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2022年10月

2022年10月22日 (土)

サンフレッチェJリーグYBCルヴァンカップ初優勝!

皆さん、こんにちは。今日は蒸し暑い日ですね。帰宅時でも24度くらいありました。朝晩の冷え込みが見られる日もあるし、今日のように暖かな日もあるし、本当に体調を整えるのが難しいです。重ね着を基本として、気温の変化に対応できるようにしてください。

さて、今日は本当にうれしいニュースが飛び込んできました。そうです、サンフレッチェがルヴァンカップ初優勝です。Jリーグでは2012,13,15年と総合優勝3回の実績のあるチームなのに、このルヴァンカップの決勝に2010年、2014年の2度出場していますが、いずれも敗退。天皇杯に至っては、過去に5回決勝に出てすべて負けています。この計7回いずれも無得点でしたので、まあ負けるしかないのですが・・・。それで先週の天皇杯では、相手はJ2の下位チームの甲府でしたので、圧倒的に有利なはずが、先制されてしまいました。それでも自力に勝るサンフレは追いつき、逆転のチャンスのPKを得たのに、それを決めきれず、結局PK戦の末負けてしまいました。これで6回目の決勝敗退です。それを聞いたときには本当にショックでした。ただ、唯一よかった点は、今回は過去と違って1点とったことでしょうか。

そして今日となります。相手は昨年もルヴァンカップ決勝に進んで負けてしまったセレッソ大阪、J1リーグ戦ではサンフレに次いで4位と強豪です。今年のセレッソとの3試合はいずれもサンフレが勝っているとはいえ、強い相手には間違いありません。試合の経過ですが、前半は0-0で折り返しましたが、後半8分、佐々木翔選手が不用意なバックパスを行ったところ、相手フォワードの加藤 陸次樹選手にパスカットされ、そのままゴールを喫してしまいました。なんたる油断か気の緩みか、佐々木選手はキャプテンとは思えないつまらんミスでした。このシュートを決めた加藤選手、かつてサンフレユースに所属していましたので、なんだか複雑な気持ちでした(その後、加藤選手は足を痛めて清武選手と交代してしまいました。たいした怪我でないことを祈ります)。サンフレも後半18分に松本選手に変えて、8月に広島に加入したキプロス出身、キプロス代表経験のあるピエロス・ソティリウ選手が入りました(彼はブルガリアの1部リーグのルドゴレツでプレーしており今年の契約がまだ残っていたようですが、移籍金200万ユーロ(約2億7000万円)を払っての完全移籍、ならびに3年総額270万ユーロ(約3億7000万円)の長期契約を結んだと報じられている、肝いりの外国人選手です)。そして試合が動いたのは後半32分でした。セレッソのマテイヨニッチとサンフレのNベンカリファが競り合った際に、マテイヨニッチ選手の手がNベンカリファ選手の顔に当たってしまい、このプレーに対してVARが入り、なんと一発退場となってしまいました。ビデオで見たら、確かに手が顔に当たっていますが、故意ではなかったようにも見えました。そこから一人少ないセレッソにサンフレが襲いかかります。それでもしたたかなセレッソはボールをゆっくり回したり、守備を固めたりして、サンフレにチャンスを作らせません。そして後半45分終わったところで出されたアディショナルタイムはなんと9分と結構長くありました。VARや倒れた選手の看病などがありなど、結構時間をロスをしたからなのですが、この9分がサンフレにとっては本日の大切なカギでありました。45分に塩谷選手を柴崎選手に交代、野上選手を茶島選手に交代と、元気印を2名同時にかえました。そしてアディショナルタイム3分、コーナーキックからのヘディングがC大阪の鳥海選手の腕にあたりハンドの判定で、PKを獲得しました。そしてそれをきちっと決めたのが、前述のソティリウ選手でした。右端に低い弾道で確実にゴールをきめ、1-1に戻しました。天皇杯でのPKの失敗がありましたので、心配された方も多かったのではないかと思いますが、さすがキプレス代表経験者、外しませんね。その後は人数が多い上に追いついたサンフレのほうがイケイケとなり、攻めまくります。そしてついに運命の時がやってきました。アディショナルタイム11分、満田選手がコーナーキックで鋭いクロスを入れると、荒木選手の後ろに入り込んだソティリウ選手がゴール前で右足でボールときちんと捉えてゴール左側にシュートを決め、ついに逆転に成功しました。その後、2分が経過し遂に終了の笛が鳴ったのでした。

長年の夢が叶えられて本当によかったです。ガッツポーズがでまくりでした。残りのJ1も2試合があるのかな、すべて勝って、花を添えて欲しいと思います。

その陰で悲しい出来事がありました。過去にサンフレで選手として活躍して日本代表にも選ばれたことがある、現J3宮崎のFW工藤壮人が水頭症で32歳の若さでお亡くなりになりました。DFの塩谷選手、荒木選手、MFの野津田選手、キーパーの大迫選手は一緒にプレーしたことがあったようで、今回の優勝は彼へのはなむけとも言っていました。工藤選手、安らかにお休みください。

2022年10月17日 (月)

サンフレッチェ残念!

皆さん、こんにちは。日中はまだ暑い日も続いていますが、朝夕は結構涼しくなってきました。県北では最低気温が1桁になっているところも増えてきています。朝夕が寒く、日中が暑い(暖かい)日は体調を崩しやすいので、睡眠、栄養と感染予防には気をつけてお過ごしください。

10月16日、サンフレッチェは天皇杯決勝に進みました。相手はJ2でも下位に低迷している18位のバンフォーレ甲府でした。J2で7連敗中なのに、天皇杯ではJ1の4チーム撃破して決勝にきていました。サンフレ選手の中には、柏選手、佐々木選手と甲府出身の選手もおり、凱旋試合となりました。普通は広島が圧倒的に優位でしょうが、勝負は水物とよく言います。J2といってもプロのチームです。違いは、選手層の厚さと90分を戦い抜く体力です。ですからお互い前半は元気ですので、互角に戦えますがサンフレの動きが悪い。そして前半26分、ショートコーナーからシュートを決められてしまいます。その後も0-1のまま、相手を攻めあぐねて時間が過ぎていきました。しかし、後半まで体力のあるJ1サンフレが後半39分、ついに追いつきます。天皇杯決勝進出立役者の川村選手が、相手の股下を通したエゼキエウ選手からのパスを角度のあまりないところから一閃、豪快に蹴り込みました。その後の延長戦では、相手に一本のシュートも打たせなかったものの、サンフレのほうもシュートがバーに当たったり、相手のハンドで得られたPKを入れられなかったりして、ついにPK戦へ。4人目のキッカーは先ほどの川村選手でしたが、彼のシュートが相手GKにはじかれてしまいました。一方、甲府は全員がPKを決めて4-5でサンフレは負けてしまい、天皇杯6連敗でシルバーコレクターの名前がますますとどろく結果となってしまいました。まさか負けるとは思っていなかったので、本当にショックでした。

残るルバンカップでも決勝に来ています。今度こそ優勝してほしいです。頑張れサンフレッチェ。

2022年10月10日 (月)

新井さん、監督就任

皆さん、こんにちは。朝夕が寒くなりました。今まで半袖を着ていたのに、セーターや上着が必要なほどです。こんな時は体調を崩しやすくなりますので、注意して下さい。近年、春秋が短くなり、「四季」というより「二季」という感じになっています。汗をかいて痒くなるアトピー性皮膚炎を持っているなど人は、重ね着をすることで暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着るという感じで、体温の調節を上手にして下さい。

コロナウイルスは、全国的に減ってきています。一時1日で20万人以上が感染していましたが、今は13000人とピーク時の10分の1以下になっています。広島県においても一時8000人を超えた日もありましたが、現在は3桁になっています。このまま0にはなかなかならないと思いますが、急激に増えることのないよう対策をしていく必要があります。我々一人一人は、ワクチン接種、人混みでのマスクの着用、手洗いの励行をしっかりするしかないと思います。

カープは今年は結局5位で終わりました。最後の最後、連勝をしていれば3位に滑り込むことも出来ましたが、残念なことに、先発投手が早々と打ち込まれて失点したり、先手をとっても中継ぎ投手が失点したりと流れが悪かったです。佐々岡監督も頑張っておられたと思いますが、疑問を感じるような采配もあったり、チャンスを生かし切れなかったりと勝ち抜くような雰囲気に欠けていたように思います。そんな中で、次期監督が新井さんに決まったという報道がありました。阪神へFAで移籍した後、また戻ってきて、3連覇への布石を作ってくれました。その頃はカープは選手全体が家族みたいな雰囲気になっていましたので、来年もそうなってペナントレースを勝ち抜いていってほしいと思います。

サッカーの方は、サンフレがJ1は優勝は逃しましたが、未だ3位で頑張っています。さらに今までタイトルをとったことのない、ルヴァンカップと天皇杯はいずれも決勝に進みました。スキッペ監督は選手の実力を上手に出させることが出来る監督のようです。勝てば自信もつきますし、今はすごくうまくいっています。今シーズン大きなてこ入れが出来ていないサンフレがこれだけ勝ってきているのは、やはり監督の采配によるものだと思います。このまま突っ走って出来れば両方タイトルをとってほしいですが、少なくとも1つは優勝してほしいと願っています。サンフレの歴史に新たな一ページを書き加えてほしいです。

2022年10月 6日 (木)

両性界面活性剤について

皆さん、こんにちは。10月に入ってもしばらく暑かったですが、今日から涼しくなってきました。特に朝夕が急に涼しくというか、寒くなってきました。ただ、日中はまだ結構暑いので、着る服が困りますね。気温の変化が激しいときは、脱ぎ着が出来る服だと調節がしやすいので、適しているかなと思います。

今回は両性界面活性剤です。両性というのは、親水基の所がプラスにもマイナスにもチャージしうる性格を持っている界面活性剤ということですが、一般的には酸性溶液中で陽イオン界面活性剤として働き、アルカリ溶液中で陰イオン界面活性剤として働くもののことをいいます。中性溶液中では両性界面活性剤の性質を示しますが、化粧品成分としては、以下の表のようにまとめられています。

 
分類 分類(詳細) 化粧品成分名称
アミノ酸型 グリシン型 ココアンホ酢酸ナトリウム
ラウロアンホ酢酸ナトリウム
ベタイン型 アミノ酢酸ベタイン型 コカミドプロピルベタイン かぶれに注意
ラウラミドプロピルベタイン かぶれに注意
ラウリルベタイン
ココベタイン
スルホベタイン型 ラウリルヒドロキシスルタイン
ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン
天然系 レシチン レシチン
リゾレシチン
水添レシチン

作用としては、

陰イオン界面活性剤の洗浄力を増やす、泡立て力を高める、粘り気を増す、刺激を減らす

陽イオン界面活性剤または非イオン界面活性剤を溶けやすくする

など、基本的に主剤として使用されることはほとんどなく、陰イオン界面活性剤の機能向上や他の界面活性剤との相乗効果を目的とする補助剤としてよく用いられています。

**最近の話題として、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインのかぶれが増えているとのこと。コカミドプロピルベタインは、ヤシの油から得られる脂肪酸のうち複数種類(カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸など)の違ったものが混ざった状態で含まれているので、単一の物質ではありません。そのうち、ラウリン酸のものをラウラミドプロピルベタインと言います。配合量としてはこれが一番多いとは言われています。