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2018年4月 1日 (日)

プロ野球ついに開幕しました。

皆さん、こんにちは。お久しぶりですが、お変わりないですか。3月は、いろんな行事が立て込んでいましたし、年度末ということで、異動などもあり、それに合わせて診察してもらっておこう、お薬もらっておこうという患者さんも多く、忙しかったです。そのため、更新が遅くなってしまいました。

気候に関しては、この1週間、ずっと晴れていますね。そのくせ、空は抜けるように青く、ではなく、白く靄(もや)がかかったようになっています。おそらく、スギ花粉、ヒノキ花粉に加え、黄砂が混ざってそれらが大気中に多数浮遊しているせいだと思っています。その証拠に、ここ1週間で、花粉症の症状がひどくなったと言われた患者さんが多数来られましたので。もちろん私の花粉症状も悪化していて、涙は出るわ、鼻水は出るわで花粉症ど真ん中でした。対策としては、抗アレルギー薬の内服、点眼はもちろんのこと、外出時には、庇(ひさし)の付いたメガネをし、マスクをしています。また、妻にお願いして、洗濯物は室内干し、布団も乾燥機で室内で乾かしています。昔あまり頓着せず、布団を干したことがあったのですが、その晩は鼻づまりがひどくて眠れなかったことがあり、それ以降、気を付けるようにしています。

気温に関して言えば、朝夜は結構寒く、しばらく暖房が必要な感じでした。一方日中は大変暑く、20度を超えたりして、半そでで過ごせるほどの日もありました。クリニックでは朝は暖房を入れ、12時くらいから冷房を入れた日もちらほら出てきていました。これほどの急激な温度変化があると、体調の管理が大変難しくなり、風邪をひきやすくなります。それは自律神経の乱れによるものだと考えています。自律神経とは、無意識に、自分たちの生活が滞りなく行えるよう、調整してくれている神経のことですが、朝6時と昼12時で気温がこんなに変わってしまうと、朝は体温を下げないように、交感神経が強く働き、昼には体温を上げないようにと、副交感神経が強く働きます。たった6時間かそこらで、逆の調整をしないといけなくなるというのは、体にとってたいそう大きなストレスとなり、その結果、動悸、めまい、頭痛、肩こり、不眠などが生じることもありますし、皮膚病では、じんましん、多形紅斑、ジベルバラ色粃糠疹などが出やすくなると言われています。実際、3月はこのような疾患の患者さんが大変多く来院されました。皆さんも、急激な気温の変化には注意をして下さい。

さて、昨日プロ野球が開幕しました。オープン戦はカープは絶不調で、全体で11位と散々な成績でしたが、いざ試合が始まってみると、なんと2連勝!!開幕前の順位予想では1位と言われることもありましたので、まあ妥当かもしれませんが、それでも実際始まってみないとわからないので、一安心というところでしょうか。先発は開幕戦が野村投手、そして今日がジョンソン投手でしたね。昨日は4点、今日は2点取られましたが、カープは2日とも10安打で6点と、効率のよい点の取り方でした。相手にも6安打、8安打と打たれはしましたが、要所で抑えることができています。明日の先発は大瀬良投手となっています。オープン戦はちょっとピリッとしないところもありましたが、微調整をする能力はあると思いますので、何とか試合は作ってくれるのではないかと期待しています。ただ、心配なのは、残りの3投手で、薮田、岡田の両投手がまったくピリッとしません。二人で昨年は27勝もあげていますが、今年のオープン戦では、ボカスカ打たれまくっています。特に悪いのが制球力で、薮田投手は防御率5.52、14回投げて13個の四球を与えています。岡田投手のほうは、防御率は3.68、7回投げて四球が5個と、これまた調子が悪いですね。またちょっとけがをしてしまったので、これがちゃんと回復してくれるかが心配でもあります。一方いい感じの投手としては、2016年ドラフト2位の左腕の高橋昂也投手でしょうか。オープン戦は2試合、8回を投げ、被安打5、四球は4、奪三振7、防御率はなんと0.00で完璧です。薮田、岡田両投手も、2年目、3年目でブレークしたので、それに続いてほしいです。そして、1年だけの活躍ではなく、ずっと活躍することで、野手からも信頼される投手となり、エースと言われるような選手に成長してほしいと願っています。

広島のもう一つのスポーツと言えばそうです、サンフレですね。最近は新球場のことでいろんな話が出ていますが、いまだ決定されていないという、残念な状況です。しかしそんな中、今日は川崎とアウェーで戦い、1-0で勝利。開幕5試合で4勝1分けと首位を走っています。今シーズンは城福 浩監督に代わり、どうなるかなと思っていました。戦力も正直、有名な選手がどんどん入ってきたという感じもでもなく、すごくアップしたという状態でもなかったと思うのです。人目を引いたとすれば、タイの英雄のティーラシン選手の加入と、彼が開幕戦で、豪快なヘッドを決めて鮮烈なデビューを飾ったということくらいでしょうか。守っては、キーパーの林選手を中心に失点はわずか1と最少です。得点は5ですので、それほど多く点を取っているわけではありません。それで無敗というのは、本当に守備がしっかりしているという証ですね。前にも述べたかもしれませんが、これだけの躍進を、開幕前誰が予想していたでしょうか。嬉しい限りです。ルヴァン杯では、2試合で6点をとり無敗で、もちろんC組の単独首位です。こちらには、Jリーグのほうに出場できない選手が多数出ており、そのうっぷんを晴らすかのように点を取りまくっています。それだけ層が厚いとも言えますね。J1で活躍できないとすぐ交代させられそうです。それだけのチーム内での競争が、ますますの強さアップにつながっていくのではないかと期待しています。ゴーゴーサンフレッチェ。