな、と思います。遊びに行きたい人、飲食したい人は今まで通りの料金を払って行ってもらえばいいのではと思うのですが、皆さんはどうお考えですか。私なら、解除になっただけでうれしくて、今までできなかったことが今までと同じ料金でできるなら、喜んで払うと思いますけど。

今は、メジャーなプロスポーツはオフですが、バスケットは行われています。ドラゴンフライズ、なかなか勝てません。一時勝っていましたが、また連敗街道を走っています。惜しいところまで行くのに、最終クオーターで逆転されたりと、あとひと踏ん張りしてほしいです。一方海外では大坂なおみ選手は全豪オープンで調子を上げていますね。初戦はちょっと苦戦をしたみたいですが、2回戦は圧巻の試合運びで3回戦にコマを進めました。2度目の優勝なるでしょうか。楽しみです。

私の中の最近の嬉しいことは、将棋の山崎隆之8段がA級に上がったことです。広島市出身の山崎8段ですが、17歳で棋士になっていますので才能は十分あり、NHK杯での2度の優勝を含め、棋戦優勝8回と強いのは間違いありません。また、過去に王座戦のタイトルに挑戦しています(当時の羽生王座に敗れてしまいましたが)。さらに上から2番目のクラスのB級1組に13年も在籍しており、実力があるのにA級になれない、ちょっと不思議な感じでした。昨年度は降級ぎりぎりでとどまって、今年はどうなるかと思っていたら、順位戦を勝ちまくって、9勝1敗であと2試合というところになりました。それでも自分より上位にいる棋士2人が連勝し、自分が連敗すると、同率でも順位の差で昇級できないので、相当プレッシャーがあったと思います。先日の11回戦は、久保9段という振り飛車の名手との戦いでしたが、相手にうまく立ち回れて完敗でした。インターネットでそれを見ていた私はがっくり。同時に、競争相手の上位の2人の棋士の試合を見ていると、それぞれが優勢を築いています。今日は昇級が決まらないのかと思っていたら、一人が逆転負けをして、山崎8段のA級昇格が決まったのでした。本当にうれしかったです。山崎8段と直接話をしたことはないですが、毎年故村山聖9段をしのんで出身地の府中町で開催されている、怪童戦という子供たちの大会で、子供たちに指導対局をしているのを何度も見た事があります。教え方も優しく、イケメンでもありますし、NHKの将棋の時間の講師もしたことがあるのでご覧になったことがある人もいらっしゃると思いますが、話も上手で、とても魅力的な棋士です。広島出身で、広島将棋センター出身の棋士は故村山9段、山崎8段、糸谷8段、片上7段、竹内5段と5人いて、いずれも関西の森信雄門下です。糸谷8段は、竜王にもなったこともあるA級棋士ですが、今月から渡辺明棋王とタイトル戦が始まり、今戦いの真っ最中です。第1局は糸谷8段が勝っていますので、あと2勝でタイトル奪取となります。片上7段は東大出身の俊英で、この度王位戦にリーグ入りをしました。全棋士168人のうち12人しか入れないリーグですので、相当難関です。頑張れ~とみんなを応援しています。ただ、悲しい知らせが一つ。この広島将棋センターがこの3月で閉店となってしまうのです。私も行った事がありますが、子供たちから年配の方々まで、多くの人が将棋を指していました。ただこのコロナ禍でお客さんが集まれなくなり、経営難になってしまったようです。42年の長きにわたり広島の将棋界を盛り上げてくださっていたセンターの関係者の皆さん、ありがとうございました。いつかまた、どなたかが広島の将棋界を盛り上げるように、センターを開いてほしいと思います。