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2022年12月

2022年12月30日 (金)

2022年も終わります

皆さん、こんにちは。今年もあと2日となりました。今年は皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。私に関して言えば、やはり4月にコロナに感染して10日も休業してしまって、皆さんに大きなご迷惑をおかけしたことが最も大きな出来事だったような気がします。医師になって、ほとんど病欠をしたことはなかったのですが、一昨年、コロナがはやりはじめの本当の初期の頃に、頸部リンパ節炎で4日くらい休んで以来の休診でした。その前はインフルになって1週間程度休診にしたことがありましたが、今年の4月のは明らかにコロナが陽性で、どうしようもなかったです。幸い、発熱は37.5~37.7度くらいまでで、それも2~3日で引いてしまい、後はじっと自宅待機でした。後遺症も、咳が数ヶ月続いたくらいで、特にしんどいものはなく、その点ではよかったです。現在ではコロナウイルスも感染力は強いものの、生命を脅かすほどの強さはあまりないようですが、今後どのように変異をしていくかは不明であり、やはりワクチンの効果は馬鹿に出来ないように思います。私は3回のワクチン接種の後、コロナに感染し、秋には新型のワクチンを打ちました。これで完璧とも思いませんが、それでもやはりワクチンを打っていたから軽症で済んだのではないかと考えており、ワクチンの効果は馬鹿に出来ないと思っています。

次の出来事としたら、完全予約制への移行でしょうか。開院時は順番予約を導入していましたが、数年前に、土曜日と平日午後のみ時間指定予約に変更しました。患者さんからすると、診察時刻が大体わかるので、その時間に来院されるとあまり待ち時間が長くなることもなく、結構好評でした。ただ、完全予約制にすると、それを知らなかった人、インターネットをしない人が予約できないことへの懸念がありました。ただ、それについては電話予約を導入することである程度解決しました。また、予約せずに来られた患者さんも、空きコマがあればその時間帯なら空いていますが、と言う形で対応させて頂いたり、今日はその時間も無理と言われる患者さんには、別の日の空きコマを伝えて、都合の合う時間帯での来院をお願いしたりして、ご迷惑を最小限にすることが出来たかなと思います。広島市内の皮膚科で完全予約制をしているのは、ほとんどないのではないかと思います。実際皆さんがどのように感じたか、機会があれば教えて頂ければと思います。

現在コロナによる感染者数は急激に増えてきています。中国では爆発的な感染者数の増加となっているようです。水際対策として、中国からの観光客はPCR検査が義務づけられたようですが、これにより少しでも外国からコロナが持ち込まれないことを祈っています。国内でも、移動制限などはありませんが、マスクの着用、密を避ける、手洗いの3つをしっかり行ってもらえれば少しでも感染リスクを減らすことが出来ると思っています。これも国民全体で行っていかないと価値が低くなりますので、ご協力をよろしくお願いします。

来年が皆様にとってよい年であることをお祈りします。よいお正月をお迎え下さい。

2022年12月 4日 (日)

日本歴史的勝利 Ⅱ 

皆さん、こんにちは。ここ数日朝晩が急に寒くなり、まさに冬を感じるようになりました。土曜日の朝もクリニック近くでは車の温度計が2.5度の表示で本当に寒かったです。ちなみに、私はすでにスタッドレスタイヤに履き替えました。

さて、ワールドカップカタール大会で、初戦のドイツ戦で2-1での逆転勝利で浮かれていたら、2戦めのコスタリカにはまさかの0-1で敗北でした。特に後半相手のシュートはたったの1本、それで1点。日本はずっと押していたのに、バックパスばっかりで昔の弱かった日本そのままでした。まあ退屈な試合でした。

そしてその後にスペイン戦でしたので、もう9割だめだろうと思っていて、翌日の仕事のこともありますし、普通に寝ました。そして起きてみたら、なんと2-1でこれまた逆転勝ちで、2度目のジャイアントキリングを起こしました。2得点に関わる活躍をしたのは、途中出場の堂安選手と三笘選手でした。堂安選手はドイツ戦でも得点しており、三笘選手もドイツ戦でも、スペイン戦でもドリブルから攻撃の起点となりました。1点目は、前田選手が相手ゴールキーパーにプレッシャーをかけに猛チャージしたところで、相手のクリアが少し小さく、そこに伊東選手が突っ込んでボールを奪い取りました。その跳ねたボールをとったのが堂安選手で、中に小さく切り込んで、思い切りシュート。力の入ったボールは相手キーパーの手をはじいてゴール!!完璧なゴールを決めました。

そしてそれから数分後、右から堂安選手が持ち込んで、相手ディフェンスをかわして相手ディフェンスラインとキーパーのちょうど真ん中にゴロでセンターリングしました。誰も動けない中、前田選手と三笘選手が左サイドで追いかけ、ほぼゴールラインを超えているかという位置で三笘選手がセンターリング。それを田中碧選手が体で押し込みました。逆転の2点目です。最初見たら、どう見てもゴールラインを割っていましたので、あ~と思いましたが(といっても試合終了後のビデオで見たので、実際は間違いなく点は入っているのですが)、サッカーの場合はテニスとは違って、ボールの接地点がラインの枠を超えていないのがインではなく、真上から見てラインを超えていなければインということでした。そこでVAR(ヴィデオアシスタントレフリー)の登場です。ボールにもセンサーが、そして各ラインにもカメラが設置されており、ミリ単位で計測されています。以前なら完全にゴールラインを割ったと理解されているだろう状況でしたが、VARはきちんと結果を提示します。そして結局ゴールが認められました。その後はスペインの怒濤の攻撃をきちんと受け止め、2-1で逆転で逃げ切りました。日本の底力、鋼のメンタルを見せつけてくれました。2大会連続での決勝トーナメントは初のことですし、ワールドカップでスペインに勝ったのも初めてです。ドイツもスペインも元々日本を甘く見ていたとは思いますが、次回のクロアチア戦は、相手も日本を研究してきますから、そうそううまくはいかないかもしれません。ただ、若さがある日本ですので、後半相手が疲れてきたときにチャンスが生まれるとみています。

ベスト8になると、おそらくブラジルとの戦いになります。1-1や2-2でPKとかもありそうです。そうなったら、勝ち抜くこともあり得るかと思います。頑張れ!日本。