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2021年4月

2021年4月14日 (水)

松山選手 おめでとう!

皆さん、こんにちは。だいぶ暖かくなってきましたが、それでも日陰は少し肌寒い感じで、4月はこんなもんだったかなぁと思っているこの頃です。スギ花粉はピークを過ぎ、ヒノキと黄砂が多くみられています。ヒノキはアレルギー反応を引き起こしますが、黄砂は表面の化学物質や化合物が皮膚や粘膜につくと炎症を引き起こすので、ヒノキアレルギーのある人は大変です。ヒノキにより、目や鼻、のど、皮膚などの表面にダメージが出ているので、そこに黄砂がつくと容易に炎症がひどくなります。一方、先に黄砂がつくと、それにより表面にダメージがでて、そこにヒノキがつくと容易に粘膜や皮膚の中に入りますのでアレルギー反応が強く出るというわけです。今の状況ではマスクは皆さんもしておられるでしょうから、鼻とのどは比較的守られていると思われますが、目と皮膚に注意が必要です。帽子をかぶったり、メガネをかけたりと花粉、黄砂の暴露から身を守ってください。

今日は、コロナウイルス患者が急増しました。大阪は昨日新規患者数が初めて1000人を超えましたが、今日はさらに多く1130人となっています。しかも重症者をみるベッド数より患者数が多くなっており、もう医療崩壊と言える状況です。一方東京は591となっていますが、検査を控えているから低いのではといううわさもあり、もしそれが本当なら、数百人は上乗せになりそうです。国全体では1月28日以来初めて4000人を超えてしまいました。広島も今日は、1月30日の38人以来の28人と最近増えてきています。月別でいうと、12月が2463人、1月1497人、2月209人と順調に下がり、3月はなんと147人と一日平均5人となっていました。ところが4月になり増えてきて、まだ月の半分以下の14日までで、すでに158人となっています。しかもほとんどが変異型という状況です。従来型と比べて病原性が強くなったかはわかっていませんが、感染力が高くなっているのは間違いないようです。感染力が強くなるだけで重症者数が増えるため、医療体制はひっ迫します。結果、コロナウイルス感染とは関係のない、交通事故やがんなどの患者さんの行き場もなくなるわけで、自分が今健康だからといって全く自分に関係ないということはあり得ません。とくに事故、災害などは、健康診断で問題なくても突然降りかかってくるし、ましてや予期できるものではありません。感染拡大を防ぎ、医療崩壊を防ぐために大切なことは、県民、国民全体でこの国を守るんだという一人一人の心がけであり、それが三密を避け、マスクなしでのおしゃべりを減らすことなどの行動につながると思います。その結果、より早い鎮静化に向かうのではないかと思うのです。目先の快楽のために将来がしんどくなるのはどうなのでしょうか。今一度よく考えて行動してください。

暗い話が長くなりましたが、ゴルフの松山英樹選手、ついに念願のメジャータイトル獲得です。アジア人初の快挙ですので、もちろん日本人男子初の快挙です。

Img_5264_33日目に猛チャージをかけ、4打差をつけて最終日を迎えました。時差もあり、翌日の仕事もありますので夜は寝て、途中の経過はわかっていませんでしたが、通勤途中のラジオで優勝の報告を聞いたのでした。帰宅後早速BSを見ました。最終日のダイジェストをやっており、そこで16ホールのボギー、17ホールのナイスパーも見ました。優勝とわかっていてもドキドキしつつ最終ホールへ。第一打はナイスショットだったのに2ndショットはバンカーへ入ってしまいました。しかしそこから素晴らしいショットでピンまで2m弱につけました。パターはカップの左を通り20センチオーバー。折り返しを難なく入れて、優勝となりました。慣れている人は、そこでいったんボールを持ち上げて、もったいつけてボギーパットを入れるのでしょうが、さっさと打って入れてしまいました。その瞬間から解説の中嶋常幸さん、宮里優作プロ、アナウンサーの人も泣いており、だれも言葉が出ない1分間が流れました。また別の番組でしたが丸山茂樹プロも涙ぐんでおり、男子プロゴルファーたちの本当の願いだったんだなとわかりました。松山選手は、東日本大震災の年に初めて出場し、その時にはベストアマチュアとなっています。その時に東北の人たちに力をもらい、応援をしてもらったので、それに少しでも恩返しができたかなと言っていました。そこからプロに転向し、10年目の悲願でした。おめでとう松山選手。そしてこの沈んでいる状況にいる我々を明るくうれしい気持ちにさせてくれてありがとう。別の話になりますが、先週の水泳の池江璃花子選手の優勝なども感動を与えてくれました。スポーツってやはり素晴らしいですね。

2021年4月 1日 (木)

カープ首位に立った!

皆さん、こんにちは。今日も暖かな日でしたね。ただ、遠くの景色がかすんでいたのが気になります。スギ花粉は、私自身やスタッフの花粉症の症状が軽くなっていることより、飛散量が減っていると思われますので、このかすみは、天気予報でも言っていたように黄砂によるものでしょう。黄砂は中国から飛んでくる砂ですが、表面には光化学スモッグを引き起こす物質(硫黄酸化物や窒素酸化物)やカビ、ウイルスなどいろんなものがたくさん付着していてそれは汚いものです。そういえば、ここ2~3週間は雨降りの後の車のボンネットなどがえらく汚れていましたので、その頃より相当飛び始めていたのでしょう。その化学物質により、粘膜が弱い人は目や鼻の症状が、皮膚が弱い人は皮膚の赤み、かゆみなどが起こります。花粉も併せて飛んでいると、花粉症の人にとってはその作用は相乗となり、とてもひどくなりますので要注意です。今はヒノキ、イネ科の花粉も飛んでいますので、複数の花粉にアレルギーを持つ方は、本当に気を付けてくださいね。

コロナウイルス関連では、ついに第4波が発生しました。新規患者数は大阪は599人、東京414、兵庫211、宮城200と続きます。関西圏は東京近郊に比べて、非常事態宣言を2週間くらい前に解除しており、それが今回の結果に反映されていると思われます。東京は解除後10日ですが、もう400人を超えており、大阪を追い越すのは時間の問題だと思われます。宮城の爆発的増加に関しては、待ったくの推測ですが、3月11日の東日本大震災10周年に関連する特集記事、特集番組のため、他府県から多くの報道陣が一気に集まったためではないかと思っています。一時でも多くの人が集まり、街に活気が戻ると旅行業界、飲食業界は嬉しいでしょうが、その後に感染爆発が起こると、県民の不安も高まるし、もちろん医療業界はひっ迫します。当然人の流れは止まり旅行業界、飲食業界にも逆風となるでしょう。結果的に自分たちの首を絞める形になりかねないようにも思われます。

一般に地方のほうが、自分たちの県、自分たちの街、という意識が強く、そこに迷惑をかけたくない、良い街であってほしいという意識が行動の自制につながっているように思います。特に広島などは地元出身者であればなおのこと、広島愛が強い人が多いと思いますので、カープ、サンフレッチェの勝利を心の支えに、つらい生活をしのんでいるのではないかと、自分の行動を思いながら、勝手に想像しています。実際、街にでてみてもマスクの着用率は非常に高いですし、カフェでも食べ終わったらマスクをして話をしている人たちをたくさん見ます。本当に素晴らしいことだと思います。マスクを着用しての会食はちょっとつまらないですが、それでも、そういった小さいことの積み重ねが、感染者数の増加を防ぎ、結果としてちょっと制限はあるけれどそれなりの外食、買い物、観光はできるという、悪い中でもまあ我慢できる状況を維持していけるのだと思います。私も、昨年3月からずっと広島市と府中町(のソレイユだけ)、廿日市市(のゆめタウンだけですが)の中でのみ生活をしてきました。今年の2月に墓参りに山口市に行ったのが初めての県外で、それ以後はずっと広島市、廿日市市(のゆめタウン)に滞在しています。山口では、昼食を食べたのですが、そこのシェフに聞くと、山口ではだれも気にせず、普通に生活していますよとのこと。それでもほとんど感染者が出ていないようで、中央との人の行き来が少なく、人口密度の低い街は安全なんだなと納得したのでした。そうすると、人口もそれなりに多い広島県、広島市はよく頑張っているなと思うわけです。朝の業務前の挨拶でも話すのですが、一人一人の気配りが結局県全体の安全、ひいては産業の繁栄につながります。引き続き感染に留意をした生活を送ってほしいと思います。

さて、本題ですが、今日もカープは勝ちました。床田投手も2失点はしたものの、自分でタイムリーヒットを打って失点を帳消しにし、打撃不調だったクロン選手が打った瞬間にわかる特大のホームラン、打撃絶好調の菊池選手のダメ押しホームラン、投げては初登板の中田廉投手は3人で、大道投手もランナーは出しましたが、最後はゲッツーでいずれも無失点で切り抜けました。同期の3人(森浦投手、栗林投手、矢野選手)が活躍しているのを見て、自分も!と思っていたと思います。本当に良かった。そして最後はやはりこの人栗林投手、3人で片づけゲームセット。引き分けを挟んで3連勝!そしていずれもセーブは栗林投手で、現時点ではセーブ数は1位です。結果としてカープは2019年6月17日以来、653日ぶりの単独首位に立ちました。下馬評は下位でしたが、若手投手の頑張りで今のポジションがあるのはまちがいありません。そして彼らが先輩投手にも、負けてなるものか、という意識を与え、より一層の力を出させているのだと思います。ただ心配は、今日のTV解説の達川さんが言っていたように、栗林投手の疲れです。以前より球速が落ちています。たった4試合、12人にしか投げていませんが、なんせ新人です。社会人から入ってきたといっても、やはり新人であることは間違いなく、精神的にもとてもストレスを感じていると思います。大量得点を取って、少しは彼を休ませてあげてほしいと思います。フランソア投手が帰ってきてくれると少し楽になるんだけどな~と贅沢に悩んでいるこの頃です。本当に気分がいいですね、カープが勝つと。がんばれ~~。