2019年7月30日 (火)

カープどしたん

皆さん、こんにちは。7月は予約制の変更に向けて大忙しだったため、「ひとりごと」の更新が遅れてしまいました。その間に梅雨が明けてしまい、超暑い夏がやってきました。といっても、まだ広島は35度とかにはなっておらず、過去の夏に比べても、あせもの患者さんも多くはなく、今のところ「普通の夏」という感じでしょうか。その中で私は風邪をひいてしまいました。普段は真夏には風邪はひかないと思うのですが、今年は珍しく妻が咳き込んでしまい、夜遅くまで起きて、いろいろしていたら、結局寝不足となり、風邪がうつってしまいました。2時以降の睡眠が3日続くと風邪をひくという、自分なりのポイントがあるのですが、それを破ってしまったのでした。風邪をひくという条件がわかっていて、それを守らないのですからしょうがないですね。しかも、今年の風邪は結構咳が残るみたいで、3週間くらいたつのに、妻も私もコンコンと咳き込んでいます。早く治したいと思っています。皆さんも健康管理には気を付けてください。

そうこうしている間に、カープが大変なことになっています。前回のブログが7月2日でしたが、その時には、6月28日にDeNAに負けて以来1引き分けを挟んで、DeNAと0勝2敗1分け、ヤクルトと地元ズースタで3連敗、甲子園で阪神と3連敗、名古屋ドームで中日に3連敗と、11連敗で、あっという間に5位になっていました。

しかし、オールスターが良かったのでしょう。4日試合があいた7月15日から少しずつ変化が。DeNAとの3連戦は最初を取り、よっしゃと思ったのもつかの間、あと2つを落とし1勝2敗と負け越しで、ダメだ、と思っていました。なんせそのあとは首位ぶっちぎりの巨人との3連戦で、先発は菅野投手でしたから・・・。案の定、カープは打てず0点で、4回までに大瀬良投手が5点を取られ、0-5でしたので、今日も負けと思っていたら、4回に誠也のタイムリー、5回に西川選手のタイムリー、6回に安部選手のホームラン、7回に菊池涼選手のタイムリーと1点差まで追い上げてきました。8回に坂本選手に一発を打たれ、息の根を止められた~~と意気消沈していたところ、8回に松山選手のタイムリー、さらに、會澤選手の逆転2ランで、7-6で逆転勝ち!!鳥肌ものでした。そしてそこからは奇跡の連勝街道が始まりました。次の巨人戦も0-2からバティの2打席連続2ランで、4点を取り、4-2で勝利。21日もは初回の西川選手のホームラン、3回に追いつかれるも、以後は息詰まる接戦で、延長10回に誠也がサヨナラヒット。これで巨人を3たてです。それでもまだ10ゲーム近く離れていたような記憶があります。

その後中日とは、1-5で負けていた8回にゲッツー崩れて1点返し、9回には菊池涼選手とバティの2ランで一気に3点を取り、延長へ。そして最後は、その前のノーアウト満塁のチャンスで三振をしてチャンスをつぶしてしまっていた安部選手がサヨナラホームランで勝ち~~。これまた鳥肌ものの勝利でした。24日はジョンソン投手がなんと1安打完封で2-0で勝利、25日もノムスケが、ちょっと点は取られたものの、打線が12安打11点と効率よく先制、中押し、ダメ押しととり、快勝!!これで6連勝。

次いで最下位のヤクルトとの3連戦でしたが、26日は小園選手デイでしたね。2回に楽天から下水流選手とトレードで来た三好選手が2号ソロ、3回にはルーキー小園選手の3ラン。これはライトスタンドによく飛びました。途中3点返されたものの。8回に、2012年誠也と同じ年、ドラフト1位で入団した高橋大選手のタイムリー、そして西川選手のタイムリーと2点を取り、9回には誠也のタイムリー、絶不調だった野間選手のホームラン、小園選手のタイムリーで一挙4点。この試合、小園選手は4安打4打点の大大活躍でした。3月まで高校生だったとは考えられません。ショートを守っていますが、オールスター前にはよくエラーをして、ダメだこりゃ、と思ってみていました。しかし、その後、何かをつかんだのでしょう。思い切り振り、一生懸命走る、野球を本当に楽しんでやっている、その姿がファンを明るくしてくれます。ほんと、この子は持っています。3連覇を支えた田中選手とポジションがかぶるショートで入ってきて、当分は2軍よね、と思っていたら、田中選手が打率2割にも届かないまさかの絶不調。だからチャンスが回ってきたのですが、それをちゃんと手に入れるのですから、すごい強運もありますね。27日は3-2としびれる試合をものにし、28日は九里投手が初回に1点を失うも、2回に押し出しで1点、3回にはワイルドピッチ、會澤選手のタイムリー2ベース、そして小園選手の2ランで一気に4点をゲット。その後6回に1点、7回には會澤選手のタイムリー、西川選手の走者一掃ツーベースで一挙4点で試合を決めました。

攻撃陣のことばかり述べていますが、実はリリーフ陣がすごいことになっています。2年目の遠藤投手が18試合に登板し、防御率1.75と抜群の安定感を見せています。外連味のないストレートが低めにビシビシ決まり、3連続三振などもやっています。見ていて気持ちい~。また、楽天から福井投手とのトレードでやってきた菊池保投手も大活躍。昨年3試合しか出ていなかった投手ですが、今年はすでに33試合も投げています。ベテランらしく大崩れしない安定感のある投球が持ち味です。本当によく投げてくれています。そして、昨年から調子が悪く今年は2軍スタートであった今村投手が7月3日に1軍に戻ってきてくれました。7月だけで10試合の登板で、なんど防御率0.00.すなわち一点も取られていないということです。また、まだ28歳ですが400試合登板、球団最多111ホールドを達成と、まだまだ記録は更新しそうです。

3月の連続負け越しからスタートし、4月には8連勝、5月に11連勝、と借金を返済するどころか、2ケタの貯金をしました。しかし6月下旬から11連敗、7月には9連勝と貯金もできました。このように今年のカープは強いのか弱いのかさっぱりわかりません。ただ、今は投打がばっちりかみ合っています。このまま明日からの巨人戦も3たてし、ゲーム差を5から一気に2として、巨人をあわてさせたいものです。今は選手が自信を持ってプレーしているように見えます。その要因の一つには、上で述べたような、三好選手、小園選手の活躍、明るい笑顔があるのではと思っています。

これからもっともっと面白いペナントレースになるよう、頑張ってほしいと思っています、4連覇はもちろん狙ってほしいですが、ここまで復活したのも奇跡的ですし、後は楽しんで明るくやってほしいと思います。

2019年7月 1日 (月)

新予約システム開始は7月16日から

皆さん、こんにちは。梅雨入りが例年の比べだいぶん遅くなりました。それまでは、結構快適な日が多かった気がしましたが、梅雨に入ってから、蒸し暑い日が続いています。体調はいかがでしょうか。それに合わせて、カープの調子も上がりません。交流戦まさか、最下位になるとは思っていませんでしたが、今の状況を見ると、投打が全くかみ合っていないので、無理もないかなという感じです。6-0から追いつかれる試合もありましたし、昨日も9回ノーアウト満塁で、スクイズもなし、外野フライも打てず、三振ばっかりしていたら、そりゃ勝てません。最近はピッチャーがいい投球をするときには打線の援護がない、2失点で負け投手とかよくあります。一方首位の巨人はいつも一点差のゲームを勝ってきています。交流戦でもそうです。それが首位へ返り咲いた理由だと思います。この勝負強さ、カープにも欲しい!

さて、前置きはこれくらいにして、以前からお伝えしておりました新予約システムの稼働日が決まりました。7月16日です。平日午後と土曜日は時間指定予約で完全予約制ですので、窓口に直接いらしても受付できません。ご注意ください。また、その予約は、6日前から可能となっています。7月10日に16日の予約は可能ですので、もし受診予定のある方は、予約を取ってください。その際、予約の画面の最初には、当日午前の順番予約へ行くか、午後/土曜日の時間指定予約に行くかの選択肢がでますので、午前は(A)、午後/土曜日は(B)を選んでから以後の指示に従ってください。

現在のHPは、皆さんに早めに情報をお伝えしたほうがいいかと考え、すでに新システム用に切り替えております。実際は7月13日(土)まで従来通りです。これは、現在のHPの午前予約と全く同じ仕組みですので、初めて当院にいらっしゃる方は、HPの午前予約を参考にしていただければと思います。13日までは午後も窓口、電話、インターネットいずれの受付も可能となっております。

今回の新予約システムはご不便をおかけする点もあるかもしれませんが、利点もたくさんあると思います。上手に利用していただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2019年6月21日 (金)

予約診療の詳細について

概略

当院では、7月上旬をめどに平日午後と土曜日の診療を時間指定予約の完全予約制といたします。当院の窓口に直接いらしても受付はできません。電話での受付もできません。受診希望の方は、当院の予約ページより予約をお取りください。

平日午前は、今まで通りです。すなわち、直接来院しての受付もできますし、インターネットを利用した予約受付、予約専用電話での予約受付も可能ですが、この予約は順番を取るだけの予約です。ただし、受付人数が多くなった場合、インターネットと電話予約は停止しますが、受付時間内に窓口に直接いらした方は受付できます。

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受付方法のまとめ

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インターネットを使えない方は、平日午前の診療時間内にいらしてください。もちろん、ご家族の方などでインターネットが使える方がおられましたら、受診したい方の診察券番号と誕生日がわかれば受付できますので、代わりに予約を取っていただいても結構です。当方での代行はできません。ご了承ください。

時間予約について守っていただきたいこと・注意点など

1)初診、再診の方ともに、WEBからの申込が必要です。
  WEBサイト https://niimi-hifuka.mdja.jp/から、「診察申し込み」をしてください。

  予約受付時間は8:00-22:00です。

2)診察希望日の6日前から操作が可能です。日付、時刻を選んで、診察を申し込んでください。

  たとえば、来週の火曜日の予約は、今週の水曜日の朝から可能となります。

3)予約の変更、キャンセルも当日2時間前までにWEBサイトから行ってください。窓口、電話では対応できません

4)予約時間までに来院されない場合は、その診察枠はキャンセルとなります。

  一つの予約枠の中には複数の人数が入っておられますので、その中では原則的には来られた順に診察いたします。ただし、処置や診療の内容によっては順番が前後することがありますので、ご了承ください。
   初診の方:予約診察時刻の20分前までに来院してください。保険証の確認、問診票の記載などがございます。
   再診の方:予約診察時刻の10分前までに来院してください。保険証を確認いたします。

5)平日午後はスタッフが手薄ですので、手のかかる処置や検査はできません(水いぼの摘除、多数のいぼの処置、パッチテストなど)。午前中か、土曜日に来院してください。

 

2019年6月 2日 (日)

時間指定予約制の導入について

当院では、2019年7月をめどに、平日午後と土曜日の完全予約制(時間指定予約制)を開始する予定です。完全予約制ですので、平日午後と土曜日は窓口での受付は行いません。平日午後1時ころから並ばれたり、土曜日の朝早くから並んでいただきましても、受付はできませんので、ご了承ください。

完全予約診療の開始の理由について

1)土曜日について

現在、土曜日は待ち時間が大変長くなっています。早朝から60~80人が並ばれています。暑い日、寒い日、雨の日でも長時間並ばれている状況を何とかしたいと思っておりました。完全予約制(時間指定予約制)にすると、早朝から待つことは不要になり、ご自分の診察予約時間に合わせて来院していただければいいので、これらの状況が改善されるのではと考えています。

2)平日午後について

現状では、17時を超えてからの受付をされる方が殺到され、結果として診療が終わるのが20時あるいは21時とかになることもしばしばあります。その結果、皆様にも長らくお待たせする、帰宅が遅くなるなど、大変ご迷惑をおかけしています。また、7月より午後に勤務しているスタッフが現在より少なくなるため、今までと同様のレベルを保った診療を行うことが難しくなると思われます。

そこで、平日午後も完全予約(時間指定予約)とすることで、診療のレベルを落とすことなく、またお待たせすることを少なくし、皆様の利便性を高めたいと思っています。

3)平日午前について

今まで通りです。平日午前は、完全予約制としないことで、インターネットを用いた予約の出来ない方や、急に診療を受けたいと思われた方への対応を行うことができると考えています。もちろん、午前中は今まで同様、順番予約システムは使用できますし、電話予約も可能となっておりますので、ご活用ください。

時間指定予約制は、皆様の待ち時間の解消には有用なシステムと考えております。急な導入ではありますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

詳細につきましては、決まり次第お知らせいたします。

2019年5月27日 (月)

今年の往診日(2)

昨年より、原則第3金曜日を往診日としてを設定しております。時に間違って来院される患者さんもおられるようですが、その日はクリニックに原則おりませんし、おりましても往診カルテの整理、処方箋の作成、次に往診に行く場所の準備などを行なっており、一般診療は行っておりません。ただ、予約手術を行っていることもありますが、これもあくまで予約手術専用ですので、当日突然来院されても手術はできません。ご了承ください。

今年の後半の予定は以下の通りです。

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2019年5月26日 (日)

カープ12連勝逃す!

皆さん、こんにちは。GWはいかがお過ごしだったでしょうか。私は、娘が帰省していて、ずっと広島にいました。今年は10連休とかになっていましたので、患者さんも困ると思って4月30日は開院しました。開院していることは新聞にも載っていなかったので、どうなるかなと思っていましたが、HPを見た方が30人くらい来院されたりして結構忙しかったです。その後は6連休となりましたが、5月1日は令和天皇の儀式などをみたり、その他の日は家族でランチに出かけるくらいでした。

5月はずっと晴れていて、本当に快適な天候が続きました。最近は暑いと言ったほうがいいかもしれないほどの気温ですが、朝起きた時、青空が見えるのは確かに気持ちがいいですね。それに連動してか、カープの調子もうなぎ上りです。4月には借金8、ダントツ最下位、優勝の可能性0%と言っていたのに、8連勝で一気に借金を返したかと思えば、その後もスピードを緩めず、昨日まで球団記録にあと1つとなる11連勝で、あっという間に貯金10となりました。11連勝とした年のカープは100%優勝しており、今度は、優勝確率100%の見出しの新聞もありました。確率って一体なんやねん、という感じでしょうか。最近は、先発が試合を作り、中継ぎ陣も健闘し、追加点を取られず我慢しているうちに、攻撃陣が逆転する、あるいは先制してそのまま逃げ切るというパターンが確立されていて、見ていて昨年より強いのではないかと思わせるほどです。現在1番から5番までが固定メンバーですが、3番のバティスタ選手が調子がいいため、相手バッテリーも相当神経を使っていると思います。そうそういい球が8球も9球もいくとは思えませんものね。そうなると、鈴木誠也選手との勝負の際にミスが出やすかったりで、二人のうちどちらかが打つという感じで、得点を重ねています。また、5番の西川選手も、以前は悪球打ちが目立っていましたが、最近はチャンスでも打つようになりましたし、守備もだいぶ上手になってきています。そうなると、松山選手の出番がないところですが、これから暑くなって、先発選手の疲れがたまり、パフォーマンスが落ちた時に復活、となるのかな、と考えています。また、不振と言われる田中選手ですが、確かに規定打席に達している打者の中で最下位、唯一の1割台です。しかし、守備での貢献、また、最近は四球での出塁も増えており、だいぶ戻ってきている感じがします。彼が復調したら、本当に手が付けられなくなるほどのカープの打線が完成すると思います。その日が少しでも早く来ることを祈っています。

今日の巨人戦、カープは初回に先制したものの、先発のアドゥワ投手の出来が少し良くなく、絶不調の4番の岡本選手に3ランを打たれ、逆転されました。途中、ランナーをためるも今日スタメンの、絶好調磯村捕手がチャンスに打てず、いらいらしていましたが、7回に鈴木誠也選手のタイムリー、そして代打で出た長野選手の2点タイムリーも出て一度は追いつき、やった―やったーと喜びました。しかしそれもつかの間、8回にフランスア投手がヒット2本を打たれ、その後の犠牲フライで勝ち越し点を与えてしまい、結局負けてしまいました。満塁からのセンターへのフライも浅かったので、野間選手がきちんと返球できていればアウトにできたかと思いますが、そのあたり、もっともっと練習をしてもらいたいものです。

カープが良いときにはサンフレが悪く、カープが悪いときにはサンフレが良いというのがどうやら定番のようで、今日は5連敗中だったサンフレが、苦手の浦和にまさかの4-0で勝ちました。相手のシュートが枠に当たるラッキーな面もありましたが、相手のパスカットなど、ボールを奪う技術が高く、スルーパスから抜け出すスピードも相手守備陣を完全に上回っていて、こんな試合ができるなら、なんで5連敗もしたの?という感じすら受けました。一時首位でしたが、今は7位になっているサンフレッチェ。ACLは予選を突破して、トーナメントに進んでいます。どんどん勝ち進んでいってほしいと思います。

最後に、今後の予定についてお伝えしたいことがあります。最近土曜日に来られる患者さんが多く、ネット開始の9時半までに60人くらいの方が並んで受付されたり、その後ネットを用いて60人くらいの方が10分~20分間で受付されたりと、受付するにも、診察を受けるにもいずれにも待ち時間がとても長くなり、大変ご迷惑をおかけしています。同様のことが、午後の診療にも見られています。そこで、近い将来、予約の仕方を変更しようかと考えています。詳細が決まりましたら、追ってお伝えします。もし、クリニックへネットで受付をされたことがある方は、ラインかメールアドレスを登録しておいていただきますと、詳細が届くと思いますので、ぜひ登録していただければと思います。また、もしお知り合いの方で、当院に通院しておられる方がおられましたら、変更が生じたときに情報を伝えていただければ幸いです。

2019年5月 4日 (土)

令和元年になりました

皆さん、こんにちは。5月1日に新しい元号に代わりました。当日はテレビで天皇のご退位、並びに皇太子殿下のご即位に伴う儀式(剣璽等承継の儀)を拝見しました。3種の神器を定型通りに配置され、皇太子殿下がお言葉を述べられました。平成天皇のお言葉と共通していたところも多数あったと思います。ただ、私は、天皇陛下が変わられたら、先代の天皇とは全く違う道を模索し、その方向で進まないといけないとは考えておらず、日本国の象徴として、国民に寄り添い、国民、そして国の平安を祈るというスタンスを継続されればいいのでは、と考えています。と一言で言っていますが、そのために必要な天皇陛下のエネルギーたるや私の想像をはるかに超えたものだと思っています。実際、歴代の天皇陛下は元旦に、四方拝という、その年の災いを祓い、豊作を祈願するといわれている祭事を行っておられます。その時の呪文は、要約すると「この世で起こるさまざまな困難は我が身を通してください,すべて自分の身が引き受けますから国民を守ってください」という意味だとのことで、自らを神々へ捧げることで、国家国民の安泰を祈っているということのようです。これを平安時代から何千年も行ってきておられるとのことですので、その歴史に驚くとともに、歴代の天皇陛下には本当に頭が下がります。

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それから4日が経ちましたが、皆さんは少しは新元号に慣れられたでしょうか。私は頭では分かっているのですが、まだ平成と言ってしまう時があります(私は昭和生まれで、医師になったのも昭和ですが、一番長く生きたのが平成ですし、大人としての活動は平成だけと言っても過言ではない状況ですので、やはり平成時代が一番記憶に残っているからだと思いますし、先日まで平成と言っていましたのでその脳への刷込みも当然深~く残っていると思います)。ただ、連休中なので、書類を書いたり見たりするわけではないので、実感がわかないというか・・・。連休が終わって、いろんな書類を記入するときに、間違えるか、ちゃんと書けるかでなじんでいるかどうかがわかるかなと思います。

先日、8連勝して借金を返したかと思ったカープですが、それからあれよあれよとヤクルト、阪神相手にジョンソン、九里、アドゥワ投手で3連敗、そして野村投手でも負けが止められず4連敗となり、このまままた沈没していくのか!と思っていたら、2日の阪神戦はエースの大瀬良投手が7回まで無失点の投球をし、8回から登板したフランスア投手がこれまた0点に抑えました。すると9回表には、野間選手の四球、菊池選手のいつもながら完璧な送りバントの後、最近絶好調のバティスタ選手の2ランホームランが飛び出しました。しかし2点では中崎投手には不安があるので、どうかと思っていたら、4番の誠也もヒット、牽制球の補給ミスで2塁に進んだ後、6番の曽根選手のライト前ヒットで1塁3塁の大チャ~ンス。そこでこれまた勝負強い會澤捕手のレフトへのタイムリーツーベースでこの回一挙4点と、昨年までのつながる野球を見せてくれました。9回は案の定、中崎投手が登場。2死から1安打は打たれましたが、あと一人を料理し、ついに連敗ストップです。

そこからズースタに戻って巨人との3連戦に突入したわけですが、昨日は床田投手がこれまた頑張ってくれていました。2回には勝負強い會澤捕手のタイムリーで先制すると、6回には菊池選手はセンター前ヒットを打ち、盗塁後の悪送球で一挙3塁まで進みました。そこで好調のバティスタ選手の犠牲フライで1点追加。さらには誠也の右中間へのホームランで、3-0となり床田投手の調子ならこのまま逃げ切りかと思っていたのですが、最近のカープは守備がザルでいけません。内野安打のランナーを置いた状況で、あの名手菊池選手の2塁へのトスが高くなり、2塁、そして1塁もセーフとなってしまいました。そのチャンスで代打阿部選手が、さすがのタイムリーで1点取られました。その後、坂本選手の3塁ゴロを安部選手がまさかのトンネル!!で1点返され、丸選手の犠牲フライであっという間に同点となってしまいました。その後以前は巨人にいた一岡投手が登板し、2者連続三振でとりあえず相手に行きかけていた流れを止めてくれました。一岡投手ありがとう。そして床田投手はかわいそうでした。8回はフランスア投手が満塁としながらもなんとか0点で抑えてくれ、やれやれと思っていたら、その裏、われらのカープがまたやってくれました。バティスタ選手がボテボテの内野安打で、出塁したら、曽根選手が代走に。誠也がライト前ヒットで1アウト1-3塁のチャンスとなりました。そこで西川選手がレフトに犠牲フライを打ったのですが、これが結構浅目のフライでした。しかし、広瀬コーチも曽根選手もタッチアップする気満々で、思い切って突っ込みました。するとレフトでフライを捕球した重信選手からの返球がホームから大きく逸れ、楽々セーフ。その後、安部選手が名誉挽回の2ランをライトスタンドにたたき込み結局6-3で勝ちました。やれやれ。すっきり勝てんです。

そして今日ですが、ジョンソン投手がヘロヘロながらも6回まで0点で抑えてくれました。一方カープは1回に菊池選手のショートゴロが坂本選手の悪送球を誘ったのはいいのですが、ファーストを走り抜けた菊池選手がファールゾーンに行かなかったため、インプレーとなりタッチされアウトになってしまいました。そしてそれを抗議した緒方監督がなんと退場処分となってしまいました。令和最初の退場監督という不名誉な称号ゲットです。その後は高さんが代理監督として頑張ってくれました。そんな嫌なムードも、次のバティスタ選手がライトスタンドにホームランを打って帳消しにしてくれました。本当にバティは当たっています。5月は打率がなんと.438で、ホームラン2本、毎試合の打点6、三振はまだ2つです。以後はチャンスがあるも点には結びつかず1-0のままジョンソン投手が降板した7回、昨日は頑張ってくれた一岡投手ですが、今日はノーアウトからビヤヌエバ、坂本選手に連打を浴び、丸選手にセンターオーバーの2点タイムリーを打たれて逆転されてしまいました。この時点でジョンソン投手の勝ちは消えてしまいました。残念!以後は岡本、ゲレーロ選手を何とか抑え、1-2のまま7回裏へ。そこで簡単に2アウトとなってしまいましたが、絶不調の田中選手がツーベースヒット、そして、代打會澤捕手が2日連続のタイムリーヒットで何とか同点へ。9回には巨人が守護神?中崎投手を打ち、2アウト1、2塁となりますが、5番の増田選手を何とか抑え、そのまま延長に突入となりました。10回表はレグナルト投手がランナーを出すものの何とか抑えてくれました。そして10回裏のカープの攻撃です。1番野間選手のライト前ヒット、2番菊池選手が、楽勝で送りバント。彼のバントのうまさは神業です。何度もチャレンジしてうまくバントができない選手も多数いる中で、いとも簡単にバントを決める菊池選手、ほんとにすごいです。そして、絶好調の3番バティ、次いで5月の打率は先ほどのバティを超える.533をほこり、現在首位打者の4番の誠也を迎えるわけですから、相手バッテリーは大変でしたでしょうね。最後はバティがレフトオーバーのタイムリーでカープのサヨナラ勝ちで3連勝となりました。明日も勝って、巨人をスイープし借金返済といきたいものです。

ちなみに明日は今シーズン初の投球となる中村祐太投手が先発のようです。一昨年は15試合に登板し、5勝4敗、防御率3.74とまずまずの成績でしたが、昨年は4~5月は3連勝と順調な滑り出しだったものの、最終的にはわずか9試合の登板で、3勝4敗、防御率6.04といまいちピリッとしませんでした。床田投手のように、若々しく強い球を投げて、よい試合を作ってほしいものです。がんばれ裕太!

一方のサンフレは、開幕から7戦無敗とのロケットスタートで首位を走っていましたが、ここ2試合は0-1で負けており、今回の横浜とは必勝の気持ちで臨んでいたと思います。前半相手ゴール前に怒涛の攻撃を仕掛けていたのにもかかわらず最終的なシュートの正確さに欠け、無得点でした。一方、相手には1つのスルーパスで得点されるなど、残念な前半でした。後半も相変わらずシュートは打つものの枠をとらえきれず、無得点が続きました。そして最後の最後に川辺選手のヘディングがゴールラインを割っていたにもかかわらず、ノーゴールとされるという不可解な判定がでて、結局今回も0-1で敗戦となりました。これには城福監督も怒り心頭で、JリーグにVAR(ビデオアシスタントレフリー)の導入を依頼したとのことです。VARでなくても、外国導入が進んでいるGLT((ゴールラインテクノロジー)の略。ゴールのみを判定するが、ボールがゴールラインを割ると瞬時に審判の腕時計に通知が入り、ゴールだったとわかるシステムのようです)を導入してもらいたいものです。個人的には、中央にネットのないコンタクトがある競技、たとえばサッカー、バスケ、ラグビー、ホッケーなどでは、相手を引っ張ったり、肘で突いたりという、多少の駆け引きがあるのもしょうがないので、VARとかで、がんじがらめにするのもどうかと思いますが、ゴールが入ったかどうかをあいまいな判定で左右されるのは面白くないです。勝った横浜のサポーターも心底喜んでいないと思います。

2019年4月29日 (月)

カープが負けた

皆さん、こんにちは。10連休が始まっていらっしゃる方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。先週は気温の上下が激しく、最高気温は21日は26.7度、22日は27.8度と夏日となりました。しかし、24日は18.9度そして今日は16.1度と21日~26日の最低気温よりも低い最高気温となっています。こんな時には体調に注意しないといけないのですが、私は先々週の土日は愛媛に学会に行っており、暑い日を過ごしました。その後、再開後の忙しさと気温の変化についていけず、久しぶりに風邪をひいてしまいました。この2連休で治したいと思います。

GW,長いですので、どこかにお出かけの方も多いかと思います。帰省ラッシュもすでに始まり、今朝は上越新幹線が停電で3時間半も止まってしまいました。なんでこの時期に、と思わずにはいられませんが、遭遇された方には、お疲れ様ですした、以後は良い時間をお過ごしください、と申し上げます。その他、昨日は山陽道で事故があり20kmの渋滞が、今日は東名高速道路は42kmの渋滞が発生しています。また、市内にも他府県ナンバーの車が多数みられます。昨夜は、八丁堀交差点で、突然右折をしようとしていた山口ナンバーの車を見ました。お車で移動の際は普段以上にご注意ください。

カープ、開幕からこけまくっており、5連敗やら借金8などやらで打ちひしがれていた私ですが、17日のジャイアンツ戦に逆転勝ちしてから流れが変わってきて、ニコニコ顔になってきました。先発投手がしっかり投げることから波に乗り始め、19日からDeNAをスイープ、23日から中日をこれまたスイープ、ズースタで6連勝と勝ちがついてきました。27日のヤクルト戦も2-0で勝ち、ついに8連勝となり、あっという間に借金を返済してしまいました。その間、大瀬良投手は完封勝利を挙げて、真のエースになってきています。その他、野村投手もコントロール重視で打たせて取るピッチングで勝ちを重ね、怪我から復帰の床田投手が土曜日の男として4連勝と化けてきています。昔から実力はあると言われていましたが、怪我をしてからメンタルも鍛えられたのでしょう。本当に一皮むけました。貴重な左投げでもあり、このまま伸びていってほしいと思います。

しかし、今日はいけません。ジョンソン投手がよれよれでホームランを3発も浴びてしまいました。攻撃のほうも、怪我から復帰の鈴木選手は3安打、1四球とすべての打席で出塁するという大活躍でしたが、塁をにぎわすものの、チャンスで進塁打や連打がでず、バティスタ選手の2ランホームランのみの2点で2-4で負けてしまいました。最近ジョンソン投手は調子が悪いのか、精彩を欠いています。一応前回は勝ち投手になりましたが、5回をアップアップでようやく投げ切ったという感じです。こんな状態が続くのであれば、もっと若手にチャンスを与えてもいいかもしれないと思ったりしています。まあいつまでも勝ち続けることはできませんので、明日から気持ちを入れ替えまた勝ちを積み重ねていってほしいと思います。

サンフレッチェもFC東京との無敗対決で負け、今日も3位の名古屋と0-1で負け、3位に転落です。それでも、負けた2試合とも0-1と僅差であり、昨年末よりは守備がかなりよくなってきているように見えます。すごく崩されていたわけではないので、まだまだ巻き返しが期待できると思います。気分を入れ替えて頑張ってほしいです。

4月30日についてですが、当院は開院いたします。28日の中国新聞の28面に「10連休 休日加算で混乱  -医療機関の一部 誤算定のおそれー」のタイトルで囲み記事が出ました。確かに休日加算は医師会などから任命された当番医などにのみつけられる加算ですが、これとは別に時間外加算というのがあります。これが算定されるのは、1)平日の午前8時前、あるいは午後6時以降に受付し診察された場合(受け付けを午後6時前に済ませている場合は加算されません)、2)土曜日の午前8時前、あるいは正午以降に受付し診察された場合、3)各医療機関が設定した休診日(休日とは、日曜日、国民の祝日、1/2-3、12/29-31が対象となります)に診察された場合のいずれかに該当するときです。今回は3)が該当するので、時間外加算が発生します。新聞の記事を読みますと、加算はおかしいと言われる方がおられるかもしれません。結論から申しますと、休日加算は算定されませんが、時間外加算は算定されるということですので、ご理解をいただければと思います。この記事の書き方は、加算に何種類もあると知らない方からすると、加算はおかしい、という風な誤解を招きかねないと感じます。もしかしたら、医療制度について詳しく知らない人が書いたのかもしれません。確かに日本の医療保険の制度は世界一複雑と言われていますので、全部を把握することは難しいかもしれません。しかし、たとえそうであっても、新聞の与える影響は大変大きいことを自覚して記事にしてもらいたいと思います。

2019年3月28日 (木)

イチロー選手引退

皆さん、こんにちは。今日はとても暖かい日でした。昼は20度近くになったのではないでしょうか。ただ、風が強かったので花粉症の方々はちょっと苦しかったかもしれません。私も、内服薬2種、点眼、花粉用メガネでしのいでいます。これからスギ花粉量は減ってきますが、4月上旬にはヒノキの花粉量がピークになってきます。広島など中国山地はスギも植林していますが、他の地方と比べてヒノキの植林量が多いため、スギよりヒノキの影響が大きいと言われています。ヒノキ花粉症の方々は、もう少し頑張ってください。私は過去に血液検査をしたときにはスギのみ陽性でしたが、GWあたりまで目のかゆみ、鼻水が出るので、ヒノキのアレルギーも持っているかもしれないと感じています(まあ調べればわかるのですが、わかっても、わからなくても対応は同じように続けるだけですので、検査はしていません)。

3月21日、マリナーズのイチロー選手が引退しました。大リーグで3089本、日本で1278本、合計4367本のヒットを打ち、日米合計では世界一の記録です。大リーグだけの記録としても、歴代21位というとてつもない記録です。その他、10年連続200本安打とか、2004年には262安打と歴代最多安打を更新したりとか、10年連続ゴールデングラブ賞を受賞したとか(日本でも7年連続していたので、通算すると17年連続)、挙げればきりがないほど、多くの記録を打ち立てています。しかし、本人はそれほど記録にはこだわっていないようなので、これがすごいです。誰かに破られるでしょう、破ってほしいとか言っているようです。それが更なる野球の発展につながると言いたいのでしょう。こんな選手がいたとは、ほんと誇りに思います。ただ、その記録の陰に奥様の弓子さんの献身的なサポートがあったようです。イチロー選手には数えきれないほどのルーチン、こだわりがあり、試合前30分に昼食を食べるとか、トーストを焼く時間は2分30秒とか、食べ終わると同時に次の焼きたてのトーストを出さないといけないとか、夕食はどんなに遅くなっても自宅で必ずとるし、その品数も8~9品。それをベストのタイミングで出さないといけないとか。ホント、奥様のほうが神っています。さらに、夫婦で起業したようですが、不動産業や美容サロンを経営して年商100億の会社を奥様が実質切り盛りしているとか。イチロー選手もすごいですが、奥様もすごすぎですね。お互い、認め合い、価値観も共有できていたようですので、うまくいっているのでしょう。

しかし、このタイミングでの引退、本当に平成が終わる、というのを実感してきています。特に最近はTVでも平成総集編とか、平成を振り返るとかいうタイトルの番組も多く見られますし、平成最後の~~という表現が多く見受けられますし。私は昭和生まれですが、これで3つ目の元号を生きるようになります。昔、祖父母が明治生まれと聞いて、年だな~と思っていたのですが、それが今度は自分に当てはまるようになります。確かに私は還暦も近いのですが、その反面、そんなに長く生きてきたという実感があまりありません。しかし、上記のような現実を見てみるとやはり、結構長く生きてきたんだなと改めて思う今日この頃です。

2019年3月20日 (水)

新井さんの引退セレモニー

皆さん、こんにちは。お久しぶりです。3月も半ばを過ぎました。今月は娘の引越しの手伝いや、学会の準備、クリニックのスタッフのことなどでバタバタしており、更新が遅くなりました。そうこうしているうちに、明日は春分の日ですね。以前も何回もお話していますが、この時期が一番紫外線に当たる時期ですので、お出かけの際は日焼け止めをしっかり使用してください。春分の日と秋分の日はいずれも太陽が真東から出て、真西に沈み、昼が12時間、夜が12時間と同じ条件となります。すなわち、降り注いでくる紫外線の量も同じとなります。ところが、気温がまったく異なりますね。3月は寒い、9月は暑い。ですから、昼間外に出ると、3月はお日様を求めてつい日なたに出てしまうのです。しかも、日に当たると気持ちいいので、何時間でも日を浴びることができます。一方9月は暑いので日陰を求めてしまい、木陰に逃げます。以上のように、3月は日光を浴びようとする、9月は日光を避けようとする、と体が勝手に動いてしまうのです。加えて、3月は冬が終わったばかりですので、昨年の日焼けによって黒くなっていた皮膚が白くなっています。その状態で日に当たるので、ますますダメージが強くなります。9月は、夏を超えていますので、それなりに黒くなっていますから、紫外線によるダメージも軽減されます。3月、危ない季節です。シミ、そばかす、しわが気になる方はくれぐれも油断なくお過ごしください。

先日、新井さんの引退セレモニーが行われましたね。オープン戦の前に始球式が行われ、25番のユニホームを着た新井さんが登場、二人の息子さんたちが左右のバッターボックスに立ち、彼らに向けて投球しました。さすがこの前まで現役だっただけあり、緩い球でしたが、ストライクでした。本当にお疲れ様でした。山本浩二さんやサプライズの黒田さんの登場もあり、心に残るセレモニーでした。現役時代、新井さんの笑顔、ハッスルプレーで勇気づけられた人は数知れないと思います。彼のキャラは余人をもって代えがたいですが、アンパンマンこと松山選手や、菊池選手、あるいは、長野選手らが彼ら自身のキャラを確立し、カープを引っ張ってくれるといいなと思っています。ありがとう新井さん。これからもカープの発展のために力を貸してくださいね。

サンフレッチェに関しては、昨年9月から半年にわたり勝ちがなく、3月9日にようやく勝ちをつかみ取りました。勝つということが、これほど難しいものかとつくづく思いました。今年の開幕、対清水戦は1点先制されるも、後半、新加入の元スウェーデン代表のエミル・サロモンソン選手が同点ゴールと、引き分けでスタート。第2戦は磐田とホームで0-0のスコアレスドロー。また勝てませんでした。しかし、3節のセレッソ大阪戦では、開始早々またエミル・サロモンソン選手が相手のバックパスを素早く奪い、無人のゴールにシュート!!相手のミスを見逃さない熱心なプレーが今季Jリーグ初勝利につながりました。ここから調子を上げてきたサンフレッチェ、次のACLでは、本田圭介選手所属のメルボルンVとホームで戦いました。開始早々東選手の先取点で勢いが生まれました。その後本田選手の倒れこみながらの技ありシュートで同点に追いつかれましたが、後半試合終了間際に渡選手のヘディングで勝ち越し、そのまま勝ち切りました。やりました~~。そしてJ1第4節、対松本戦では、後半に柏選手がドリブルで持ち込んで、右足でゴール右隅に狙い澄ました素晴らしいシュート。そしてこの1点を守りきり1-0で勝利。結局、なんだかんだと言っても今シーズンサンフレは無敗で、いつの間にか4位に浮上していました。そして、この勝利でホームでのリーグ戦通算200勝を達成しました。おめでとう!!現時点で負けていないチームは1位のFC東京とサンフレだけです。また総得点3は下から5位で、本当に点が取れません。しかし失点もわずか1でこれは1位です。しっかりした守備力があり、最少得点で勝ってきているということですね。その立役者はGKの大迫選手でしょう。今までの正GKの林選手が怪我で出られない中、代わりで出場していますが、グングン成長しています。もともとU16からずっと日本代表にも選ばれて来ており、逸材ではありましたが、今回もU20日本代表にも選ばれ、若手No1キーパーとなってきています。これからは連係プレーをしっかり行い、攻撃力に磨きをかけ更なる上位を狙えるように頑張ってほしいと思います。

今週の日曜日、将棋NHK杯の決勝が行われました。決勝にコマを進めたのは、羽生善治九段と、郷田真隆九段と、超重量級の戦い(すなわち、元タイトルホルダー、A級棋士同士の戦い)となりました。現在八つのタイトルがありますが、タイトルホルダーの最年長は渡辺明二冠の34歳であり、広瀬章人竜王が32歳、佐藤天彦名人が31歳、後は20代が3名となっており、若手が強いということになっています。しかも、NHK杯は考慮時間が5分+10分の早差し棋戦であり、反射神経が要求されるため、若手有利とされています。その中で、決勝戦が48歳の羽生九段と、47歳の郷田九段でしたので、まだまだ若いもんには負けんという、中年棋士の意地が見えたような気がしました。ちなみにベスト4は上記二人以外には森内九段、丸山九段という、これまた元タイトルホルダー、A級棋士ばかりで、これも強いから上まで来るわけですので、当たり前でもありますが、4人全員1970年生まれ(郷田九段は1971年3月生まれですので、全員同級生)という珍しい状況にびっくりしました。結局羽生九段が歩打ちから手を作ってそのわずかな手がかりから郷田九段に襲い掛かり、きれいに勝ちまでつなげたのでした。これでNHK杯は11回目の優勝となりました。1回でもすごいのに、11回ですよ。本当に神といわれるだけの人ですね。タイトルも99個とあとひとつ取れば区切りの100個となります。まだまだ強い羽生九段、100個目のタイトルはどの棋戦でしょうか。楽しみは尽きません。

にいみ皮ふ科アレルギー科