日焼け止めについて ー3ー 使い方について
今回は日焼け止めの使い方についてです。特に資料量が少ない方が圧倒的に多いのですが、少ないと表示されているSPF(UVB波の防御力を示す)、PA(UVA波の防御力を示す)ほどの効果が発揮されません。理論的には、SPF50の日焼け止めを適正使用量の半分しか使わないと、SPF7相当の防御力となってしまいますのでその点を踏まえてたっぷり塗ってください。
ちなみにSPF50というのは、例えば素肌に紫外線Bを当てた時に3分で赤くなる人がいた場合、その50倍、すなわち150分まで赤くなるのを防ぐことができるという意味です。
推奨塗布量は2mg/㎠と言われていますが、そうなるための使用量は
1)ローションタイプ:100円硬貨大を2個分=0.8ml
2)クリームタイプ:パール粒大を2個分=0.8g
です。
使用方法
1)朝のスキンケア(洗顔、保湿)を行う
2)100円硬貨大、あるいはパール粒大の日焼け止めを手のひらに取り、指全体を使って顔の数か所に置く
3)顔の中心から外側に向かって、指全体を使って優しく均一に伸ばす
4)さらに100円硬貨大、あるいはパール粒大の日焼け止めを取り、頬、額、鼻など日焼けしやすい部分に重ねてつける