2023年10月15日 (日)

ファイナルに進出決定

皆さん、こんにちは。遂にカープがやりました。昨日今日と連続で接戦をものにしてファイナル進出を決めました。いずれも今年のカープとDeNAの試合を総括するような競った試合でした。相手ピッチャーはいずれもカープに強い、東、今永の両左腕。カープは今年は左打者が活躍しており、いずれの投手も打ちあぐねていました。勝つためには接戦に持ち込んでそれをものにするしかないという状況で、見事にその状況を作り、勝ちきったのでした。カープ初戦の先発は今年の勝ち頭の床田投手でした。首位打者の宮崎選手にうまくホームランを打たれたものの、8安打を浴びながら、その2点で抑えました。打線も、西川選手の犠牲フライで1点返し、1点差でついて行きました。そして8回、四球のデビットソン選手の代走羽月選手が矢野選手の送りバントで2塁に進んだ後、牽制球を投げない事で有名な東投手のモーションを盗んで、3塁へ盗塁を決めました。そして1-1となった3球目、菊池選手が見事に投手前にスクイズを転がし、同点となりました。結局ノーヒットでの得点であり、超効率がいいものでした。これぞ広島の野球(カープだけでなく、広商などでもそうです)だ、と思いました。ペナントレースですらスクイズは数回しかしておらず、それをここで使ってくるか~という感じでした。これはバントの名手の菊池選手だからなせた技だとは思いますが。となるとズースタでは後はイケイケです。お互いにチャンスは作るも、いずれも得点できないのを繰り返していた11回裏、東投手には打率1割と押さえ込まれていたためか、先発から外れ、途中出場だった秋山選手が、見事センターオーバーのサヨナラヒットで決着を付けました。本当に良かった。

そしてちょっと余裕を持って迎えた今日の2試合目ですが、なんと始球式は山本浩二さん、打つのは鈴木誠也選手、アメリカから戻ってきていたのですね。試合直前に監督から出るように言われたみたいで、監督の靴とズボンを借りての出場でした。まあ、ファンは大喜びですよね。カープの先発は森下投手、5回まで0点に抑えました。6回1アウト3塁で昨日も投げた大道投手に交代でした。お疲れ様でした。その大道投手ですが後続を豪腕でピタッと抑えました。今年は48試合に登板し、防御率2.72と素晴らしい成績でした。昨年は2軍でもいまいちだったのに、一皮剥けました。一方相手は上述したように苦手の今永投手でしたが、彼もペナントレース紅斑は勝ち星がなく、苦しんでいたようです。何かちょっとした狂いが生じているのでしょう、初回に西川選手がライトスタンドにホームランを打ち、先制。そして6回には新井監督がこの短期決戦の鍵を握ると行っていた末包投手が、得意の今永投手から代打ホームランをレフトスタンド上段にかっ飛ばしました。かっこよすぎ~です。ただ、7回に出てきた中崎投手がだめでしたね。2連打、1犠打、で1アウトランナー2,3塁を作らせてしまいました。後を継いだターリー投手も、ショート横をボテボテで抜けるヒットを打たれ、さらに犠牲フライも打たれ、遂に同点。しかし、ここはズースタ、ファンの後押しがあります。8回裏には菊池、野間選手の連続ヒットに、西川選手のバントを投手が間に合わない3塁に投げてノーアウト満塁となりました。そこで出てきた田中広輔選手が、初球から行くと決めていたと言うとおり、初球をたたいてライト前に勝ち越しタイムリーヒット。集中力すごいです。そして次の小園選手は三振するも昨夜サヨナラヒットを打った秋山選手が犠牲フライをきっちりと打ち、3塁から野間選手がホームイン、2点差としました。最後は抑えの栗林投手が一人はランナーを出すも後はきっちりと抑えて4-2で勝利。2連勝でファイナル進出が決まりました。これもズースタの力もあってこそだったかなと思いますが、それも2位でフィニッシュしたおかげです。これからは甲子園に乗り込んでのファイナルですが、阪神は本当に強いので、胸を借りるつもりで頑張ってほしいです(正直言うと、圧倒的な差で優勝した阪神が日本シリーズに出るのが筋とは思っていますが・・・)。

それともう一つビッグニュースがありますね。サンフレッチェ広島レジーナがWEリーグ杯で初タイトル獲得です。広島はWEリーグ発足に伴い誕生したので、3年で快挙達成です。WEリーグはなでしこリーグを引き継ぐ形で2021~22シーズンから開始されました。初年度はプレシーズンマッチとして、正式には昨年度から開催になりました。昨年度は決勝を三菱重工浦和レッズレディースと日テレ・東京ヴェルディベレーザが戦い、 3 - 3(PK 4 - 2) で、浦和が優勝しています。広島は初年度6位、昨季は5位でした。一方決勝の相手の新潟は2002年に発足したチームで、WEリーグ誕生前まで国内最高峰だったなでしこリーグでは14年の3位が最高成績。皇后杯全日本選手権では10年代に4度決勝に進みながら、いずれも当時川澄選手が所属していたINAC神戸レオネッサに敗れています。その後は低迷し、WEリーグ初年度の21~22年シーズンは11チーム中8位、2季目の昨季は10位に沈んでいました。女子サッカーでは近年、INAC神戸、日テレ・東京ヴェルディベレーザ、三菱重工浦和レッズレディースが「3強」を形成し、リーグ戦、カップ戦、皇后杯のタイトルを分け合う状態でした。しかし今大会、12チームが2組に分かれて総当たり戦を行った1次リーグで、A組の広島は浦和を破り、B組の新潟は日テレ東京ヴに敗れたもののINAC神戸を降し、それぞれの組でトップになって決勝に進みました。新潟には元INAC神戸レオネッサにいた川澄選手、広島にはやはり元INAC神戸レオネッサにいた近賀選手がいて、元同僚、しかもなでしこジャパンでも一緒だった二人の対決となっていました。

試合はお互いチャンスを作るも、キーパーのファインセーブや枠に当たる惜しいシュートなどはあったものの、結局スコアレスドローで、延長でも決着が付かず、最終的にPKとなりました。広島は4人連続でPKを決めるも、新潟は3人目がふかしてしまい、大きく枠を外れてしまいました。4人目は枠に当たってしまい、4-2で広島の勝ちとなりました。本当におめでとう。ベテラン、若手の力が見事にかみ合った素晴らしい優勝でした。

一方男子も最近点が取れてきて、勝ち点を積み上げて5位にまできています。優勝は難しいものの残り5試合すべて勝ったら、3位以上にいけるので、是非頑張ってほしいです。

2023年10月12日 (木)

偉業達成!

皆さん、こんにちは。朝夕が急激に冷えてきています。この2週間、乾燥肌の方の来院が多くなっています。乾燥対策、そろそろ始めて下さい。私は、保湿クリームを寝る前に塗るようにしています。特に膝、肘、足底、そして手ですね。手は、車の運転中に塗ることも良くありますが、その時はすぐ乾くように、ローションタイプを愛用しています。色んな財形があるのでTPOに合わせて使い分けられるといいと思います。

さて、昨日、藤井聡太さんが、わずか21歳の若さで、将棋タイトル8つを完全制覇しました。羽生さんが7冠制覇したのもすごかったですが、その時よりも若い上に、タイトル戦で負けたことがないというのがちょっとすごすぎます。羽生さんの時は王将のタイトルだけを谷川さんが持っていて、そのタイトル戦では3-4で勝ちきれずに、1年間は6冠でした。その後1年間すべてのタイトルを守った上に、王将のタイトル挑戦までこぎつけるので、7冠制覇は無理と思われていましたが、それをやりとげました。勢いがあった羽生さんは、2度目の挑戦では4連勝で王将位を獲得し、遂に7冠になったのでした。

この8冠制覇は何十年も、下手したら永遠に破られないかもと思わせる位の偉大な記録だと思います。一方、他の棋士は誰一人も藤井さんを倒せないのであれば、ちょっとこれはこれで残念ではあります。色んな動きがないと、物事は盛り上がらないので、今回の偉業は素晴らしいものですが、だれか藤井さんからタイトル奪取、を見せて欲しいというのも正直あります。現在は、竜王戦では藤井さんより若い伊藤匠7段が挑戦しています。伊藤7段が竜王奪取となるとこれまた大ニュースでしょう。

今、将棋連盟のHP画像を見ていますと、8大タイトルに加え、昨年の4つのトーナメントの棋戦(朝日杯、銀河戦、NHK杯、日本シリーズ)の優勝者がすべて藤井聡太さんで、写真が藤井だらけなのがちょっと笑えました。他の棋戦は、藤井さんの出場資格のない、新人王、達人戦、加古川青流戦などで、本当に完全制覇です。

2023年10月 6日 (金)

カープ2位決定

皆さん、こんにちは。10月になって、めっきり朝夕が冷え込んできました。9月はまだ暑かったのに、本当に急にです。日中はそこそこ暑いのですが、それでも30度には届かず、朝夕は10度台まで下がってきました。いつも言っていますが、こんな時には、1)体調を崩して、風邪などを引く、発熱する、2)乾燥肌が目立つようになる、3)四肢に、皮膚の底から浮いてくる感じの赤いブツが出てくる(多形紅斑)、4)全身に大豆大ときに500円玉大の丸い、表面のガサガサする、赤いブツが多数出てくる。痒みは人によって違う(ジベルバラ色粃糠疹)、5)ほろせ、蕁麻疹が出てくる、6)めまい、耳鳴りがするようになる、など、色んな症状が出てきます。原因ははっきりしていませんが、私個人的には、A)夏の疲れにより、B)寒いと暑いをまたぐような温度の変化、気温差が自律神経を乱し、 ➡ 免疫系に負担をかけ、異常な反応を引き起こす、のかなと思っています。本当に体調管理には気を配り、皮膚の敏感な方は、保湿を始めて下さい。ちなみに私は9月上旬(8月下旬だったかな)から保湿剤の外用を始めていました。その頃から何となく皮膚の乾燥感をキャッチしていたのでした。

新井カープ、やりました。下馬評を覆し、2位でフィニッシュでした。最後はドタバタしましたが、最終巨人 VS DeNAは、心から巨人を応援しました。そして、巨人の若いピッチャーが2安打完封で10勝を挙げ、行き詰まる試合をものにして1-0で巨人が勝利しました。その結果DeNAがカープと0.5ゲーム差の3位となったのでした。地元でゲームできるかは応援のプラスに加え、収益のプラス面も大きく、億円単位で変わってくると言われています。昨日CSのチケットが販売されたようですが、あっという間に完売したとのこと。まあそうでしょう。皆、心待ちにしていましたので。球場に足を運んだ人のうち、何割かは飲み物や食事をしますので、その収益も莫大あります。私も先輩にチケットを頂いて一緒にズースタに行くことがありますが、ビールは五杯くらいは飲みますし、途中のお店でつまみを買ったり、球場で買ったりもしますので、周囲の店の収益、交通費(遠くから来られるファンもいます)なども計算に入れると、本当に経済効果は高いと思います。

シーズン途中で負傷リタイアした選手が多数いましたが、多くはCSには間に合ったみたいですので、元気に活躍してもらいたいです。特にシーズン中に一度も勝てず、4勝も献上し、最多勝利タイトルに貢献する形となってしまったDeNA東投手、5勝を献上し、これまた過去キャリア最高の成績を収めさせてしまった阪神大竹投手からはガンガン打って、来年にむけて苦手意識を払拭してもらいたいものです。ただ、ここで無理して来年のコンディションが悪くなるのも嫌なので、体と相談しながら、できる範囲のベストを尽くして欲しいと思います。

アジア大会では、色んな種目でメダルが得られています。女子ソフトボール、男女のソフトテニスなど金メダルでしたし、男子体操団体もそうでした。サッカーは男女とも決勝に進んでいます。サッカーは男女ともベストメンバーではないのにこの成績はすごいです。110mハードルでも勝ちましたし、一時期は韓国に金メダル数では抜かれていたのに、一気に盛り返した感じです。競技によっては、かなりのラフプレーが見られたり、審判に詰め寄ったり、スポーツマンシップに欠ける振る舞いをする国、選手もちらほら見られるようですが、日本人はそうならないよう、心意気を見せてもらいたいです。選手の皆さんにはケガには気を付けて頑張って欲しいです。

大リーグでは大谷選手が遂に日本人初となるホームラン王を獲得しました。投手で10勝、44本のホームラン、しかも盗塁もしちゃったりしますので、走攻守完璧な選手ですね。投げても走っても打っても一流とは、ちょっと規格外ですね。これだけフルに働いたら、体も悲鳴を上げたことでしょう。体幹の筋肉の痛み、肘の痛みを訴えておられるようですので、しっかり休んで、元のパフォーマンスが出るように直して欲しいです。

2023年9月16日 (土)

ひふの日市民公開講座のお知らせ

皆さん、こんにちは。多くの台風などが来たり、最近では関東地区などで大雨が降ったり、異常気象が続いていますが、お変わりないでしょうか。ちかごろめっきり朝夕が涼しくなりました。昼は相変わらず暑いですが、早朝や太陽が沈む時間帯には涼しく感じる日も多くなりました。また日の入りも早くなってきました。確かに暑いですが、来週には秋分の日が来ますね。そこからは日の差している時間より、差さない時間の方が長くなります。あっという間に秋を通り越して寒くなりそうな雰囲気もあります。体調管理にはくれぐれもご注意下さい。特に乾燥肌の方は、最低気温が20度前半になると一気に乾燥が進んできます。たとえ最高気温が35度であっても関係ありません。保湿をしっかり行って下さい。

さて、皆さんは『ひふの日』があるのをご存じでしょうか。実は11月12日は「いいひふ」と読めることにちなんで、ひふの日に制定されています。各県で、皮膚科関連の行事が開催されます。広島県では例年、皮膚科相談会を行っていましたが、今年は市民公開講座を開催することになりました。大学病院の先生が、優しく丁寧に皮膚病について講演して下さいます。予約制ですので、ご希望の方は、早めに申込をどうぞ。無料ですので、お気軽にご参加下さい。

詳細ですが、

日時 令和5年11月12日(日) 14時~15時

場所 広島コンベンションホール(駅北、広島テレビのビル、2FメインホールA)

講演1 アトピー性皮膚炎 正しい知識で向き合おう

 講師 広島大学病院 助教 松尾佳美先生

講演2 知っておきたい皮膚がんの話

 講師 広島大学病院 助教 松原大樹先生

です。

申込方法は3種類あります。

はがき、ファックス、インターネットです。詳細はこちらからどうぞ。飛んでいただくとそのまま申込可能です。また、このQRコードを読み込んでいただいても結構です。

20230915_12

2023年8月28日 (月)

歴史的快挙!

皆さん、こんにちは。昨日は変な天気でした。ちょっと尾道に車で行ってきたのですが、途中晴れて暑いなと思い、腕抜きをしたかと思えば、突然雨が降って来たりと、おかしな感じでした。最終的には晴れ間が出てきて、結局「暑っ」となったのですが。台風が9号、10号と発生しています。9号は西に抜けそうですが、一部沖縄などに影響が出そうです。10号は関東の方に近づいていますが、最終的には上陸せずに東に抜ける予報になっています。ただ、自然は、いつも人の立てた計算通りに行くとは限りませんので、油断せず準備をしておくことが大切だと思います。そして、11号の元も出てきているようですが、これがまた日本を直撃する可能性を秘めている様子。天気予報をしっかり見ておきましょう。

さて、世界陸上がハンガリーのブダペストで開催されていますが、25日に行われた陸上の世界選手権女子やり投げ決勝で、北口榛花選手が、五輪を含めてマラソン以外の日本女子選手で初優勝を果たしました。しかも、試合では6本投げますが、5投までは4位でメダル圏外だったのに、最後の1投で逆転優勝です。今は世界ランキング1位ですので、勝って当たり前と言ってしまえばそれまでですが、いつもベストスローが出来るわけではないので、大会できちんと結果を出すというのは本当に大変です。スキージャンプの高梨沙羅さんだって、スキージャンプ・ワールドカップで男女通じて歴代最多の63勝、男女通じて歴代最多の表彰台113回、女子歴代最多のシーズン個人総合優勝4回で、世界ランキング1位のときでもオリンピックでは銅メダルが最高ですし。北口選手、本当におめでとう。チェコに武者修行にでて鍛えた甲斐がありましたね。試合後、チェコのTV局のインタビューでチェコ語でコメントを返していたのが、格好良かったです。

現在沖縄で開催されている「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の1次ラウンドで、グループEで戦っている男子日本代表(FIBAランキング36位)ですが、27日フィンランド代表(同24位)と対戦しました。なんと格上フィンランド相手に大逆転勝利!特に第4クオータ開始時に10点負けていたのに、第4クオーターだけで35点を取りました。中でも山口県出身の小柄な河村勇輝が25得点の大爆発で勝利に大貢献でした。小さい分、スピード感にあふれ、大柄の選手の脇をフェイントをかけながらかわして同点シュート、ペナルティーシュートで逆転したときには大興奮でした。また、3点シュートも決めたりと、すごかったです。世界ランキングというのは正確に強さを表していて、集団スポーツの場合、サッカーでもそうですが、順位が下のチームが上のチームに勝つのは本当に難しいようです。特にランキングが10以上も違うと、普通は勝てないようですし。ワールドカップで勝ったのは、2006年ぶりのようで、これまた歴史的快挙と言っていいでしょう。今度はオーストラリア戦ですが、これに勝ったら予選突破だと思います。頑張って欲しいです。

2023年8月17日 (木)

やっと勝った!! -2-

皆さん、こんにちは。昨日は朝から青空がのぞいていました。台風は日本海側に抜けていったようですが、海水温が高いせいか、なかなか台風の勢力が弱まらず、台風の近い地域だけでなく、遠い地域にも大雨を降らしたりと未だ被害が続いています。台風の進路にだけ注目するのではなく、離れた地域でも大雨などには警戒していく必要がありそうです。

昨日のカープは負けてしまいましたが、それはおいといて、4日前のサンフレの頑張りについて一言。現在のエディオンスタジアム最後の「ピースマッチ」を迎えた広島は因縁の浦和との対決でした。序盤から浦和のタイトな守備に苦しみましたが、負けじとカウンターからチャンスをうかがいます。前半、ホセカンテ選手にペナルティーエリア外から地を這うようなミドルシュートを決められてリードを許してしまい、現在J1最少失点の浦和なので、これでだめかと思いました。それでも失点後もセットプレーを中心にゴールへ迫りましたが、得点は奪えないまま前半終了。後半からは、縦に速い攻撃を続けたところ、埼玉出身で、サンフレッチェユースで成長し、セレッソ大阪で活躍していた加藤選手が先日、広島に移籍してきましたが、その加藤選手に加入後初ゴールが生まれました。塩谷選手がスルーパスを入れると、抜け出した加藤陸次樹が寄せてくるマリウス・ホイブラーテン選手を踵を使って鋭く切り返してかわし、最少失点ゴールを守る西川周作の右側に狙いすましたシュートを蹴り込み、試合は振り出しに。その後もひたむきに攻勢を掛け続けると、後半48分(延長時間の間です)にこぼれ球を拾った川村拓夢選手がハーフウェーライン付近から右前方へすかさずスルーパス。このパスを受けたナッシム・ベン・カリファ選手が縦にドリブルで進み、ペナルティエリア右からこれまた西川選手のゴール右上にシュートを決め、劇的な逆転に成功し、そのまま試合終了。特別な一戦を劇的な7試合ぶりの勝利で飾りました。本当にスカッとしました。

最近は決定力に欠けていたサンフレッチェですが、加藤選手の動き、決定力をみると彼の加入で一気に攻撃力がアップしそうです。さらに満田選手の復帰、加えてマルコス・ジュニオール選手が横浜Fマリノスから加わるなど、森島選手が名古屋に移籍した後どうなるか心配していましたが、立て続けに補強が行われました。守備には元々定評のあるサンフレですので、得点が入れば一気に上位も狙えると思います。頑張れサンフレッチェ!!

2023年8月16日 (水)

やっと勝った!!

皆さん、こんにちは。ずっと暑い日が続いていたかと思うと、台風が近づいてきて、国内は大荒れとなっています。台風が上陸した関西はもちろんのこと、鳥取県、岡山県でも線状降水帯が発生し、大雨による災害が出ています。その他静岡では竜巻が発生したり、岩手でも大雨が降っているようです。そうはいってもまだ8月です。これからも台風が上陸する可能性もあります。土石流や河川の氾濫などに対しては個人では対応できませんが、早めの避難など、出来る範囲で行っていくことが大切だと思っています。

カープ、サンフレ、いずれも本当に久しぶりに勝ちました。長い長いトンネルでした。カープは7月中旬から怒濤の10連勝で一気に首位になったかと思いきや、阪神3連戦では2敗1分けと、阪神の強さを見せつけられました。8月に入り、打線がうまくつながらなくなりました。3日には床田投手が9回無失点と好投するも、相手のバウアー投手もさすがで、10回無失点。結局0-0で引き分けでした。その後お得意様の巨人に2連勝し、阪神追撃、と思っていたら、3戦目、大瀬良投手が5回4失点。打線もメンデス投手を打てず、4安打完封負けです。そこから5位ヤクルトに3連敗、最下位中日に2敗1分けと負けが続きました。ヤクルト3連戦では、7,12,10安打とそこそこ打っているにもかかわらず、得点は4,5,3といまいちでした。その後の中日戦では、3-3、3-2,2-1と引き分け、あるいは1点差で負けました。特に最後の試合は9回まで柳投手にノーヒットノーランを達成され、10回に抑えの切り札、防御率0.00のマルティネス投手から、堂林選手がホームランを打ち、1安打で勝ちか、と思っていたら、我らの守護神矢崎投手が2打者連続のホームランを打たれ、まさかのサヨナラ負け。今季初黒星。また勝ちが逃げてしまいました。中日3連戦では7,3,1安打でした。

このように打線が湿り気味で、今日の首位阪神戦でしたので、初回に大瀬良投手が森下選手に2ランホームランを打たれ、先制されてしまい、またかよ、大瀬良!負けじゃんと思っていたら、その裏、最近好調の小園選手も負けじと2ランホームランでお返しです。これで乗っていけるかと思いきや、3回にヒットを集められ、一挙に3点を失い、7連敗も頭をよぎりました。ところが今日は違っていました。広島戦に未だ勝ち星のない西純投手、5回に浮き足だったのか菊池、野間選手の連続ヒット。そして先ほどホームランの小園選手に期待したら、なんと2塁ゴロゲッツー。チャンス消滅と思っていたら、4番西川選手がファールで粘った7球目、インコースの難しい球を、曲芸の様な打ち方で3塁線を破る2ベースを放ち1点、その後代打の会沢選手も9球粘って、フォークボールをバットの先でセンター前に落とし、2点目、これまた技ありのヒットでした。6回をターリー投手が9球でさっさと終わらせたのもあり、流れは完全にカープでした。6回裏には、西純投手から変わった馬場投手から、デビッドソン選手がライトにホームランを打ち込み、同点。西投手、またカープに勝てませんでした。はは~。これもズースタの威力と思っていたら、案の定、その後田中、菊池と連続四球で大チャンス。しかしそこに、左打者キラー(左対左では被打率わずか.167)の島本投手が立ちはだかります。2番打者、左の野間選手は5球目をレフトフライ。次いで3番の左打者小園選手ですが、前の打席は初球を打ってセカンドゴロゲッツーを喫していました。どうするのかと思っていたら、これまた初球のフォークをレフト前にきれいなヒットで1点勝ち越し。思い切りの良さが彼の持ち味ですね。すごい!そして次の4番西川選手も左打ちですが、なんと12球粘って、これまたレフト前ヒットでさらに1点追加です。島本投手は左バッターにはほとんど打たれていないのに、この場面で2人の左バッターが連続タイムリーなんて、しびれました。その後の右の代打末包選手は格が違うのか。3球3振でした。7回は、栗林投手が、一人に四球を出すも後は簡単に抑えました。8回は島内投手がヒット、2ベースと打たれ、ノーアウト2,3塁で打撃好調の佐藤選手でしたが、チェンジアップで三振、次いで代打の糸原選手も9球粘られましたが、最後はチェンジアップでこれまた三振に切って取りこの回0点で抑えました。そして9回です。矢崎投手が、先日のリベンジで登場も、いまいち調子がよくないですね.フォークが狙われているようですが、それしか投げません。先頭バッターにはそれを打たれ、ヒット。次のバッタには、ストレートを打たれ、これまたノーアウト1,2塁になってしまいました。そして迎えた今日2安打2得点と絶好調の近本選手でしたが、フォーク3連投でなんとか2塁ゴロゲッツーに仕留め、ちょっと一息も、2番中野選手にはレフト前にタイムリーを打たれてしまいました。そして今日の大一番、今日は4打数4安打4打点と大活躍の3番森下選手、3塁打がでればサイクルヒット、一発が出れば逆転のピンチでしたが、フォークで三振でゲームセット。や~しんどかった。でも勝ったので本当によかった。明日からも頑張って。

長くなったので、サンフレについては後日にしますね。

2023年7月17日 (月)

カープ5連勝!!

皆さん、こんにちは。久しぶりの更新です。すいません。7月下旬に広島県の皮膚科医が主催する学会があり、その準備で忙しくしていましたので、なかなか時間が取れませんでした。今日は久しぶりの連休でしたので、更新です!今日も広島県は33度まで上がったようですね。結構暑かったですが、愛知県豊田市では今日は39.1度ととんでもない気温だったようです。体温より高い気温の時の外での生活は体験したことがないので、どんな感じなのかよくわかりませんが、きっと5分と我慢できないのではないかと思ったりしています。熱中症、怖いですので、皆さん本当に気をつけてください。冷たい水を飲んだり、冷房器具をちゃんと使ったり、大きなショッピングセンターに行ったり、と工夫して生活をしてください。

一方、現在秋田県では大雨で甚大な被害が出ています。先週は熊本や福岡、大分、島根、富山県でも大雨による氾濫、浸水が起きたばかりですが、本当にあちこちで大雨が災害を引き起こしています。暑いか雨が降るか本当に極端な気候となっています。備えあれば憂いなしとは言いますが、これだけ自然がおかしければ、そう簡単なことではないですが、それでも、いろんな準備をして暑い夏を迎えましょう。

さて、我らのカープですが、なんと5連勝。11日からの巨人3連戦では、初戦は床田投手が乱調で、3本のソロホームランを浴び、打線も低調で完封負け。4位の巨人がカープに近づいてきて、下手したらBクラスを気にしないといけなかったのですが、12日に森下投手が2-0で完封勝ちをしてから、流れが変わりました。巨人は8安打を放つも、森下投手は粘って粘って相手のチャンスの芽を摘み0点に抑えてくれました。一方カープはわずか4安打でしたが、打率1割にも満たない小園選手の2ランがでで、この2点を守って勝利です。13日は現在ハーラーダービートップの戸郷投手が出てきましたので、打てないと思っていました。カープも九里投手が粘って、5回まで1失点。6回にカープも松山選手のタイムリーで1点を返してこのまま延長へ。この間、6回からターリー、栗林、島内、矢崎投手が自分の責任の1回を0点に抑えていました。10回は大道投手が抑え迎えた11回、カープの攻撃はノーアウト満塁で、松山選手に回ってきました。最低でも犠牲フライと思っていたのになんと1ゴロゲッツーを打って、万事休す、と思ったところ、5番坂倉選手がタイムリー、その後8番堂林選手が、走者一掃のツーベースを打ち、一挙5点を上げ、最終回は中崎投手が抑え、結局中継ぎ陣は巨人打線を完封して勝ちきりました。現在のカープの中継ぎ陣はすごいです。

そしてこの3日間はDeNAとの3連戦でした。向こうの先発は今永、東、バウアーとすごいピッチャーが出てくるのが予想されていたので、西川、菊池の両選手が故障で戦力ダウンのカープは3連敗も十分あり得ると密かに心配していました。ところが、なんと、3連勝。それも、2ー1、3ー2、2ー1といずれも1点差で勝ちきりました。投手は大瀬良、野村、床田とこちらもエース級をぶつけましたので、もちろん相手もそこまで点が取れるわけではありません。特に大瀬良投手は5回までパーフェクトでしたがスクイズで1点を取られ、0-1で9回を迎えました。そこで相手の守護神山﨑投手から坂倉選手が起死回生の同点ホームランでおいつき、その後1死満塁から松山選手のレフトへの犠牲フライで、代走の羽月選手が俊足を飛ばしてタッチアップで帰ってきました。最後は矢崎投手が抑えて2-1で逆転勝利となりました。この時点でDeNAとはゲーム差なしの3位となっていました。16日の日曜日はデビッドソン選手の右翼への2ランがでて、5回まで野村投手が0点に抑えて2-0で勝ちパターンのまま後半へ突入しました。しかし、6回に栗林投手が、7回にターリー投手がそれぞれ1点を取られて同点に追いつかれてしまい、野村投手の勝ちが消えてしまいました。2軍調整が長かった野村投手ですが、1軍復帰後は三試合、6回、6回、5回と先発で投げ、いずれも無失点で降板しています。防御利は0.00とすごい値をたたき出しています。この数年調子が上がってきませんでしたが、新井新監督の元で復活です。田中広輔選手、中崎投手の活躍なども含め、3連覇を達成したときの選手が頑張ってくれているのを見ると本当にうれしいです。それは層の厚さにもつながりますので、たとえ故障者が出たとしても、チーム一丸となって乗り越えていけます。その後、8回表に上本選手のライトフライをエラーしてもらった2アウト2塁のチャンスで、野間選手がセンター前にしぶとくゴロでヒットを打ち、この1点を島内、矢崎のリレーで守り抜き、これまた1点差で勝利です。DeNAは11安打、カープは7安打でしたが、カープの勝ちです。

そして今日ですが、前回巨人戦で3本塁打を打たれた床田投手が登板でした。初回にいきなり2ベースを打たれ、その後レフト前タイムリーであっという間に失点してしまいました。相手はバウアー投手ですので、このままだめかと思っていましたが、今日は1番の上本選手以外は全員左バッターという打線で対抗しました。5回には床田投手が151kmのストレートをはじき返し2塁の牧選手を跳ね飛ばしてライト前ヒット、次いで上本選手は153kmのこれまたストレートをライトの2本のヒットで得たノーアウト2,3塁で野間選手が意味のある2塁ゴロで同点としました。次の秋山選手のショートゴロはホームに突入した上本選手がタッチアウトになり、逆転とはならず。しかし7回、また先頭バッターでバウアー投手からセンター前にヒットで出た床田投手が、相手センターがファンブルする間に2塁に。その後、1,2番と倒れましたが、3番秋山選手がライト前にタイムリーヒット、床田投手がホームインです。床田投手は2点とも自分で得点し、今日は投打に大活躍です。その裏、2アウト2塁となり代打で宮崎選手が出て来たところで、なんと栗林投手がリリーフに登場しました。彼は回の最初から投げることがほとんどでしたので、びっくりしましたが、打率350近い宮崎選手を三振に切って取りガッツポーズです。8回は島内投手が四球を一人出すも、後はバッサリ、9回は矢崎投手が、2アウトから四球と内野安打で1、2塁とするも最後の戸柱捕手を2塁ゴロに仕留め、ゲームセット。矢崎投手は13日、15~17日と、ずっとクローザーとして投げていますが、ランナーは出すものの、いずれも0点に抑えており、本当にすごいです。明日からオールスターの間は休みなので、しっかり調整して欲しいです。

それにしても、下馬評では最下位だったカープが交流戦も5割で乗り切り、前半終了で貯金9とはだれが予想したでしょう。我々ファンもうれしい誤算かな。現在は優勝も十分狙える位置ですので、怪我だけには気をつけてみんな頑張れ~~。

一方サンフレッチェは調子が悪いです。3つのカップ戦はいずれも敗退、Jリーグ杯はあと一つ勝てば決勝だったのに勝てず、天皇杯はJ2の栃木に0-2で惨敗、Jリーグも6/4に京都に勝って以来、川崎、横浜FMに0-1、新潟に0-2、鹿島とは1-1、横浜FCに1-1と6試合して2分け4敗です。最後の横浜FC戦も、ロスタイムに、キーパーが油断したところを柏選手が後ろからボールを奪って同点とした得点で、流れからとったものではなく、ようやくもぎ取った得点でした。この6試合では最多得点が1点と、攻撃が全く機能していません。まあ、これでは1-0でしか勝てませんが、守備も毎試合失点していると言うことですので、勝てっこないですね。満田選手が怪我をさせられて離脱した後、負けが続いています。それだけ彼の存在が大きかったと言うことでしょうが、残りの選手で頑張ってほしいものです。次は8/5の湘南の試合となります。故障している選手も戻ってこられると思いますので、ここから巻き返しを期待しています。

2023年6月14日 (水)

ようやく勝った

皆さん、こんにちは。今日は雨が降ったりやんだりと変な天気でした。梅雨なので雨は仕方がないにしても、湿度が半端なく高いので、気温はそこまで高くはないのに、不快極まりない天候でした。途中大雨だったので、今日はズースタで野球は中止かなと思っていたら、午後からやんでくれました。

今日は楽天との試合で、先発は九里投手と田中将大投手だったので、絶対勝つぞ、と思っていました。カープはチャンスは作るも、田中将大投手も百戦錬磨、なかなか点が取れません。7回裏に代打の田中広輔のボテボテの内野安打を起点に1点を取って3-2と勝ち越したのですが、9回に矢崎投手が痛恨の被弾をうけ、追いつかれてしまいました。九里投手の勝ちが消えてがっかりしたところ、9回裏にクローザーの松井投手から代打の上本選手がヒット、菊池選手が今日2つめの送りバントをきちっと決めて、1アウト2塁とし、2番の野間選手の登場です。今日はタイムリーを打っている好調野間選手ですが、追い込まれて打ったのが1塁ゴロ、あ~と思っていたら、なんとそれが1塁キャンバスに当たってコースが変わり、ライト前ヒットへ。2塁から上本選手が激走してなんとサヨナラ勝ちです。ヒーローインタビューでも、なんだか照れくさそうな野間選手でした。後ろから秋山選手と西川選手に水をかけられるシーンでは、あらかじめ靴がぬれないように脱いでいたのに笑いました。

今日は途中ノーアウト1,3塁、ノーアウト2,3塁でも点が取れないことがあり、超フラストレーションがたまっていました。そこで1点でも取っていたら、今日は楽に勝てたのに、九里投手も勝ち投手になれたのに、と思っていました。それでもまあ勝てたのでよしとしましょう。これでようやく交流戦5割復帰です。一時1位タイになっていましたが、その後の3連敗でずるずる行くのかと思いきや、今年は違いますね。特に代打で出ている選手が、松山選手をはじめ活躍しているのがすごいと思います。このままどんどん勝ってと贅沢は言わないので、現状維持をしていって欲しいです。

先日、車いすテニスでは国枝選手の後継者と言われていた17歳の小田凱人選手が、全仏オープンの男子シングルスで初優勝を果たし、史上最年少で世界ランキング1位になりました。小田選手は骨肉腫を克服し、国枝選手に憧れて車いすテニスを始めたそうですが、それで世界1位になるなんてすごすぎますね。しかもまだ17歳、これからの活躍が見物です。ただ、1位になるといろいろ研究もされてくるでしょうから、その中で1位を維持していくのは大変なことでしょうが、頑張って欲しいと思います。

テニスと言えば、全仏オープンの混合ダブルスの加藤未唯選手とドイツのティム・プッツ選手のペアが、カナダとニュージーランドの選手のペアを破って、四大大会で初めての優勝を果たしました。加藤選手は女子のダブルスで、ボールを相手コートに返した際、ボールがダイレクトにボールガールにあたり、彼女がすごく泣いてしまい、警告を受けてしまいました。警告では足りないと相手チームがクレームをつけたところ、警告が失格に変更されるという、摩訶不思議なことが起こりました。結果として、獲得賞金も、獲得したポイントも剥奪されるというきつい処罰に世界の多くのファン、選手からブーイングが起きています。失格なら、その他の試合も出場停止となるはずが、混合ダブルスには出場できたという、これまた不思議な対応であり、釈然としないまま大会は終わったのでした。ルールはやはり誰が見ても、誰が解釈しても白黒がはっきりつくようにして欲しいと思います。何にせよ、加藤選手は4大大会での優勝者という勲章を手に入れたのは確かですので、さらなる飛躍を期待したいところです。

2023年6月 8日 (木)

なんと首位

皆さん、こんにちは。梅雨ですので雨が降るのは当たり前ですが、昨日は晴れていたし、明日も晴れの様子。ちょっとうれしいのでした。ただ、台風2号が来たばかりなのに、3号も近づいてきています。さすがに上陸と言うことはないのですが、前線を刺激して日本列島に雨を降らせています。和歌山県には大雨警報が出ている地区もある様子、気をつけて生活していきましょう。

交流戦が始まり、オリックス、ソフトバンクといずれも1勝2敗で経過したときには、今年もだめかと思っていたら、なんと日本ハムには3連勝!北広島市にある球場なので、ホームのパワーが出たのかしらと思うくらいでした。確かに球場はまっ赤でしたしね。初戦は大瀬良投手の先発で、1-2で負けており、相手ピッチャーもよかったので、このまま負けか、と思っていたら、8回2アウトから、秋山選手のヒット(これはショートが取れたボールのようにも見えました)、マクブルーム選手の四球のあと、西川選手が9球粘って、遂にレフト前に同点タイムリーを打ちました。そして代打の切り札の松山選手、ふらふらと上がった打球がレフト線にポトリと落ち、代走の曽根選手が勝ち越しのホームイン。これはピッチャーとしては堪えるヒットでした。ほんとドンズまりでしたので。その松山選手のヒットは、TV中継の最後の最後で、ヒットがわかった数秒後に次の番組に変わりましたので、ほんと笑いました。その裏を島内投手が一人四球をだすも、3三振でチェンジ、そして9回は今やクローザーになった矢崎投手がさっさと3人で片付けて、逆転勝ち!しかも7回裏を投げた栗林投手が初勝利を挙げました。おめでとう栗林投手!早く本領を発揮できるよう調整してください。

ファイターズとの2試合目は九里投手の粘投が光りました。打たれたヒットはたったの2本、四死球も3つで、安定感のある投球でした。味方の守備の方も菊池選手の好プレイが2つありました。相手ピッチャーもすごく、全く点が取れそうもなかったのに、坂倉選手がレフトに流し打ちでギリギリに飛び込むホームランを打ち、これが決勝点となりました。8回はターリー投手、9回は矢崎投手が再び登場、ヒットを打たれ、最後は2アウト1,3塁となり、最後のバッターはバットが折れたショートゴロ。それを矢野選手が猛ダッシュでつかみ、ファーストに投げると、ショートバウンドになりましたが、1塁の韮澤選手も体を目一杯に伸ばしてナイスキャッチでゲーム終了でした。もしセーフなら、3塁ランナーが生還していたので、同点となるところでした。1-0はほんと心臓に悪いです。

そして今日はコロニエル投手が頑張りました。先制されるも7回を2点に抑えました。広島は1点を追う3回表、菊池選手のの二塁打で同点とし、5回には野間選手のライト前のタイムリーヒットに相手失策が絡んで3点を加え、勝ち越しに成功しました。そして9回には前の打者が敬遠された田中広輔選手が初球をホームランとし追加点。これは大きかったですね。田中選手今年はもう4号、あまり出番がないのにすごいです。そして彼のホームランは本当に軽く振っているのによく入ります。よほどうまく芯に当てているからでしょう。9回裏は久しぶり中崎投手が登板しました。3人でさっさと片付けてゲームセット。ファイターズは今日も3安打でした。広島のピッチャー陣は本当に頑張りました。いずれも接戦でしたのでどの試合もドキドキしました。

その結果、遂に交流戦を勝ち越し、5勝4敗となりましたが、なんと6チームが5勝4敗であり、同率首位となったのでした。誰がこれを予想したことでしょう。もしかして勝ち越せるかも、と本気で思わせてくれる勝ちっぷりでした。頑張れカープ!

1

にいみ皮ふ科アレルギー科