2021年5月16日 (日)

梅雨に入ってしまいました。

皆さん、こんにちは。朝夕が涼しく、日中がすこし暑いな~と感じていたのに、なんだかいつの間にか梅雨に入ってしまいました。昨日も今日もすごく蒸し暑く、確かに梅雨と言ってもいい感じです。広島では過去に5月8日に梅雨入りしたのが最も早かったみたいで、今回は過去に2番目に早い梅雨入りのようです。例年、5月と言えばフラワーフェスティバルですが、その頃は晴れ渡る青い空、紫外線が強くチリチリする暑い日、というイメージでしょうか。昨年と今年はコロナウイルス感染症が蔓延したため、フラワーフェスティバルが中止となり、季節感を感じるイベントが消えてしまいましたが・・・。

コロナウイルスと言えば、なんと今日から広島も非常事態宣言下に入りました。現在は東京、京都、大阪、兵庫、愛知、福岡、北海道、岡山の9都道府県が入っています。広島では5月7日に90人だった感染者数が、翌日には倍の181人になり、以後195、180、169人と高値で推移した後、5月12日から初の200人越えの219人、さらに213、207、そして昨日は過去最多の239人となりました。この状況を踏まえて、非常事態となっているわけですが、あっという間に患者数が増えてびっくりしています。おそらく、GWに関西圏から多数の旅行客が来ていたようですので、彼らが持ち込んだ可能性もあるかもと思います。とりあえず私たちができることと言えば、かからないようにすることだけです。具体的には、

1)睡眠、食事を適切に取り、ストレスを減らして免疫力の低下を防ぐ。

2)マスクの着用は言うに及ばず、手洗い、消毒、うがいをして感染を防ぐ。

3)感染機会を減らすために人の多いところへの外出はできるだけ避ける。

これに尽きます。今までも上記注意を払って行動してきておられる方もたくさんいらっしゃることと思いますが、もう一度心にとめて、引き続ききちんと行っていただきたいと思います。

今日のカープ、また引き分けでした。床田投手、ヒットは打たれまくってもとりあえず無失点で降板しました。よく試合を作ってくれました。しかし後を継いだコロニエル投手が勝ちを台無しにしてしまいました。3連打を浴び、逆転され、床田投手の勝ちは消えてしまいました。中継ぎが相変わらずダメですね。開幕当初は新人投手3人で競うように頑張っていましたが、今頃は塹江投手も打たれることもままありますし、僅差を勝ちきれません。その中ではやはり栗林投手の無失点記録は特筆されるべきものでしょう。勝ちもセーブもつかない中、本当に心をすり減らして頑張ってくれています。気が早い話ですが、今年の新人王も狙えるのではないかと期待しています。ただ、阪神の佐藤選手の活躍がとても目立っています。打率は大したことはないのですが、本塁打も2位、打点も2位と並みいる各球団の4番バッターよりはるかにいい数字を残しています。このまま阪神が優勝でもしたら間違いなく佐藤選手が新人王になりますので、栗林投手には何かタイトルでも取ってもらって、何とか新人王争いに勝ってもらいたいと思います。今のところ、菊池選手の首位打者とか、タイトル争いくらいしか楽しみがないカープの状態が残念で仕方がありません。

2021年5月 6日 (木)

カープが勝てません

皆さん、こんにちは。ゴールデンウィークが終わりましたが、どのようにお過ごしになられたでしょうか。本当ならいろんなところに行ってみたかった、とおっしゃる方も多いかと思いますが、非常事態宣言がいろんな場所で発令されており、なかなか動きにくかったのではないかと思います。当院は全くの暦通りの休みでしたので、4連休となっていたわけですが、私は最初の日は雑務のためクリニックに朝から夕方までいました。3日は妻とランチをして東急ハンズ、福屋と回って帰りました。4日は近くのスーパーに行ったのと、布団の具合が悪くなったので、新しい布団を見に出かけたくらいでした。そして本日は、別の店にランチに行って、三越によって帰りました。ランチは必ず予約を入れる店のみにしています。そういうところは小さいお店であったり、大きくてもスペースを取ったりして感染対策が取られているところが多いので、安心感があるからです。車を入れた駐車場のお兄さんと話をしましたが、このGWは例年よりすごく少なかったようです。大阪ナンバーの車とかも見ましたよとも言っていましたが、この連休で本当に大阪から来たのなら、正直のところちょっと来てほしくないし、他府県に行かないでと府知事も言っていたでしょ、と言いたい気分でした。広島では、ほとんどの人がマスクをしていましたし、テーブルには透明の衝立も置いてあるし、会食後の話もマスクをつけて行っている人がほとんどでしたので、ある程度安心して外食できるなとは思いました。

感染を引き起こす一番の問題は、密だとは思いますが、その次に悪いのはやはりアルコールだと自分では思っています。夜のアルコールの提供時間が制限されていますが、それは仕方がないと思います。だって、芸能人でも一般人でも新聞沙汰になるような事件を夜に起こしている人の多くはアルコールを飲んでいて、「その時の記憶がないので、自分がやったかはわからない」とか、いつも同じ言い訳をききますから。アルコール代謝酵素の弱い日本人は、アルコールが入ると酔ってきて自制心を失い、いろんなへまをしでかすわけです。また、店の中でアルコールを飲めないのなら外飲みだ、とかも言われていますが、結局飲んでいる人は酔っていますので、大声を出したり、一気飲みをしたり、まあ周囲に迷惑をかけていますよね。コンビニも20時以降は酒類販売を自粛するとかすればいいのにとは思います。

別の意見で面白いのがありました。酒類を提供する店では、飲酒提供時間は制限せず、その代わりに店の入店人数を減らすといいというものです。実際、ずっと満席であることは少ないと思われるので(一部の超人気店は知りませんが)、定員を半分にしても売り上げは3割減くらいで止まるようなのです。そこに時間制限(例えば2時間までとか)を組み合わせると、満席のときに来た次のお客さんには、たとえば「今のお客は18時に入ったので、20時には席が取れますよ」、と言ってあげれば待つ人もいるでしょう。すると店側はずっと50%の入りが続きます。忙しさは満席の半分なので、ホールも厨房もてきぱき動けるし、次々料理も出せるし、提供のリズムが良ければどんどん食べて飲んでくれるでしょう。すると客単価も上がるので、満席で待たせてだらだらよりも皆がハッピーともいえるのではないでしょうか。結果的には売り上げは半分に落ち込まず、うまく行けが90%くらいは出るかもしれません。まあこの作戦は非常事態宣言下では使えませんが・・・。

カープの調子が悪いですね。開幕時、巨人が3/28~4/11まで3点以下しか取れなかった時期がありましたが、それでも3勝6敗3分けでしのいでいます。ところがカープは4/28~5/5まで3点以下しか取れていませんが、なんと6連敗です。投手が頑張って3点以下に抑えていても野手が打てず、見殺しにしています。チャンスで打てないのは最近の傾向ですが、なんで1アウト3塁で、三振なんだ、バットに当ててゴロになればチャンスがあるのに、とも思ってしまいます。その中で希望は、菊池選手が元気なこととクロン選手が少しずつ調子が出てきていること、それと栗林投手が完ぺきなことくらいでしょうか。特に栗林投手は開幕から無失点を14試合も続けて、ドラフト制度導入後の新人記録を更新しました。ちなみに開幕からの無失点記録は中日田島投手の31試合。これもすごすぎですが、開幕からでなければ、阪神の藤川投手の38試合連続無失点という、気の遠くなるような偉大な記録があります。はぁ~。それとは逆に心配なことは大瀬良投手、野村投手、会沢捕手の故障、堂林選手、田中選手の調子が上がらないこと、などです。嬉しいことは、1~4年目までの若手が頑張っていることでしょうか。ただ、若さゆえしょぼいミスも多いので、同じミスは繰り返さないようにしてほしいものです。5位になったカープですが、途中8連敗でどん底だったDeNAが急に息を吹き返しています。4/27日からの3連戦3セットとも2勝1敗で乗り切ってきています。3.5ゲーム差になっており、最下位もありそうなこの頃、心配です。縮こまらず思い切りやれ~と思います。

2021年4月14日 (水)

松山選手 おめでとう!

皆さん、こんにちは。だいぶ暖かくなってきましたが、それでも日陰は少し肌寒い感じで、4月はこんなもんだったかなぁと思っているこの頃です。スギ花粉はピークを過ぎ、ヒノキと黄砂が多くみられています。ヒノキはアレルギー反応を引き起こしますが、黄砂は表面の化学物質や化合物が皮膚や粘膜につくと炎症を引き起こすので、ヒノキアレルギーのある人は大変です。ヒノキにより、目や鼻、のど、皮膚などの表面にダメージが出ているので、そこに黄砂がつくと容易に炎症がひどくなります。一方、先に黄砂がつくと、それにより表面にダメージがでて、そこにヒノキがつくと容易に粘膜や皮膚の中に入りますのでアレルギー反応が強く出るというわけです。今の状況ではマスクは皆さんもしておられるでしょうから、鼻とのどは比較的守られていると思われますが、目と皮膚に注意が必要です。帽子をかぶったり、メガネをかけたりと花粉、黄砂の暴露から身を守ってください。

今日は、コロナウイルス患者が急増しました。大阪は昨日新規患者数が初めて1000人を超えましたが、今日はさらに多く1130人となっています。しかも重症者をみるベッド数より患者数が多くなっており、もう医療崩壊と言える状況です。一方東京は591となっていますが、検査を控えているから低いのではといううわさもあり、もしそれが本当なら、数百人は上乗せになりそうです。国全体では1月28日以来初めて4000人を超えてしまいました。広島も今日は、1月30日の38人以来の28人と最近増えてきています。月別でいうと、12月が2463人、1月1497人、2月209人と順調に下がり、3月はなんと147人と一日平均5人となっていました。ところが4月になり増えてきて、まだ月の半分以下の14日までで、すでに158人となっています。しかもほとんどが変異型という状況です。従来型と比べて病原性が強くなったかはわかっていませんが、感染力が高くなっているのは間違いないようです。感染力が強くなるだけで重症者数が増えるため、医療体制はひっ迫します。結果、コロナウイルス感染とは関係のない、交通事故やがんなどの患者さんの行き場もなくなるわけで、自分が今健康だからといって全く自分に関係ないということはあり得ません。とくに事故、災害などは、健康診断で問題なくても突然降りかかってくるし、ましてや予期できるものではありません。感染拡大を防ぎ、医療崩壊を防ぐために大切なことは、県民、国民全体でこの国を守るんだという一人一人の心がけであり、それが三密を避け、マスクなしでのおしゃべりを減らすことなどの行動につながると思います。その結果、より早い鎮静化に向かうのではないかと思うのです。目先の快楽のために将来がしんどくなるのはどうなのでしょうか。今一度よく考えて行動してください。

暗い話が長くなりましたが、ゴルフの松山英樹選手、ついに念願のメジャータイトル獲得です。アジア人初の快挙ですので、もちろん日本人男子初の快挙です。

Img_5264_33日目に猛チャージをかけ、4打差をつけて最終日を迎えました。時差もあり、翌日の仕事もありますので夜は寝て、途中の経過はわかっていませんでしたが、通勤途中のラジオで優勝の報告を聞いたのでした。帰宅後早速BSを見ました。最終日のダイジェストをやっており、そこで16ホールのボギー、17ホールのナイスパーも見ました。優勝とわかっていてもドキドキしつつ最終ホールへ。第一打はナイスショットだったのに2ndショットはバンカーへ入ってしまいました。しかしそこから素晴らしいショットでピンまで2m弱につけました。パターはカップの左を通り20センチオーバー。折り返しを難なく入れて、優勝となりました。慣れている人は、そこでいったんボールを持ち上げて、もったいつけてボギーパットを入れるのでしょうが、さっさと打って入れてしまいました。その瞬間から解説の中嶋常幸さん、宮里優作プロ、アナウンサーの人も泣いており、だれも言葉が出ない1分間が流れました。また別の番組でしたが丸山茂樹プロも涙ぐんでおり、男子プロゴルファーたちの本当の願いだったんだなとわかりました。松山選手は、東日本大震災の年に初めて出場し、その時にはベストアマチュアとなっています。その時に東北の人たちに力をもらい、応援をしてもらったので、それに少しでも恩返しができたかなと言っていました。そこからプロに転向し、10年目の悲願でした。おめでとう松山選手。そしてこの沈んでいる状況にいる我々を明るくうれしい気持ちにさせてくれてありがとう。別の話になりますが、先週の水泳の池江璃花子選手の優勝なども感動を与えてくれました。スポーツってやはり素晴らしいですね。

2021年4月 1日 (木)

カープ首位に立った!

皆さん、こんにちは。今日も暖かな日でしたね。ただ、遠くの景色がかすんでいたのが気になります。スギ花粉は、私自身やスタッフの花粉症の症状が軽くなっていることより、飛散量が減っていると思われますので、このかすみは、天気予報でも言っていたように黄砂によるものでしょう。黄砂は中国から飛んでくる砂ですが、表面には光化学スモッグを引き起こす物質(硫黄酸化物や窒素酸化物)やカビ、ウイルスなどいろんなものがたくさん付着していてそれは汚いものです。そういえば、ここ2~3週間は雨降りの後の車のボンネットなどがえらく汚れていましたので、その頃より相当飛び始めていたのでしょう。その化学物質により、粘膜が弱い人は目や鼻の症状が、皮膚が弱い人は皮膚の赤み、かゆみなどが起こります。花粉も併せて飛んでいると、花粉症の人にとってはその作用は相乗となり、とてもひどくなりますので要注意です。今はヒノキ、イネ科の花粉も飛んでいますので、複数の花粉にアレルギーを持つ方は、本当に気を付けてくださいね。

コロナウイルス関連では、ついに第4波が発生しました。新規患者数は大阪は599人、東京414、兵庫211、宮城200と続きます。関西圏は東京近郊に比べて、非常事態宣言を2週間くらい前に解除しており、それが今回の結果に反映されていると思われます。東京は解除後10日ですが、もう400人を超えており、大阪を追い越すのは時間の問題だと思われます。宮城の爆発的増加に関しては、待ったくの推測ですが、3月11日の東日本大震災10周年に関連する特集記事、特集番組のため、他府県から多くの報道陣が一気に集まったためではないかと思っています。一時でも多くの人が集まり、街に活気が戻ると旅行業界、飲食業界は嬉しいでしょうが、その後に感染爆発が起こると、県民の不安も高まるし、もちろん医療業界はひっ迫します。当然人の流れは止まり旅行業界、飲食業界にも逆風となるでしょう。結果的に自分たちの首を絞める形になりかねないようにも思われます。

一般に地方のほうが、自分たちの県、自分たちの街、という意識が強く、そこに迷惑をかけたくない、良い街であってほしいという意識が行動の自制につながっているように思います。特に広島などは地元出身者であればなおのこと、広島愛が強い人が多いと思いますので、カープ、サンフレッチェの勝利を心の支えに、つらい生活をしのんでいるのではないかと、自分の行動を思いながら、勝手に想像しています。実際、街にでてみてもマスクの着用率は非常に高いですし、カフェでも食べ終わったらマスクをして話をしている人たちをたくさん見ます。本当に素晴らしいことだと思います。マスクを着用しての会食はちょっとつまらないですが、それでも、そういった小さいことの積み重ねが、感染者数の増加を防ぎ、結果としてちょっと制限はあるけれどそれなりの外食、買い物、観光はできるという、悪い中でもまあ我慢できる状況を維持していけるのだと思います。私も、昨年3月からずっと広島市と府中町(のソレイユだけ)、廿日市市(のゆめタウンだけですが)の中でのみ生活をしてきました。今年の2月に墓参りに山口市に行ったのが初めての県外で、それ以後はずっと広島市、廿日市市(のゆめタウン)に滞在しています。山口では、昼食を食べたのですが、そこのシェフに聞くと、山口ではだれも気にせず、普通に生活していますよとのこと。それでもほとんど感染者が出ていないようで、中央との人の行き来が少なく、人口密度の低い街は安全なんだなと納得したのでした。そうすると、人口もそれなりに多い広島県、広島市はよく頑張っているなと思うわけです。朝の業務前の挨拶でも話すのですが、一人一人の気配りが結局県全体の安全、ひいては産業の繁栄につながります。引き続き感染に留意をした生活を送ってほしいと思います。

さて、本題ですが、今日もカープは勝ちました。床田投手も2失点はしたものの、自分でタイムリーヒットを打って失点を帳消しにし、打撃不調だったクロン選手が打った瞬間にわかる特大のホームラン、打撃絶好調の菊池選手のダメ押しホームラン、投げては初登板の中田廉投手は3人で、大道投手もランナーは出しましたが、最後はゲッツーでいずれも無失点で切り抜けました。同期の3人(森浦投手、栗林投手、矢野選手)が活躍しているのを見て、自分も!と思っていたと思います。本当に良かった。そして最後はやはりこの人栗林投手、3人で片づけゲームセット。引き分けを挟んで3連勝!そしていずれもセーブは栗林投手で、現時点ではセーブ数は1位です。結果としてカープは2019年6月17日以来、653日ぶりの単独首位に立ちました。下馬評は下位でしたが、若手投手の頑張りで今のポジションがあるのはまちがいありません。そして彼らが先輩投手にも、負けてなるものか、という意識を与え、より一層の力を出させているのだと思います。ただ心配は、今日のTV解説の達川さんが言っていたように、栗林投手の疲れです。以前より球速が落ちています。たった4試合、12人にしか投げていませんが、なんせ新人です。社会人から入ってきたといっても、やはり新人であることは間違いなく、精神的にもとてもストレスを感じていると思います。大量得点を取って、少しは彼を休ませてあげてほしいと思います。フランソア投手が帰ってきてくれると少し楽になるんだけどな~と贅沢に悩んでいるこの頃です。本当に気分がいいですね、カープが勝つと。がんばれ~~。

2021年2月24日 (水)

花粉症が大変!!

皆さん、こんにちは。23日の祝日はどのように過ごされたでしょうか。本当に暖かく、4月みたいな陽気でしたね。街行く人を見てみると、ダウンジャケットを着た、まだ冬用の装いの人と、明るい色の服装でまとめた、ちょっと春を先取りしたような装いの人と2つに分かれていたのが興味深かったです。私も少し歩いたのですが、薄手のコートで十分な温かさでした。このように暖かく気持ちいいのは嬉しかったのですが、帰宅後、夜になってからがいけません。鼻水だらだら、くしゃみも目のかゆみも猛烈に襲ってきました。外出時はそうでもなかったので、少し舐めていたのもあるのですが。そうはいっても、抗アレルギー薬と漢方薬(小青竜湯)はちゃんと飲んではいますし、目薬も使用しています。また、外出時はマスク、帽子、メガネ、つるつるの上着と一応花粉対応はしていたつもりです。帰宅後、換気で窓を開けたのがいけなかったのかもしれませんが、レースのカーテンはしていたし、どうしてかなとは不思議ではあります。理由は何にせよ、つらいことには変わりがありません。花粉症をお持ちの皆さんは、花粉には十分ご注意ください。

最近の嬉しい話題は、やはり大坂なおみ選手の全豪オープンの優勝ですね。私は勘違いしていたようで、1回戦から2-0でずっと勝ち上がっていました。4回戦のムグルサ選手との戦いでは少し苦戦をし、0-1から逆転で辛くも勝ちました。準々決勝は台湾の謝淑薇選手との戦いでしたが、彼女は硬軟混ぜ合わせた特異なショットを繰り出すので、パワーヒッターにとってはちょっと難敵と思われました。実際一時危ういところもありましたが、今回の大坂選手はメンタルも成長していました。ミスなどしても冷静な対応ができていました。結局2-0で勝ち上がり、事実上の決勝戦と言われたセリーナウイリアムズ選手との準決勝へコマを進めました。同じようなパワーヒッター通しの戦いでしたが若さに加え、落ち着きをも手に入れた大坂選手の順当勝ちとなりました。大坂選手はセリーナウイリアムズ選手を尊敬しており、彼女のようになりたいと頑張ってきたようで、2018年の全米オープンでの初優勝も、セリーナ選手に勝って得られたものであり、とても縁の深い感じを受けますね。そして、決勝はアメリカのジェニファー・ブレイディ選手との戦いでした。先にブレイクするも、すぐブレイクバックされて、流れは相手側に行った時もあったようですが、正確なストロークと、力強いショット、角度のあるショットを繰り出し、結局は2-0での勝利で、優勝となりました。元々フィジカルは十分なものを持っている大坂選手です。今回の試合のような冷静なメンタルを手に入れた彼女は、事実上世界ランク1位の実力と言っても過言ではないのかな、彼女の時代が到来したのではないかな、と思っています。まだ23歳、今後の活躍から目が離せませんね。

突然ですが、カープの新人の3人の投手について、ちょっと感想を述べたいと思います。ドラフト1位の栗林投手は大学を卒業後、社会人を経験していることもあり、落ち着いており、ほぼ出来上がっていて、安定した感じを受けます。あとはプロの水に慣れるだけかなと思います。彼のメンタルも強そうですし、昨年新人王と取った森下投手より1学年先輩みたいですので、ますますライバル心、やる気を見せていることでしょう。10勝くらいしてくれればと思います。2位の森浦大輔投手は天理大学卒のサウスポー。球はそこまで速くはないですが、コントロールが良く、切れの良い変化球が持ち味です。左腕ですので出場機会も増えるかなと思います。昨年ブレークした塹江投手も頑張らないと取って代わられるかもしれません。皆で切磋琢磨してくれたら、優勝も狙えるぞ。そして私が一番気になるのが、3位の大道温貴投手(八戸学院大卒)です。ピッチングにすごく躍動感があります。それで球速以上のスピードに見えるのでしょうか、結構高めの球で空振りが取れているようです。マエケンも褒めていたので、いいものを持っているのは間違いないでしょう。彼らの頑張りが今年のカープの成績のカギを握っていると言ったら、言い過ぎかな。でも、去年は投手で苦労した感じもありますので、そんなに間違っていないかも。ただ、今年は大瀬良投手も戻ってきそうですので、去年よりは少しは楽かもしれませんね。攻撃のほうでは、河田コーチが戻ってきてくれましたので、優勝したときのような、相手にとっていやらしい足技、走塁が見られ、それが勝ちにつながってくると、優勝も見えてくるのではないかと期待しています。

2021年2月12日 (金)

春を感じますね

皆さん、こんにちは。昨日、今日と朝晩は結構冷え込みましたが、日中はとても暖かく、冬用のコートでは汗ばむような陽気でした。街を見渡すと、パステル調の服を着ていたり、薄手のコートを着ていたりする人たちも結構いて、ポカポカしているのも相まって、なんだか春っぽい感じがしました。さらにスギ花粉も飛んでおり、目のかゆみ、鼻のムズムズを感じる私は、一層春を感じたのでした。

懸案のコロナウイルス感染症ですが、広島県では、県民の努力の甲斐があって、新規感染者数が1月30日を最後に連日20人以下を継続していますし、ここ1週間では平均10人を切っています。街中でも99%の人はマスクを着用していて、感染予防の意識が高いなと感じます。感染がなかなか減らないところでは、マスクをつけない人たちも相変わらず多いようです。確かに人口が増えると、いろんな人がいるわけなので、自分勝手な人が増えるのも致し方ない気もします。彼らの言い分は「今まで病気をしたことがないから、自分はかからないので問題ない」、というわけのわからない自信からのようですが、マスクは自分の予防の意味というよりは、人にうつさないためですし、今まで病気していないということと、今後病気にかからないは関係はないですよね。今まで死んだことがないから、今後も死なないのでしょうか。

感染者数が減ってくると、いずれ移動制限は解除になると思いますが、人の移動が多くなると、また感染者数は確実に増えてきます。今はまだ医療環境が回復してきていないので、緊急事態宣言は解除されていないですが、それは適切だと思います。解除されたのちに、税金を投入して遊びに行くのを補助するGOTOは、休みも取れず、身を粉にして働いている医療関係者に対して、どういう気持ちなのかな、と思います。遊びに行きたい人、飲食したい人は今まで通りの料金を払って行ってもらえばいいのではと思うのですが、皆さんはどうお考えですか。私なら、解除になっただけでうれしくて、今までできなかったことが今までと同じ料金でできるなら、喜んで払うと思いますけど。

今は、メジャーなプロスポーツはオフですが、バスケットは行われています。ドラゴンフライズ、なかなか勝てません。一時勝っていましたが、また連敗街道を走っています。惜しいところまで行くのに、最終クオーターで逆転されたりと、あとひと踏ん張りしてほしいです。一方海外では大坂なおみ選手は全豪オープンで調子を上げていますね。初戦はちょっと苦戦をしたみたいですが、2回戦は圧巻の試合運びで3回戦にコマを進めました。2度目の優勝なるでしょうか。楽しみです。

私の中の最近の嬉しいことは、将棋の山崎隆之8段がA級に上がったことです。広島市出身の山崎8段ですが、17歳で棋士になっていますので才能は十分あり、NHK杯での2度の優勝を含め、棋戦優勝8回と強いのは間違いありません。また、過去に王座戦のタイトルに挑戦しています(当時の羽生王座に敗れてしまいましたが)。さらに上から2番目のクラスのB級1組に13年も在籍しており、実力があるのにA級になれない、ちょっと不思議な感じでした。昨年度は降級ぎりぎりでとどまって、今年はどうなるかと思っていたら、順位戦を勝ちまくって、9勝1敗であと2試合というところになりました。それでも自分より上位にいる棋士2人が連勝し、自分が連敗すると、同率でも順位の差で昇級できないので、相当プレッシャーがあったと思います。先日の11回戦は、久保9段という振り飛車の名手との戦いでしたが、相手にうまく立ち回れて完敗でした。インターネットでそれを見ていた私はがっくり。同時に、競争相手の上位の2人の棋士の試合を見ていると、それぞれが優勢を築いています。今日は昇級が決まらないのかと思っていたら、一人が逆転負けをして、山崎8段のA級昇格が決まったのでした。本当にうれしかったです。山崎8段と直接話をしたことはないですが、毎年故村山聖9段をしのんで出身地の府中町で開催されている、怪童戦という子供たちの大会で、子供たちに指導対局をしているのを何度も見た事があります。教え方も優しく、イケメンでもありますし、NHKの将棋の時間の講師もしたことがあるのでご覧になったことがある人もいらっしゃると思いますが、話も上手で、とても魅力的な棋士です。広島出身で、広島将棋センター出身の棋士は故村山9段、山崎8段、糸谷8段、片上7段、竹内5段と5人いて、いずれも関西の森信雄門下です。糸谷8段は、竜王にもなったこともあるA級棋士ですが、今月から渡辺明棋王とタイトル戦が始まり、今戦いの真っ最中です。第1局は糸谷8段が勝っていますので、あと2勝でタイトル奪取となります。片上7段は東大出身の俊英で、この度王位戦にリーグ入りをしました。全棋士168人のうち12人しか入れないリーグですので、相当難関です。頑張れ~とみんなを応援しています。ただ、悲しい知らせが一つ。この広島将棋センターがこの3月で閉店となってしまうのです。私も行った事がありますが、子供たちから年配の方々まで、多くの人が将棋を指していました。ただこのコロナ禍でお客さんが集まれなくなり、経営難になってしまったようです。42年の長きにわたり広島の将棋界を盛り上げてくださっていたセンターの関係者の皆さん、ありがとうございました。いつかまた、どなたかが広島の将棋界を盛り上げるように、センターを開いてほしいと思います。

2021年1月28日 (木)

2021年になりました。

皆さん、こんにちは。今年初めてのブログですので、一言ご挨拶を。タイミングが遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。昨年はコロナに明けて、コロナで終わった一年だったように思いますが、皆さんはどのような年でしたか。私は、やはりコロナの影響をもろに受けて、クリニックのあり方も少し変わりましたし、勉強会や講習会、あるいは学会も軒並み中止になり、新しい情報を得られにくい一年だったかと思います。ただ、秋になってから、状況に慣れてきて、いろんな会合がwebで行われるようになったため、多少なりとも勉強はできるようになったかなと思います。プライベートでは、大きなことは特になかったですが、どこにも行けないのがつらかったです。また、県外にいる娘には盆も正月も帰省できず会えなかったので、少し寂しくもありました。ただ、私が若いころと違って今はスマホが普及していますので、声も聞けるし、顔も見ようと思えば見えるので(娘はカメラなど映るのを極端に嫌がるのです)その点はよいのですが・・・。

昨年末まではコロナの患者さんがとても多くて、このままどうなっていくのかと心配していましたが、1月も下旬になって徐々にですが感染者数が減ってきています。特に広島県は頑張っていて、一時は人口当たりの患者数がトップになっていましたが、この1週間は、ピーク時の40%以下くらいまでになっています。これも県民の皆さんの意識の高さが反映されているのだと思います。東京から帰省してきた学生さんに聞くと、東京ではマスクをしない若者や、夜集まって飲みまくる若者なども結構多いようです。そんなんじゃあ患者数も減らないですよね。遠いところの話はさておき、自分たちは自分たちができることをするしかありません。まずは患者数が早く一桁にならないかなと思いつつ、皆の安全のためにワクチンの準備も順調にいってほしいと願っています。

今日は暖かい日でした。今年は昨年に比べて寒い日も多く、最低気温がマイナスの日も多くありましたし、雪も降ったりと、冬らしいと言えば冬らしい年となっています。一方今日みたいにすごく暖かい日があって、日ごとの温度変化が激しく、服を選ぶのが難しいですし、体調管理に至っては本当に難しい状況ですね。寝るときも寒いと思って服を着すぎると汗をかいたり、布団を蹴っていて途中で寒くなったり、あるいは、あまり薄着でいると寒くて目が覚めたりと、調節が結構難しいです。睡眠を適切に取らないと、免疫力低下が生じ、ウイルス感染を引き起こしやすくなります。手洗いうがいはもちろん大切ですが、やはり最後は免疫力がものを言いますので、体調管理にはくれぐれもご注意ください。

スポーツ界では今はあまり楽しい話題がありません。野球やサッカーはオフシーズンですし、バレー、バスケは調子がいまいちよくないですね。バレーのJTサンダーズは8勝10敗の6位で、ん~という感じです。バスケットではドラゴンフライズは今季B1に昇格して当初はまずまず良かったのに今は何と17連敗。2点差で負けたり、大逆転負けを喫したりと勝ちきれません。ちょっと昨年のカープやサンフレと似ているかも。これが県民性なら変えていかないといけません。したたかに勝ち切る強さを磨いてほしいです。

2020年12月31日 (木)

今年も終わりになりました。

皆さん、こんにちは。ついに大晦日になりました。天気予報では、年末にかけて大寒波、大雪とか言っていましたが、広島市内は雪がちらっと降ったりと気温は低いものの、時間帯によっては太陽が顔をのぞかせていました。その時は日向に出るとぽかぽかとして、速足で歩くと汗をかくほどでした。さすがに日陰は寒いですが・・・。一方山間部、日本海側は予想通りの大雪で、交通機関のマヒ、高速道路の閉鎖と大変なことになっています。こんな中では人々の移動もままならないとは思いますが、後で述べるような今年の状況では、人が集まったりができないこともまんざら悪くないのかもしれません。

皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか。一言でいうと、コロナ一色という感じでしょうか。日々の生活としては、非常事態宣言が出され、外出もままならない状況になり、お店なども休業を余儀なくされました。いったん感染が下火になり、少しずつ日々の生活が戻って来ても、大人数での会食、会合などは相変わらずできませんでした。夏になって暑い中でもマスクの着用が必要だったり、あちこちでの手洗い、消毒が要求されたり、と生活に多大な影響がありました。イベントとしては、東京オリンピックの延期(中止?)、プロスポーツの開催延期、期間縮小、無観客試合での開催などがありました。芸能芸術でも、コンサート、音楽会、展覧会の延期、中止、無観客での実施がなされました。旅行が好きな私ですが、それもできず、残念でした。

また、医学界においては学会などもWeb開催となり、自宅やクリニックでの学習となりました。これはこれでわざわざ遠くに行かなくても、第一線で活躍しておられる先生方の話を聞けるし、席が後ろすぎてスライドの内容がよく見えないとかいうこともないですし、コーヒーを飲みながらでも講演が聞けるので、ある意味ゆったりと勉強するにはよかったです。ただ、他府県で活躍しておられる懇意にしている先生方と会って、旧交を温めることができないのが残念ではありました。

そういうのんびりした話とは別に、現在コロナウイルス感染症患者数が激増して、どこもかしこも医療崩壊目前になっています。広島県でも、1週間前には連日100人を超える新規感染者が出ていましたが、ここ数日は80人台で粘っています。それ以前の12月前半までは、結構人口比でいくと患者数が少なく頑張っていたのですが、GOTOトラベル、GOTOイートが解禁となって少ししてから患者数が急増したイメージがあります。患者数が急増した後、12月16日に湯崎知事が国に対して広島県もGOTOトラベル対象地区から外してもらうよう早めに陳情し、請け入れてもらったため、2週間たった現在その成果が出ているのだと思います。確かに旅行、外食は経済を回していくのに大切だと思いますが、医療崩壊は何としても避けないといけません。経済が回らなくなったら生きていけないというのも確かにわかりますが、病気の人がどんどん増えると、結局働くことができなくなりますし、もちろん外出もできなくなるため、お金を使う人が減ってやはり経済も回らなくなります。どちらを先に回復させるかというと、健康にかかわるところすなわち医療のほうではないかと思うのです。

飲食業界には補助金の話が出ており、手厚い補助が受けられるようです(もちろんお店の規模によっては不十分な場合もあると思いますが、そこは本来、規模に合わせた補助額の増減が必要なところです。ただ、それを考える時間がなかったのでしょう)。それは飲食業界を守るにはとても大事なことですが、その周辺の職業に対しては全く配慮がなされていないのが残念です。例えば、おつまみを卸すところや、お手拭き、テーブルクロスや制服などのクリーニング、お店に飾る花を売るところなども、GOTOイートがなくなり、飲食店が閉まると仕事がなくなってしまうのですが、彼らには補助は出ません。予算は100兆円を超える大盤振る舞いですが、なんだか急ごしらえの予算案であり、メリハリのついた配分をしないと、某政治家の息のかかった業界のみ潤うという不公平なものになりそうです。

GOTOトラベルに関しても、それがなくなったから旅行に行くのをやめたという方がかなり多いとのことですが、本当にそこに行きたいなら、GOTOを使わずに行けばいいと思います。そのほうが、お客さんは少ないし、至れり尽くせりの対応をしてもらえるのではないかと思うのです。もちろん、安く行けるのに越したことはないですが、GOTOだって無期限にあるわけではないので、いずれそれがなくなったら、皆旅行に行かなくなることが容易に想像され旅行業界は大打撃です。GOTOなくても来てもらう、行くという状況がもともとなので、徐々に補助のない形にしておかないと本当に業界は困ると思います。

今年のスポーツでは、カープは残念な1年でした。その中では、森下投手の新人王、菊池選手の無失策、鈴木選手の5年連続の3割25本塁打がよかったでしょうか。その他、若手選手の活躍、田中選手の復活も嬉しかったです。残念なのは、先発投手が軒並み調子が悪く、経験ある中継ぎ投手も上がらなかったことでしょう。その結果若手で実績のない中継ぎ投手に無理がきましたし、フランソア投手も抑えとしては当初は慣れずに失敗が多かったですね。最後頃にはそれぞれの投手が役割を全うできるようになったため、シーズン後半は見ていて楽しい試合も多かったです。来年は、栗林投手も入ってきますので、先発陣も激戦とはなると思いますが、しっかり試合を作って、見ていて楽しい試合にしてほしいです、

サンフレッチェは今年も勝ちきれないことがずっと続いていました。逆転勝ちはなく、チャンスに点が取れないのが通常になってしまいました。優勝した川崎は得点王はいないけど、10点以上取った選手が4名もいて、だれでも点が取れるという状況でした。一方サンフレは得点ランキング25位までに、15点3位のレアンドロペレイラ選手と、8点25位ドウグラスヴィエイラ選手のたった二人です。これでは点が入らないはずですね。来季はどんどん点を取っていくサッカーを期待したいです。

バレーボールでは今のところJTサンダーズは7勝7敗の5位ですね。昨年は3位、25年間ずっと8位以内をキープしていますが、優勝は2014~15年が最後ですので、そろそろ優勝も観たいところです。優勝以外の賞としては昨年はスパイク賞とブロック賞を小野寺選手が初受賞でした。今年はだれが賞を取るでしょうか、期待したいところです。

バスケットでは2019~20年、B2を40勝7敗でぶっちぎりで優勝し、今年からB1に昇格したドラゴンフライズですが、今年は後半調子が悪く12連敗で最下位となっています。そこまで差があるとは思えないのですが、ちょっと守備の状態が悪いのでしょう。大量失点が続いています。歯車が合えば実力はあるので、上位も狙えると思います。がんばれドラゴンフライズ!!

ハンドボールでは男子の湧永レオリックは6勝7敗の6位、女子のイズミメイプルレッズは5勝1敗の2位といいスタートを切っています。

ホッケーではコカ・コーラレッドスパークスはなんと女子第42回全日本社会人ホッケー選手権大会、高円宮碑2020ホッケー日本リーグ、第81回女子全日本ホッケー選手権大会の3冠達成でした。本当におめでとうございます。

スポーツ以外で今年のはやりといえば、鬼滅の刃ですね。私も映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を見に行きました。背景の映像が本当にきれいでそれを見るだけでも見に来た甲斐があると思いました。また、先日テレビで総集編をやっていましたが、それをビデオに録り全部見ました。何度も見ていると、人間関係や技のことなどもわかり、わかりだすとまた興味を引きますね。主人公の竈門炭次郎は本当に精神がピュアで優しい子です。こんな子がこの世にいるのかというほどの素晴らしい精神の持ち主ですね。ここまできれいな人間には誰もなれそうにもないですが・・・。それと妹の禰豆子、めちゃかわいいです。強くて良い子で、炭次郎のことが大好きで、頼りになります。二人を見ていると心が温かくなります。映画の興行収益も封切り以来たった73日で324億円を売り上げ、千と千尋の神隠しを抜いて1位になりましたね。それに関連して、今年の日本レコード大賞はLiSAさんの「炎(ほむら)」でした。何となく予想はできていましたが、10月14日に発売されたので、今年2か月余りしか発売されていないことになります。発売後3週間はオリコン週刊シングルの中で、CDシングル、ダウンロードシングル、ストリーミングのいずれも1位となりました。6週目となる11月30日付けのオリコンデジタルシングル(単曲)でも1位となり女性ソロアーティストとしては初となる6週連続1位を達成しましたし、ストリーミングでも1位となり同ランキング史上初となる「同一アーティスト・作品の週間デジタルシングル(単曲)&ストリーミングランキング6週連続2部門同時1位」を達成、また5週連続での1000万回再生超えも史上初の記録となりました。更に2021年1月14日付の「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」でも1位を獲得、11週連続1位とし米津玄師のLemonを抜いて歴代1位の記録となりました。Lisaさんはテレビ版鬼滅の刃でも主題歌を歌っていましたので、この「炎」も違和感なくなじめました。

2021年はどのような年になるでしょうか。少しでも早くコロナウイルスが制圧され今まで通りの生活ができるようにと祈っています。

 

2020年12月17日 (木)

急に寒くなりました。

皆さん、こんにちは。12月もしばらくそれなりに暖かい日が続いていましたが、今週に入ってから急に季節が変わったかのような朝夕の厳しい寒さが襲ってきました。昨日、今日も広島市内でもちらちらと雪が舞っていました。12月になったのだから冬になっても当たり前と言えばそうなのですが、あまりにも急激な変化には体がついていきません。そういう影響が大きいのでしょう、最近は蕁麻疹の患者さんが急増しています。蕁麻疹の原因としては、何か食べ物にあたった、と思っておられる方も多いかと思いますが、実際何かのアレルギーで蕁麻疹が出る人というのは、3%くらい、多く見積もっても10%にはならないと言われています。それでは何が原因かというと、

1)感染症(風邪などですね。特に小さいお子さんは、これが原因の70%を占めるという意見もあります)

2)疲れ

3)時刻(太陽が沈むと出やすくなります。夜中にひどくなるのはそのせいです)

4)ストレス

5)その他多数。

と言われています。この順で原因というわけではなく、それぞれが積み重なって、ある意味足し算されて行って、ある一定の点数を超えると蕁麻疹がでるという考えがあります。私はまさしくその通りと考えています。実際、蕁麻疹が出る人がお薬を飲んで落ち着いていたのに、風邪をひいたら薬を飲んでいても蕁麻疹が出たとか、疲れやストレスを感じることがあった時にやはり薬を飲んでいても出たとか、本当に良く聞きます。薬の効果を例えますと、例えば原因が10点溜まったら出る人がいるとすると、薬を飲むと5点かさましされ、15点になったら出るようになると考えるとわかりやすいと思います。この例では、夕方の時点で蕁麻疹を出やすくする要因の点数が9点の人がいるとすると、夜になったら上記2)のポイントが入ってさらに1~2点追加になるので、合計が10点以上になりますから蕁麻疹が出るのですが、薬を内服していると5点かさまししていますので、15点までは大丈夫ということになり、蕁麻疹が出ずに過ごせるというわけです。とにかく、体調管理にはくれぐれも気を付けてください。

体調管理と言えば、コロナウイルスですね。広島県の感染者数はずっと1桁、あるいは2桁の前半で頑張っていたのに、この1週間、爆発的に増えてしまい、100人を超える日が続いています。人口当たりの患者数では東京を抜いてしまい、GO TOトラベルの対象地区から外してもらうように陳情してついに外れてしまいました。政府はGO TOトラベルでの人の移動で感染が拡大するわけではないと言っていますが、ある意味正しいとは思います。ただ、旅行先で楽しく観光した後、じっとしてご飯を一人ぼっちで食べるのか、そういうことはないですよね。気分もよいので、友達と大声で話し、飲み食いします。お酒が入ると少々のことは気にならなくなり油断もします。それが感染を拡大させているのだと思っています。そして、地域の人はじっとしていろと言いつつ、GO TOトラベルはOKというのは、地元民は街には出て行くな、他県から来た人は自由にどうぞということですか、となります。

また、若者などがGO TOトラベルだから(半額補助が出るから)来たとよく言っているのをTVなどで見ます。税金を投入して人の移動を増やし、3密を増やし、感染リスクが高めておいて、その一方で病院のスタッフたちは、もちろん旅行などには行かれない、仕事量は増える、休みも取れない、結果的に疲れがたまり集中力も失われ、感染対策がおろそかになり、患者となってしまうとか、十分あり得る話だと思います。政府は矛盾した政策をずっとしてきました。今回ようやくGO TOトラベルを中止にしましたが、遅すぎですね。

GO TOトラベルをどうしてもやりたいというのなら、私が思うに、例えば今月は九州地区の人がGO TOトラベルに行きましょう、来月は中四国の人が行きましょう、とかにすればいいのではと感じています。そうすると、国民全員が動くわけではないので、行楽地、人気のある場所にも、そこまで人は集中しないでしょう。次の月には別の県から人が来るので、お店はそれなりに潤うし、それが何か月も順送りで行われるので、客は全国で移動とするよりは少ないながらも続いてくると思うのです。いずれ順番が来ると思えば、今はいけないけど待てますよ。いつからOK かがわからないから、不安になったりイライラしたりするわけですので、予定を見せることが大切だと思います。もちろん、その時期以外に旅行に行きたい人は自腹で普通にいけばいいわけです。お金に余裕のある人は、GO TOトラベルが始まり、普段自分たちが行っていたところが、安くなるからというGO TOトラベルのお客で埋まってしまい、いけなくて面白くないと思っているのではないかとも思います。

いろいろ愚痴りました。しかし、今できることは、自分がコロナにかからないように注意すること、これを各自が責任もって行うことです。皆が注意してかからないようにしたら、結局社会全体も流行にならない状況になるのです。この時期に接待を伴う飲食に行く人の気が知れません。昨日ですか、総理は王貞治さん、杉良太郎さんたちと7人だったか、8人だったか会食に出られた様子。その前もパーティーに出席。またいろんなところで、議員のパーティーなども開かれる様子。国の政策を決める、選挙で選ばれた人たちが、この時期にパーティーを行うのは、本当に理解に苦しみます。もしそこでクラスターが出たらどうするのでしょうか。トップは自分がきちんとしてこそ、部下などがついてくるのだから、ちゃんとしないといけないというのを今一度肝に銘じる必要があるかと思います。

2020年11月17日 (火)

鬼滅の刃

皆さん、こんにちは。最近は11月というのに、暖かい日が続いています。どうやら今月はもうしばらく暖かい日が続くようですね。寒がりの私にはとてもうれしいことですが、それでも朝夕は寒さを感じるようになってきましたので、冬は目の前にありそうです。

寒くなると気になるのが、インフルエンザです。ワクチンは皆さんはどうされましたか。私は、すでに済ませました。コロナウイルスに感染してはいけませんが、インフルエンザは致死率だけからするともっと危険かもしれません。ただ、インフルエンザのほうはワクチンや薬があるので、ちょっと安心感がありますね。一方コロナウイルスのほうは致死率は高くはないものの、後遺症が残る場合もありますし、なんといっても治療法がないのが不安です。一般的にはウイルス感染症に関しては、治療法はあってもないようなもので、結局各自の免疫力があるかないかで生死が決まります。治療薬があるといっても、実はウイルスを殺す作用はなく、多くはウイルスの増殖を抑制するだけ、あるいは増殖した後に細胞から出て、次の細胞に行こうとしますが、そこを抑えて、細胞から出られなくする、などが薬の効果だと思います。ですから、ウイルスは常に体の中にあるわけです。その残ったウイルスをやっつけるのが自分の免疫力であり、免疫力がないと、薬を飲んでも助からないこともあり得るということになります。

GO TOキャンペーンが始まり、しばらく経ちましたので、あちこちに人の移動が増えて、それに合わせてコロナウイルス感染者が急増しています。最近は1日の新規感染者が3日連続で1600人を超え、過去最高になっていました。立派な第3波といっても過言ではないでしょう。幸い今日は少し減っているようですが、休み明けですので少ないだけかもしれず、まだまだ油断は禁物です。

呼吸器感染症で大切なことは、ずっと言われてきていますが、マスクの着用、手洗いの励行、3密を避けるということのようです。アメリカ、ヨーロッパなどでは、日本の10倍以上の感染者、死亡者が見られますが、上記の3つをまともに守っていないからだと思います。テレビなどを見ても、マスクを付けない人も多いし、大声でカフェはパブで談笑しているのが映されていますね。また手洗いなどもあまりする文化ではないので、そのあたりが感染を抑えきれない要因だと思います。一方日本では、子供のころから「帰ったら手洗いうがい」とはずっと言われてきていますので、手洗いをすることへの違和感はありません。マスクに関しても、花粉症が国民病であり、人口の40%が花粉症と言われていますので、マスク姿も見慣れているし、花粉の飛ぶ時期にはマスク着用をしている人も多いので、マスク着用については抵抗はほとんどないかと思います。3密については、やはり会食が最も危ないと思いますが、会合や結婚式なども激減していますし、飲み会などもなかなかしにくい雰囲気を社会が作ってくれていますので、それらが複合的に作用して、経済的な封鎖を行わないのに世界に類を見ないほどの少数の感染者で済んでいるのだと思います。ただ、これもいつまで続くのかが全く分からず、出口のないトンネル状態です。これは本当につらいです。先のわからないことほど、希望が持てないことはないので・・・。それでも我々は前を向いて歩いて行かないといけません。自分を見つめなおす時間ができたとか、前向きにとらえて有意義な人生にしたいものです。

先日、巷をにぎわせている鬼滅の刃を見に行きました。先月だったかな、テレビでもやっていましたので、それを録画し一気に見たのですが、その画像の美しさにびっくりしました。また、勧善懲悪というストーリー性に安心して見られるという良さや、悪者であるはずの鬼も元々は人間であり、彼らには皆悲しい過去があること、そして主人公の竈門少年の心根の優しさに悪者の鬼ですら改心してしまうという、ほっとするというか癒されるのもよくて、映画を見る気になったのでした。物語の開始は、TV版に続いていましたので、TVを見ていないと当初はなんのこっちゃとなったかもしれません。ただ、バトルの所とかは、それだけでも十分に楽しめるものでした。相手の鬼もなかなか強いのでドキドキしますが、結局主人公たちは勝っていきますので、安心ではありますが。それでもさらに強い鬼がでて、今回の主役の煉獄さんとの戦いは心打たれました。この鬼は、もともとはとてもやさしい人間だったが、父親を助けようとして鬼になったというのが元にあるようです。この情報はあとから手にしましたので、映画を見ているときには、鬼に対して「ひどい奴だ」、と思っていましたが、煉獄さんと戦いをしている間には卑怯なことは全くせず、純粋に戦い、己れを高めていくことに気持ちが向いているのがわかり、悪者ながらすがすがしい気持ちになったのも正直なところあります。あまり書きますとネタバレになりますので、これくらいにしておきますが、子供だけではなく、大人も楽しめる漫画でした。次回作にも注目ですが、いつになるやら。いっそのこと、TV版でしばらくつないで、大きいところだけ、映画にする、でもいいかなと個人的には思っています。

最後になりましたが、11月12日は「いいひふ」と読んで『皮膚の日』に制定されています。それに合わせて、広島県では例年皮膚科無料相談会を行っていました。ただ、今年はコロナウイルス感染症の恐れもあるため中止とし、その代わりにWebで講演会を行っています。日本臨床皮膚科医会広島県支部のHPがありますので、そこにアクセスして、講演会のバナーをクリックしていただきますと、申込画面に行きます。そこで必要な情報を入力しますと、講演会のアドレスがもらえますので、見たいときにご覧になれます。講師は広島大学病院皮膚科の准教授で、とってもお話が上手な田中先生です。内容は、塗り薬のお話ですが、分かりやすくためになるお話が聞けると思います。ぜひご覧になってください。http://nichirinpi.cocoro-hihuka.com/index.htmlです。

にいみ皮ふ科アレルギー科