敏感肌用化粧品について
皆さん、こんにちは。今週月曜日は激寒でしたが、火曜日からはまた暖かくなってきました。こんなに気温に動きがあると、体調管理が大変です。また朝の気温に合わせて服を選ぶと、日中が暑くなりすぎて汗をかいたりしますので、アトピーの患者さんとかは悪くなりがちです。重ね着をし、気温に合わせてめんどくさがらずに脱ぎ着をすることが大切です。
今までは化粧品の構造、機能などについて述べてきましたが、今回から化粧品について別の観点からお話ししたいと思います。皆さんは敏感肌用化粧品というのをお聞きになったり、ご覧になったりされたことがあると思います。これは皮膚の刺激になりやすい成分(保存料(パラベンなどの防腐剤)、アルコール、香料、色素など)を極力除いた化粧品のことを指します。今では多くの化粧品会社がその中に敏感肌用化粧品の分野を持っており、製造販売しています。よく知られているところでは(五十音順)
*アクセーヌ・・・・・・・・・アクセーヌ
*花王・・・・・・・・・・・・キュレル
*カネボウ化粧品・・・・・・・フリープラス
*コーセー・・・・・・・・・・デリカーヌピュアレンス
*コンテス・・・・・・・・・・コンテス化粧品
*資生堂・・・・・・・・・・・dプログラム、2e(ドゥーエ) 2系列あります
後者はもともと、マルホという外用薬を作っていた製薬会社が持っていたブランドです
*常盤薬品工業、ノブ・・・・・NOV
*ファンケル化粧品・・・・・・ファンケル無添加FDRシリーズ乾燥敏感肌ケアライン
*ポーラファルマ・・・・・・・ハイテウル
*マルホ・・・・・・・・・・・iniks(イニクスと読みます) ネット通販専用です
*持田ヘルスケア・・・・・・・コラージュ
*日本ロレアル・・・・・・・・ラロッシュポゼ
などが挙げられます。
この中ではコンテス化粧品はクリニック専用の化粧品として販売されています。ネットでも売られているようですが、どうやら正式なルートではないようです。自社のHPも持っていません。これについてコンテス化粧品に聞くと、自社のHPも作らないのは、患者さんと医師の信頼のもとに直接クリニックで扱ってほしいからとのことでした。当院でも取り扱いをしていますので、興味がある方は診察時にスタッフに一声かけてください。