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2023年10月

2023年10月30日 (月)

下瀬美術館

皆さん、こんにちは。今日も暖かかったですね。10月も終わろうかというのに、22度とポカポカと言うか、ジャケットを着ていると日なたでは暑いくらいでした。移動の時にはクーラーがいるほどで、ほんとに冬が来るのかな、と心配になるほどです。今年の冬は暖冬になりそうとの意見もあります。一方、カメムシが多いと雪が多いという言い伝えがありますが、この秋はカメムシが多く見られましたので、どちらの予想が正しいのか、みてみたいと思います。

今日は久しぶりに遠出をしました。と言っても大竹市の下瀬美術館ですが。暖かく、青空の下のドライブは楽しく、廿日市から大竹まで高速を使うと広島市内から、あっという間の40分足らずで大竹のゆめタウンまで来ました。ゆめタウンの南側にあることは調べ済みだったのですが、2号線には誘導看板などもありません。ゆめタウンの東側から入ろうと近くまで行くと、関係車両のみの入り口しかありませんでした。しかたなく、西側に回って進みました。途中、子ども用の大きな遊具のある公園や、野球場、テニスコートの中を縫って走るので、この道でいいんかいな、と思いつつ走ると、下瀬美術館への導入路が見えてきました。ようやく到着です。この美術館、今年の3月1日にオープンしましたが、単なる美術館ではありません。4ヘクタールを超える広い土地で美術館にビラ、レストランの3つで展開される複合施設です。美術館も白を基調としてきれいで、広々としており、水に浮かぶ小さい箱の中の展示物をみて歩くという、何というかドッキングした宇宙船の中を移動していく感じの部屋の造りで、それはそれで新鮮でした。今は、四谷シモンと金子國義 ―あどけない誘惑 展をしています。ちょっとエロティックなところと、ちょっと斬新なところがみられる興味深い展示でした。その他、ピカソやピサロ、ユトリロ、ガレなども見ることがで来ます。また、無料で絵画などの説明も聞くことができるサービスもあるので、とても親切でいいなと思いました。普通の美術館では、解説を聞くためには、機会を有料で借りる必要があるのですが、自分のスマホに説明が流れてくるので、それを聞きながら歩くことで、絵画、陶芸などの理解も一層深まると思います。まだ完全にはできあがっていないようですので、来春くらいにでもお出かけされるといいのではないかなと思いました。

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カープではドラフトの話題がありました。1位として青山学院大学の常広投手を新井監督が抽選の末すごいパワーで引き当てました。元西武の監督の工藤公康さんも、常広は1番いいのではと言っていたので、良い選手が入ってくれそうです。また、2位以下も実力のある選手を取ることがで来たようですので、今回はいいドラフトだったかなと思います。島で、名前から縁がある、と言っていたのに笑ってしまいました。また、抽選で交渉権を獲得したときの監督のガッツポーズや、ドラフト後すぐに青学に向かったその迅速な行動力は常広選手にも響いたのではないかなと思います。地元が大分のようですが、地元の先輩に、カープの将来のエースと言っても過言ではない、森下投手がいるようです。色々教えてあげて、1年目から常広投手が活躍できれば、カープの優勝の確率も高まっていくのではないか、とわくわくしています。


一方サンフレはリーグも最終盤にさしかかりました。今回は2020年から勝ちなしのFC東京とアウェーでの戦いでした。選手たちは苦手意識は無いと言っていましたが、無意識の中に苦手との思いが忍び込んでいることもあり、うまくいかなかったときなどに、その意識がふと頭を持ち上げてきます。とにかく勝ってその呪縛から逃れるのが大切だと思っていました。そして迎えた試合でしたが、2-1での勝利、見事でした。いずれも流れの中からの得点で、かっこいい得点シーンでした。1点目は今年移籍してきた加藤選手が、中野選手からのふわりとしたパスを、2人のDFに囲まれながら、右足でチョンと受け、反転してあっという間にDFを置き去りにして、そのままシュートを決めました。このトラップからの反転シュートまでの一連の動きはかっこよすぎでした。その後、オウンゴールで1点差に詰め寄られましたが、それ以外はキーパーの大迫選手がスーパーセーブを連発しゴールを死守しました。2点目は、ケガから復帰し、調子を上げてきた玉田選手が、中央のドウグラス選手にパス、そのパスをすぐもらい、いわゆるワンツーで相手DFを抜いて、そのまま右隅にシュート。これまた素晴らしいシュートでした。これでなんと4位に浮上しました。玉田選手が負傷している間、全然勝てなかったけど、帰ってきてから勝ちまくっています。8/13~10/28まではなんと6勝1敗2分けと勝ち点20と荒稼ぎです。玉田選手まだ若いですが、本当に欠かせない選手になっています。優勝、準優勝には届かないけど、まだ3位の浦和とは勝ち点3ですので、他力本願ですがまだ3位は狙えます。3位になるとACL(アジアチャンピオンリーグ)出場権が手に入るし、Jリーグからの賞金6000万に、DAZNから3.5億円が入るとのこと。残すは北海道、ガンバ大阪、福岡と下位との3試合です。1試合負けるだけで6位まで落ちる可能性もありますので、是非頑張って全勝で走り抜けて行ってほしいと思います。



2023年10月15日 (日)

ファイナルに進出決定

皆さん、こんにちは。遂にカープがやりました。昨日今日と連続で接戦をものにしてファイナル進出を決めました。いずれも今年のカープとDeNAの試合を総括するような競った試合でした。相手ピッチャーはいずれもカープに強い、東、今永の両左腕。カープは今年は左打者が活躍しており、いずれの投手も打ちあぐねていました。勝つためには接戦に持ち込んでそれをものにするしかないという状況で、見事にその状況を作り、勝ちきったのでした。カープ初戦の先発は今年の勝ち頭の床田投手でした。首位打者の宮崎選手にうまくホームランを打たれたものの、8安打を浴びながら、その2点で抑えました。打線も、西川選手の犠牲フライで1点返し、1点差でついて行きました。そして8回、四球のデビットソン選手の代走羽月選手が矢野選手の送りバントで2塁に進んだ後、牽制球を投げない事で有名な東投手のモーションを盗んで、3塁へ盗塁を決めました。そして1-1となった3球目、菊池選手が見事に投手前にスクイズを転がし、同点となりました。結局ノーヒットでの得点であり、超効率がいいものでした。これぞ広島の野球(カープだけでなく、広商などでもそうです)だ、と思いました。ペナントレースですらスクイズは数回しかしておらず、それをここで使ってくるか~という感じでした。これはバントの名手の菊池選手だからなせた技だとは思いますが。となるとズースタでは後はイケイケです。お互いにチャンスは作るも、いずれも得点できないのを繰り返していた11回裏、東投手には打率1割と押さえ込まれていたためか、先発から外れ、途中出場だった秋山選手が、見事センターオーバーのサヨナラヒットで決着を付けました。本当に良かった。

そしてちょっと余裕を持って迎えた今日の2試合目ですが、なんと始球式は山本浩二さん、打つのは鈴木誠也選手、アメリカから戻ってきていたのですね。試合直前に監督から出るように言われたみたいで、監督の靴とズボンを借りての出場でした。まあ、ファンは大喜びですよね。カープの先発は森下投手、5回まで0点に抑えました。6回1アウト3塁で昨日も投げた大道投手に交代でした。お疲れ様でした。その大道投手ですが後続を豪腕でピタッと抑えました。今年は48試合に登板し、防御率2.72と素晴らしい成績でした。昨年は2軍でもいまいちだったのに、一皮剥けました。一方相手は上述したように苦手の今永投手でしたが、彼もペナントレース紅斑は勝ち星がなく、苦しんでいたようです。何かちょっとした狂いが生じているのでしょう、初回に西川選手がライトスタンドにホームランを打ち、先制。そして6回には新井監督がこの短期決戦の鍵を握ると行っていた末包投手が、得意の今永投手から代打ホームランをレフトスタンド上段にかっ飛ばしました。かっこよすぎ~です。ただ、7回に出てきた中崎投手がだめでしたね。2連打、1犠打、で1アウトランナー2,3塁を作らせてしまいました。後を継いだターリー投手も、ショート横をボテボテで抜けるヒットを打たれ、さらに犠牲フライも打たれ、遂に同点。しかし、ここはズースタ、ファンの後押しがあります。8回裏には菊池、野間選手の連続ヒットに、西川選手のバントを投手が間に合わない3塁に投げてノーアウト満塁となりました。そこで出てきた田中広輔選手が、初球から行くと決めていたと言うとおり、初球をたたいてライト前に勝ち越しタイムリーヒット。集中力すごいです。そして次の小園選手は三振するも昨夜サヨナラヒットを打った秋山選手が犠牲フライをきっちりと打ち、3塁から野間選手がホームイン、2点差としました。最後は抑えの栗林投手が一人はランナーを出すも後はきっちりと抑えて4-2で勝利。2連勝でファイナル進出が決まりました。これもズースタの力もあってこそだったかなと思いますが、それも2位でフィニッシュしたおかげです。これからは甲子園に乗り込んでのファイナルですが、阪神は本当に強いので、胸を借りるつもりで頑張ってほしいです(正直言うと、圧倒的な差で優勝した阪神が日本シリーズに出るのが筋とは思っていますが・・・)。

それともう一つビッグニュースがありますね。サンフレッチェ広島レジーナがWEリーグ杯で初タイトル獲得です。広島はWEリーグ発足に伴い誕生したので、3年で快挙達成です。WEリーグはなでしこリーグを引き継ぐ形で2021~22シーズンから開始されました。初年度はプレシーズンマッチとして、正式には昨年度から開催になりました。昨年度は決勝を三菱重工浦和レッズレディースと日テレ・東京ヴェルディベレーザが戦い、 3 - 3(PK 4 - 2) で、浦和が優勝しています。広島は初年度6位、昨季は5位でした。一方決勝の相手の新潟は2002年に発足したチームで、WEリーグ誕生前まで国内最高峰だったなでしこリーグでは14年の3位が最高成績。皇后杯全日本選手権では10年代に4度決勝に進みながら、いずれも当時川澄選手が所属していたINAC神戸レオネッサに敗れています。その後は低迷し、WEリーグ初年度の21~22年シーズンは11チーム中8位、2季目の昨季は10位に沈んでいました。女子サッカーでは近年、INAC神戸、日テレ・東京ヴェルディベレーザ、三菱重工浦和レッズレディースが「3強」を形成し、リーグ戦、カップ戦、皇后杯のタイトルを分け合う状態でした。しかし今大会、12チームが2組に分かれて総当たり戦を行った1次リーグで、A組の広島は浦和を破り、B組の新潟は日テレ東京ヴに敗れたもののINAC神戸を降し、それぞれの組でトップになって決勝に進みました。新潟には元INAC神戸レオネッサにいた川澄選手、広島にはやはり元INAC神戸レオネッサにいた近賀選手がいて、元同僚、しかもなでしこジャパンでも一緒だった二人の対決となっていました。

試合はお互いチャンスを作るも、キーパーのファインセーブや枠に当たる惜しいシュートなどはあったものの、結局スコアレスドローで、延長でも決着が付かず、最終的にPKとなりました。広島は4人連続でPKを決めるも、新潟は3人目がふかしてしまい、大きく枠を外れてしまいました。4人目は枠に当たってしまい、4-2で広島の勝ちとなりました。本当におめでとう。ベテラン、若手の力が見事にかみ合った素晴らしい優勝でした。

一方男子も最近点が取れてきて、勝ち点を積み上げて5位にまできています。優勝は難しいものの残り5試合すべて勝ったら、3位以上にいけるので、是非頑張ってほしいです。

2023年10月12日 (木)

偉業達成!

皆さん、こんにちは。朝夕が急激に冷えてきています。この2週間、乾燥肌の方の来院が多くなっています。乾燥対策、そろそろ始めて下さい。私は、保湿クリームを寝る前に塗るようにしています。特に膝、肘、足底、そして手ですね。手は、車の運転中に塗ることも良くありますが、その時はすぐ乾くように、ローションタイプを愛用しています。色んな財形があるのでTPOに合わせて使い分けられるといいと思います。

さて、昨日、藤井聡太さんが、わずか21歳の若さで、将棋タイトル8つを完全制覇しました。羽生さんが7冠制覇したのもすごかったですが、その時よりも若い上に、タイトル戦で負けたことがないというのがちょっとすごすぎます。羽生さんの時は王将のタイトルだけを谷川さんが持っていて、そのタイトル戦では3-4で勝ちきれずに、1年間は6冠でした。その後1年間すべてのタイトルを守った上に、王将のタイトル挑戦までこぎつけるので、7冠制覇は無理と思われていましたが、それをやりとげました。勢いがあった羽生さんは、2度目の挑戦では4連勝で王将位を獲得し、遂に7冠になったのでした。

この8冠制覇は何十年も、下手したら永遠に破られないかもと思わせる位の偉大な記録だと思います。一方、他の棋士は誰一人も藤井さんを倒せないのであれば、ちょっとこれはこれで残念ではあります。色んな動きがないと、物事は盛り上がらないので、今回の偉業は素晴らしいものですが、だれか藤井さんからタイトル奪取、を見せて欲しいというのも正直あります。現在は、竜王戦では藤井さんより若い伊藤匠7段が挑戦しています。伊藤7段が竜王奪取となるとこれまた大ニュースでしょう。

今、将棋連盟のHP画像を見ていますと、8大タイトルに加え、昨年の4つのトーナメントの棋戦(朝日杯、銀河戦、NHK杯、日本シリーズ)の優勝者がすべて藤井聡太さんで、写真が藤井だらけなのがちょっと笑えました。他の棋戦は、藤井さんの出場資格のない、新人王、達人戦、加古川青流戦などで、本当に完全制覇です。

2023年10月 6日 (金)

カープ2位決定

皆さん、こんにちは。10月になって、めっきり朝夕が冷え込んできました。9月はまだ暑かったのに、本当に急にです。日中はそこそこ暑いのですが、それでも30度には届かず、朝夕は10度台まで下がってきました。いつも言っていますが、こんな時には、1)体調を崩して、風邪などを引く、発熱する、2)乾燥肌が目立つようになる、3)四肢に、皮膚の底から浮いてくる感じの赤いブツが出てくる(多形紅斑)、4)全身に大豆大ときに500円玉大の丸い、表面のガサガサする、赤いブツが多数出てくる。痒みは人によって違う(ジベルバラ色粃糠疹)、5)ほろせ、蕁麻疹が出てくる、6)めまい、耳鳴りがするようになる、など、色んな症状が出てきます。原因ははっきりしていませんが、私個人的には、A)夏の疲れにより、B)寒いと暑いをまたぐような温度の変化、気温差が自律神経を乱し、 ➡ 免疫系に負担をかけ、異常な反応を引き起こす、のかなと思っています。本当に体調管理には気を配り、皮膚の敏感な方は、保湿を始めて下さい。ちなみに私は9月上旬(8月下旬だったかな)から保湿剤の外用を始めていました。その頃から何となく皮膚の乾燥感をキャッチしていたのでした。

新井カープ、やりました。下馬評を覆し、2位でフィニッシュでした。最後はドタバタしましたが、最終巨人 VS DeNAは、心から巨人を応援しました。そして、巨人の若いピッチャーが2安打完封で10勝を挙げ、行き詰まる試合をものにして1-0で巨人が勝利しました。その結果DeNAがカープと0.5ゲーム差の3位となったのでした。地元でゲームできるかは応援のプラスに加え、収益のプラス面も大きく、億円単位で変わってくると言われています。昨日CSのチケットが販売されたようですが、あっという間に完売したとのこと。まあそうでしょう。皆、心待ちにしていましたので。球場に足を運んだ人のうち、何割かは飲み物や食事をしますので、その収益も莫大あります。私も先輩にチケットを頂いて一緒にズースタに行くことがありますが、ビールは五杯くらいは飲みますし、途中のお店でつまみを買ったり、球場で買ったりもしますので、周囲の店の収益、交通費(遠くから来られるファンもいます)なども計算に入れると、本当に経済効果は高いと思います。

シーズン途中で負傷リタイアした選手が多数いましたが、多くはCSには間に合ったみたいですので、元気に活躍してもらいたいです。特にシーズン中に一度も勝てず、4勝も献上し、最多勝利タイトルに貢献する形となってしまったDeNA東投手、5勝を献上し、これまた過去キャリア最高の成績を収めさせてしまった阪神大竹投手からはガンガン打って、来年にむけて苦手意識を払拭してもらいたいものです。ただ、ここで無理して来年のコンディションが悪くなるのも嫌なので、体と相談しながら、できる範囲のベストを尽くして欲しいと思います。

アジア大会では、色んな種目でメダルが得られています。女子ソフトボール、男女のソフトテニスなど金メダルでしたし、男子体操団体もそうでした。サッカーは男女とも決勝に進んでいます。サッカーは男女ともベストメンバーではないのにこの成績はすごいです。110mハードルでも勝ちましたし、一時期は韓国に金メダル数では抜かれていたのに、一気に盛り返した感じです。競技によっては、かなりのラフプレーが見られたり、審判に詰め寄ったり、スポーツマンシップに欠ける振る舞いをする国、選手もちらほら見られるようですが、日本人はそうならないよう、心意気を見せてもらいたいです。選手の皆さんにはケガには気を付けて頑張って欲しいです。

大リーグでは大谷選手が遂に日本人初となるホームラン王を獲得しました。投手で10勝、44本のホームラン、しかも盗塁もしちゃったりしますので、走攻守完璧な選手ですね。投げても走っても打っても一流とは、ちょっと規格外ですね。これだけフルに働いたら、体も悲鳴を上げたことでしょう。体幹の筋肉の痛み、肘の痛みを訴えておられるようですので、しっかり休んで、元のパフォーマンスが出るように直して欲しいです。