原爆の日
皆さん、こんにちは。今日も暑かったですね。一時曇ってはいましたが、湿度が高い感じで、過ごしやすいとは到底言えない気候でした。今日は広島人にとっては忘れようのない、大切な日でした。そうです、80年前の1945年8月6日8時15分、広島市に原爆が投下され、14万人の人々が亡くなったのです。その時間にサイレンが鳴らされ、多くの人々が黙祷を捧げました。平和公園には被爆者や遺族の代表をはじめ、石破総理大臣のほか、過去最多となる120の国と地域の大使などを含むおよそ5万5000人が参列されました。被爆者も10万人を切り、体験を伝える人々が減ってきています。悲惨な過去を語ることが出来ない方も多くいらっしゃると思いますが、この惨劇を繰り返してはならないという強い使命感を持って、つらい記憶を思い出し、若い人々に伝えていこうという運動も増えてきているように思います。広島の高校生は、平和学習として、原爆、戦争について学んでいます。この火を絶やさず、若い力で世界中の核兵器の撤廃を成し遂げてほしい。アメリカ人においても、年配者は原爆投下を正しかったという意見が多いようですが、若い人になればなるほど、間違っていたと感じる割合が多くなっているという研究結果もあり、この一人一人の考え、行動が大きなうねりとなって、世界に広がって核兵器廃絶を成し遂げてくれることを期待しています。また、ウクライナとソ連、イスラエルとガザ地区の戦争も早く収束してほしいと願っています。
このような日ですので、広島のプロチームの人々は普段以上に平和を意識し、広島の人に勇気と力を与えようと頑張られるのでしょう、今日はカープもサンフレも勝ちました。カープはDeNAと戦いましたが、相手ピッチャーは現在ハーラーダービートップの東投手。防御率も1点台の素晴らしい投手で、今日も打てんかなと思っていたら、今日は初回に2アウトから3連打で2点、2回に追いつかれましたが、4回にモンテロ選手の特大のホームランで2点を追加、5回も2アウトから小園選手の2塁打のあと、末包選手のこれまた特大のホームランでさらに2点追加です。打った球はいずれもストレートではなく、チェンジアップはツーシーム、カーブなど東投手の変化球をうまく打っていました。投げては大瀬良投手が5点を取られましたが、リリーフに登場した中崎投手が抑え、ピンチを脱しました。その後はハーン、島内、森浦投手がヒットは打たれたりしましたが、0点に抑え、カープが勝利しました。今日は相手エースをたたいての勝利で、久しぶりにスカッとしました。
サンフレッチェ広島のほうは天皇杯で、エディオンピースウイング広島でJ1、13位の清水エスパルスとの試合でした。こちらも試合前に黙祷を捧げてからの開始でした。広島に森保全日本監督も来ておられたようでした。開始8分には左から清水のカピシャーバ選手から北川選手にいいクロスが入りましたが、大迫選手が見事にキャッチ。前半ロスタイム46分には、左から中村選手のセンタリングに右のジャーメイン選手が反応、キーパーとディフェンスを引きつけて中央に折り返したところ、今年浦和から加入してきた前田選手が誰もいないゴールにシュート、1点先行です。後半に入っても、サンフレの攻撃は止まりません。後半12分には清水の高橋利選手がうまく抜け出して、1stタッチでシュートを打ちましたが、大迫選手が横っ飛びではじいて得点を許しませんでした。これが入っていたら、試合の流れは相当変わっていたでしょうから、ビッグセーブでした。その2分後、相手のパスをカットした田中選手がジャーメイン選手に縦パス、それが戻ってきて再び田中選手がペナルティー内にボールをコロコロと出した所に外から入ってきた中村選手がそのままシュートで2点目です。後半31分には左から東選手が中央の田中選手にパス、それを中央の木下選手にアウトサイドでチョンと出し、木下選手はインサイドキックでちょこんとゴール。田中選手は昨年湘南からサンフレッチェ広島に来たばかりですが、すごいキラーパスを出しまくっていますし、木下選手も今年の6月に柏レイソルから移ってきたばかりの新加入の選手です。まあ、すごい面々がサンフレに集結しています。今回は天皇杯ですので、これでベスト8に進みました。このまま優勝まで突っ走れ、そしてJ1リーグも現在5位。連勝してこちらも優勝だ!