2023年3月26日 (日)

紫外線に注意する季節になっています

皆さん、こんにちは。3月も下旬になりました。1月往ぬる2月逃げる3月去るとはよく言ったもので、令和5年になったかと思うと、もう3ヶ月がたとうとしています。今年も1/4が済んだことになります。この時期はいろんな行事などがあり、忙しくあっという間にすぎていくことのたとえだと思いますが、本当にその通りですね。そしてこの時期は、学生さんなどは、卒業、そして入学、あるいは新社会人として働き始める方も多いかと思います。心機一転、人生を楽しんで欲しいと思います。

さて、3月の春分を過ぎましたので、昼の時間の方が夜の時間より長くなりました。そういえば仕事が終わった後の外の暗さが減って、なんとなく明るい感じです。そうなってくると気になるのが紫外線です。現在の気温は20度いくかいかないか位ですので、暑いと言うことはありません。日によっては少し肌寒さを感じることもあります。しかし紫外線はちゃんと降り注いでいます。秋で言うと秋分の日がちょうど同じ条件となりますが、その頃は気温30度以上ですので、とても暑いです。従って、外出も短くするとか、傘を差すとか、日陰にいるとか気を遣っています。ところが今は気温が高くないものだから、長時間外にいてもつらくありませんね。また日傘を差している人もほとんどいません。日焼け止めを塗っていない人も多いようです。すると紫外線浴びまくり、となり、シミ、しわ、皮膚の老化が進んでしまいます。この時期は皆さんが一番油断される時期ですので(もっと言うと、2月から気をつけて頂いた方が本当はいいのですが)、日焼け止めは少なくともしっかり使用して頂きたいと思っています。特にシミ、しわを気にされる方は本当に気をつけてください。

日焼け止めは、1回に2度塗りが必要です。7~8mm大の球形に出した日焼け止め、あるいは1円玉の大きさに出した液状の日焼け止めを顔全体に塗ったら、同じ量を出し、もう一度塗ります。1度しか塗っていないと、実際のSPFの表示の1/3以下の効果しか期待できないと言われています。紫外線ではなく、可視光線にも弱い人は、日焼け止めが無効ですので、ファンデーションが大切になります。厚めに塗ることで、ある程度は可視光線がカットできますので、注意して塗ってください。

2023年3月23日 (木)

侍ジャパン、優勝おめでとう、そしてありがとう

皆さん、こんにちは。侍ジャパン、遂にやりました。2連覇を狙ったアメリカとの決勝での直接対決を制して、念願の世界一を獲得しました。僅差なら勝つチャンスがあると思っていましたが、今回は3-2での勝利でした。

2回、今回先発を任された今永投手が、ただいま絶好調のターナー選手にホームランを打たれて先制されましたが、昨日のさよなら2ベースを打った村”神”様が、その裏、初球をたたいてライトスタンド2階席に特大のホームランを放り込みました。打った直後から歩いていたという、完璧なホームランであっという間に同点となりました。その後も攻めて1アウト満塁になり、ヌートバー選手がボテボテの1塁ゴロを打ってその間に3塁から岡本選手がホームインしてあっという間に逆転です。そして4回、その岡本選手が、メキシコ戦ではレフトフライがギリギリの所をとられてしまいましたが、今回は十分な飛距離でレフトスタンドにホームランをうち、3-1とリードを広げました。その後はお互いにチャンスは作るものの、リリーフ投手の懸命な投球で追加点を許さず進みました。

日本は先発が今永投手でその後、戸郷投手→高橋宏斗投手→伊藤投手→大勢投手と世界一と称される豪華な継投で無失点でつないで8回からはダルビッシュ投手がリリーフとして登板しました。相手はMLBでダルビッシュ投手と対戦しているので、彼のには球には慣れているかも、と心配していましたが、不安が当たってしまいました。5番のシュワーバー選手に右中間にホームランを打たれて1点差となってしまいました。しかし、その後はなんとか抑えて、1点差で9回を迎えました。するとなんと大谷選手がクローザーとして登場するではないですか。ここまでDHで出場し、打って走って大活躍でしたが、疲れは大丈夫かなと多少心配になりました。ただ、大谷選手は28歳とまだ若いし、この戦いに向けて燃えたぎる魂が満ち満ちており、疲れなんて何のそのだったのでしょう。160kmを投げ込んでいきました。最初のバッターは四球で塁に出したものの、次の打者をゲッツーにうちとり、2アウトランナーなしでエンゼルスの同僚であり、アメリカのキャプテンでもあり、過去にメジャーリーグでMVPを3回も獲得したトラウト選手と対戦となりました。そしてフルカウントから伝家の宝刀のスライダーで三振に切って取りました。

本当にしびれる試合でした。その中で、世界一と称される相手に臆することなく自分たちの実力を出し切った選手たちは本当にすごいと思いました。お疲れ様、そしてありがとう、と伝えたいです。

来週から日本ではペナントレースが始まります。特にWBCに参加した選手たちは一回りも二回りも成長している可能性もあり、カープの相手になるので、その点は心配ですが、新井監督のもとで成長してきたカープの選手もきっとやってくれると思っています。

2023年3月22日 (水)

さあ決勝だ

皆さん、こんにちは。21日は朝からWBCの放映がありましたが、ご覧になられましたか。私は少し寝坊をしてしまって、おきてみたらなんと3-0で負けていました。先発の佐々木投手が、順調に投げていたのですが、1球だけスライダーが高めに入ってホームランにされてしまったのでした。しかし、日本は0点とはいえ、結構ランナーが出たりしていましたので、負けそう、とか言う感じは全くなく、一生懸命応援していました。すると、7回裏に2アウトからでしたが近藤選手のヒット、大谷選手の四球で1塁2塁のチャンスが訪れました。そして今大会ここまで打点王の吉田選手の打順でした。彼は本当に勝負強いので彼に回せばなんとかなるという感じで見ていたところ、初球はファール、その後チェンジアップを空振りしました。これはやばいか、と思いましたが、インコース高めから落ちるチェンジアップが来ました。それも頭にあったよとばかりに振り抜きました。沈む球ですので、すくい上げる感じで、しかも体勢を崩されていましたので、右手一本でポワンと上がっていきました。しかしこれが伸びる伸びる、そしてファールにならずになんと直接スタンドイン、すなわちホームランになっていました。応援団は大喜び、私たちもガッツポーズしまくりでした。

2番手の山本投手も立ち上がりはよかったのですが、途中で捕まり、3連打で1点を奪われ2人ランナーを残して交代となってしまいました。3番手は阪神の若手の湯浅投手でしたが、相手4番のテレス選手を三振にとり、やれやれと思っていたところ、5番のパレデス選手にレフト前にタイムリーを打たれてしまい、さらに1点を献上してしまうのでした。しかし、2塁から本塁を狙った選手を吉田選手の好返球でホームでタッチしてこの回1失点で済んだのも大きかったです。

8回裏は岡本選手がデッドボールで出塁し、山田選手のしぶとく三遊間を抜けるヒット、されに源田選手は3バントを決めて、1アウト2塁3塁で代打の山川選手。最低でも外野フライと思っていたら、きちんとレフトに犠牲フライを打ち上げ、日本に1点が入りました。

そして9回裏ですが、先頭大谷選手が初球から2塁打を打ち、ベース上でみんなを鼓舞しまくっていました。ついで前に3ランをうっている吉田選手でしたので、クローザーも警戒しすぎて四球を与えて1塁2塁の大チャンス。そこで今日も3三振の村上選手に打順が回ってきました。見逃し三振だけはすなよ、と思っていましたら、初球から振っていきました。そして運命の3球目、151kmのストレートを見事にはじき返し、センターオーバーのさよなら2塁打となったのでした。吉田選手の代走の周東選手は、俊足の大谷選手がホームに帰ったときに、すでの5m位後ろまで戻ってきて、相手の返球は全く間に合わず、悠々さよならのホームインをしました。劇的すぎて鳥肌ものでした。

22日はアメリカとの決勝戦です。とても強い相手ですが、ピッチャーが押え込めれば十分かつチャンスはあると思っています。頑張れ日本、頑張れ侍ジャパン!!

2023年3月12日 (日)

WBC順当がち

皆さん、こんにちは。ここ数日はぽかぽかというか、暑いほどの天気でした。今日は当番医でしたので、ずっとクリニックにいましたが、部屋の中は冷房をかけるほどの気温となっていました。私はずっと半袖の医療服でいましたが、全く寒くはなかったです。これでまだ3月上旬とはどうなっているのか。今後の暑さが心配になります。また、気温が上がるにつれて花粉飛散量も増えてきています。私は今年は目のかゆみがつらいです。鼻水は内服でまずまず抑えられていますが、目のかゆみがいけません。場合によってはステロイドの点眼も考えないといけないなと思っています。

今晩はWBCの最終戦、対オーストラリア戦でした。そこで遂に出ました、大谷選手の大ホームラン。打った瞬間にそれとわかる、飛距離も十分140mで自身の看板に直撃のすごいホームランでした。そのほか絶好調のヌートバー選手、近藤選手、吉田選手が大活躍。そんな中で、4番の村上選手の調子が上がってきません。一応今日はヒットを打ちましたが、私の目から見ると消極的に思われます。大谷選手も初対面のピッチャーはどんな球を投げるのかわからないので、球を見て選ぶというのではなく、来たストライクのボールを打つだけと言っていました。それくらいの思い切りが必要でしょう。

ピッチャーも圧巻でした。やるとは思っていましたが、さすが2連連続投手タイトルを総なめしただけのことはある山本由伸投手、危なげないピッチングで、1安打8奪三振の快投でした。リリーフ陣も危なげなく抑えて、最終回にホームランを打たれましたが、その1点で終了。今回の大会では日本の投手陣が世界一と言われているようですが、まさしくその通りだと思いました。後は油断しさえしなければ準決勝は堅いと思います。頑張れ日本!

2023年3月 9日 (木)

花粉症がつらい

皆さん、こんにちは。3月上旬に20数年ぶりの学会発表があり、その準備があったため、なかなかブログの方まで手が回りませんでした。発表はとりあえず無事に終わりましたが、スライドの操作など、以前とは違っておりまごまごしました。こんなところでも機器の進歩を感じました。

ここ数日、急に暖かくなり、春到来と思うほどです。まだ朝は寒いけれど日中はかなり暖かく、今日も上着1枚で過ごせそうな感じでした。それに伴って、花粉の量が急増しています。関東の方では昨年の10倍とか言われていますが、中国地方でも、3割増しとの報道もありました。中国地方は、杉より檜の植林が行われたので、檜の花粉が関東などよりも多いという特徴がありますが、それでも杉もそこそこありますので、油断は禁物です。私も花粉症があり、今日は特に目のかゆみがひどかったです。目のかゆみは内服薬は無効ですので、目薬で治療を行わないといけません。内服薬しかもっておられない方は、目薬も手に入れてください。当院でも目薬の処方量がとても多くなっています。

目薬には抗アレルギー薬とステロイドの大きく2種類(厳密にはまだもう少し種類がありますが)が使われています。前者のほうが目には安全性が高いですが、後者の方がよく効きます。ただ、使用により眼圧上昇といって目玉の中の圧が高まるという副作用があります。放置しておくと緑内障になり視神経が圧迫され失明につながることもありますので、強いステロイドを長期間使用する際には、眼科で眼圧測定をしながらの使用が大事です。また目薬をさすタイミングは、理想的にはコンタクトレンズを外しているときがよいのですが、最近はコンタクトレンズを入れたままでも使用可能な目薬もでていますので、欲しい方は医師に相談してみてください。その他、しみるタイプ、しみないタイプ、1日2回さすタイプ、4回さすタイプなどもありますので、併せて好みを伝えられるといいと思います。

すでにご存じの方もおられるかもしれませんが、花粉症には4つ症状があります。1)目のかゆみ、充血、涙 など目の症状、2)くしゃみ、鼻水、鼻づまり などの鼻の症状、ここまでが有名ですね。3)咳、呼吸困難 などの喉の症状、そして4)顔、首、頬、顎などが赤く痒くなる などの肌の症状 です。特に後の2つも馬鹿に出来ませんし、3)と同時に頭痛、発熱、倦怠感が出る人もいますので、花粉症も侮れません。花粉症持ちで、最近なんだか体調が悪いという方は、そのあたりも考えられて、その旨を医師に相談されてもいいかと思います。

あ~本当に目が痒い。今も目薬をさしながら書いています。やれやれ。明日からは、花粉様の眼鏡(縁に花粉が侵入しないように囲いがあるタイプ)で通勤しようと思います。鼻は内服で抑えられているのでいいのですが・・・。

2023年2月 6日 (月)

ミーシャ

皆さん、こんにちは。1月下旬の寒さとは異なり、2月に入って少し暖かい日が続いています。4日は立春でしたので、暦の上では春になるのですね。と言っても、この時期は1年で一番寒い時期とも言われており、まだまだ本当の春は遠そうです。それでも、冬至から1ヶ月以上たちましたので、夜明けも早くなりましたし、仕事終わりの暗さも少しずつ薄まってきています。早く春が来ないかなと待ちわびているこの頃です。

5日はなんと30年弱ぶりにコンサートに行きました。実際は、5~6年ぶりなのですが、前回は日本フルハップに応募したらなんとゴスペラーズのコンサートの券が当たったので行ったのでした。みんな歌も話も上手で、あっという間の楽しい2時間を過ごすことが出来ました。今回については行きたくて応募して行くことができたという点で、ゴスペラーズとはちょっと違いました(ゴスペラーズをないがしろにしていると言うことは全くありませんので、ファンの方、誤解なさらないように)。そういう意味で、30年弱ぶりのコンサートというわけです。ちなみに30年前のコンサートはスティービーワンダーで、当時留学ですんでいたロンドンで行ったものでした。さすがロンドンだけあっていろんなコンサート、ミュージカル、バレー、マジックショーなど毎日何かしらやっていました。ただ、当時は給与が途中でカットになり、自腹で住んでいましたので、あまり贅沢は出来ず、スティービーワンダーのチケットも、昼間のマチネで当日安く売っていたのを手に入れたのでした。2階席だったか3階席だったか、しかも舞台の袖に近いところで場所は最悪でしたが、それでも本物を見て聞いて感動しました。

さて、5日はミーシャのコンサートでした。昨年秋頃にファンクラブでもないのにチケットが当たってびっくり。大分待ちましたが、それが今日でした。グリーンアリーナに入るとちょっと煙っていましたが、どうやらこれはレーザー光線をしっかり見せるための演出のようでした。もちろんお客さんで満席です。さすがの人気の歌姫です。今回はデビュー25周年ツアーと言うことですが、彼女の話では、グリーンアリーナは18年ぶりとのことでした。また、お客さんでミーシャコンサートが初めての人、と言う問いかけがありましたが、なんと9割が初めて、ということで、私もその一人になります。曲はよく知っているものから、知らないものまでいろいろありましたが、やはり彼女の歌唱力、そして音量に圧倒されました。ほんとに上手ですし、あの高音、誰にもまねが出来ないあの高音、感動しました。その他、ダンサーにも目を奪われました。切れのある、まだ独特の雰囲気を持つ2人が踊っていましたが、彼らもすごかったです。ミーシャは何度も衣装を替えては出てきてくれました。途中にいろんな話もしてくれましたが、心が純粋で、歌で世界を平和にしたいと思っているのがよく伝わってきました。最後はアイノカタチで締めくくられましたが、以前から好きな歌だったとはいえ、生で聞いていると泣きそうになりました。すごい感動をありがとう。ユーチューブで見たことも何度もありましたが、やはり生は違いました。行って本当によかったと思ったのでした。

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2023年1月24日 (火)

寒波が来ました

皆さん、こんにちは。今週は寒くなるって言っていたのに、昨日も今朝もそれほどではないじゃん、と思っていたら、午後からどんどん寒くなってきました。外は晴れていた時間帯もあったのですが、雪が結構降ってきています。これからさらに寒くなるようですので、車の運転には要注意。スタッドレスタイヤをはいていても細心の注意を払ってください。

この寒さは金曜日には一旦収まる予報ですが、土日は寒くなるようです。そして来週は最高気温は少し回復するものの、最低気温は0~1度と相変わらず寒い日が続きます。最近は花粉症の患者さんも増えてきたので、暖かくなるかと思いきや、まだまだ寒い日が待っています。それでも、これがこの冬の最低気温だと思われますので、これ以後は徐々に暖かくなってくれるのではないかと密かに楽しみにしています。まあ、2月が一番寒いという説もないことはないですが・・・。その他のうれしい出来事としては、徐々に日が長くなってくれているのがあり、この時期はつらいこと(寒さや花粉症)と楽しみ(日が長くなる、時に暖かい日もある)があるので、楽しいことを考えるようにしています。

1月22日、車いすテニスの国枝選手が現役引退を表明されました。4大大会50勝、年間世界ランキング1位を8回、生涯グランドスラム達成ととてつもない大記録をもっておられます。また、オリンピックでも金メダルを何度も取っておられ、本当のレジェンドですね。今回も世界ランキング1位のまま現役引退と言うことで、引き際もかっこいいですね。本当にお疲れ様でした。これからの別分野でのご活躍を期待しています。

その後継者として期待されるのが、全豪オープン男子シングルス、第3シードの小田凱人(ときと・東海理化)選手。本日男子シングルス一回戦で、C・ラズラフ選手(米国)を6―1、7―5で下し、初戦を突破しました。昨日のテレビで、彼は骨肉腫になって左股関節と大腿骨を切除し、人工関節になったといっていました。プロのサッカー選手を目指していたが、出来なくなって落ち込んでいたところ、国枝選手のロンドンパラリンピック決勝での活躍を見て、車いすテニスに転向し、車いすテニスの世界一を目標に頑張りました。そして、車いすテニスの史上最年少記録を次々更新し、知る人ぞ知る存在になっていきました。そんな彼ですが今まで2回、肺に肉腫が転移したことがあり、手術を受けているようです。それでも、「うまくいかないのが僕には普通のこと」「この病気は神様からの挑戦」という達観した気持ちで、乗り切っているようです。16歳とは思えない落ち着きです。将棋の藤井聡太さんにしても、中学生の頃から落ち着き、振る舞いがそんじょそこらの大人よりもしっかりしていました。大成する人は違うんだなと、改めて思ったのでした。小田選手、病気のコントロールがうまくいって、世界一になって欲しいと思っています。

それと、藤井聡太さんと言えば、現在羽生善治さんと王将戦を戦っています。藤井聡太さんは大好きですが、今回はやはり中年の星として羽生善治さんを応援しないわけにはいきません。昔から強すぎるものはなんだかあまり好きではない私ですので(ちょっとひねくれているかも)、それもあって、羽生さんの応援に一層身が入るのでした。これで勝てば通算100期のタイトル獲得です。ちなみに史上最年長でのタイトル獲得は、ひふみんこと加藤一二三さんの56歳。第15期棋王戦で、大山康晴十五世名人からのタイトル奪取でした。天才はやはり天才ですね。

2023年1月16日 (月)

2023年が始まりました

皆さん、こんにちは。正月などちょっとバタバタしており、ブログの更新が大分遅れてしまいました。皆さん、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は、娘が帰省していたという以外は、全く普段の休みの感じで生活していました。31日に年越しそばを食べたり、紅白を見たり、普段しない場所の掃除をしたりがちょっとだけ違うところでしょうか。正月は6連休としましたが、結局ほとんどずっと自宅にいて、頂いた年賀状を整理したり、年末にたまっていた雑用をしたりしていました。2日はデパートに出かけましたが、福袋には興味がないので、普通にお店で家族の買い物に付き合っていました。ただ、この間結構暖かで穏やかな天候だったので、その点では気持ちよく生活できました。初詣は混雑が苦手なので、少し遅れていきましたが、それでも結構の人たちが来ていました。本当に普通の日常の生活をしていたのでした。

ちょっとして尾道の奥の方にイチゴ狩りに行きました。大きな紅ほっぺがたくさんなっており、40分は食べ放題、1ヶ月分のイチゴをほおばってきました。真っ赤で大きくてとっても甘くて、おなかいっぱいになるまで食べましたが、こんなに食べたのは初めての経験でした。その後、町でイチゴを見ても、つい比較してしまう自分がいまして、高いな~と思ってしまうのでした。

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コロナウイルス感染症は、第8波となり、多くの感染者が出ていますし、今まで以上にお亡くなりになっているかたが増えています。そういう状況ですが、専門家の中にはコロナを普通の風邪と見なしてマスク着用も不要ではないかという意見も見られるようです。確かにサッカーワールドカップを見ていますと、誰もマスクをせず、近い距離で大きな声を出して応援していましたね。それを見ると、なんでみんなマスクをして窮屈な生活をしないといけないのか、と思う気持ちもわかります。実際、将棋の対局でマスク着用をきちんとせず、失格になった棋士もいました。マスクをしないことが周りの人々に不快感を与え、心配をかけることにより、思考に影響が出るからという判断のようですが、着用すべきか、不要なのかについては社会的なコンセンサスが必要でしょう。

また、広島ではインフルの流行も言われてきています。実際呉の高校ではインフルによる学級閉鎖が起こっています。ダブルで感染することもあり、そうなると大変しんどいようですので、今の状況では、ワクチンの接種、マスクの着用、密を避ける、手洗いはやはり避けられないと思います。皆さんもお気をつけになって生活をして下さい。

2022年12月30日 (金)

2022年も終わります

皆さん、こんにちは。今年もあと2日となりました。今年は皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。私に関して言えば、やはり4月にコロナに感染して10日も休業してしまって、皆さんに大きなご迷惑をおかけしたことが最も大きな出来事だったような気がします。医師になって、ほとんど病欠をしたことはなかったのですが、一昨年、コロナがはやりはじめの本当の初期の頃に、頸部リンパ節炎で4日くらい休んで以来の休診でした。その前はインフルになって1週間程度休診にしたことがありましたが、今年の4月のは明らかにコロナが陽性で、どうしようもなかったです。幸い、発熱は37.5~37.7度くらいまでで、それも2~3日で引いてしまい、後はじっと自宅待機でした。後遺症も、咳が数ヶ月続いたくらいで、特にしんどいものはなく、その点ではよかったです。現在ではコロナウイルスも感染力は強いものの、生命を脅かすほどの強さはあまりないようですが、今後どのように変異をしていくかは不明であり、やはりワクチンの効果は馬鹿に出来ないように思います。私は3回のワクチン接種の後、コロナに感染し、秋には新型のワクチンを打ちました。これで完璧とも思いませんが、それでもやはりワクチンを打っていたから軽症で済んだのではないかと考えており、ワクチンの効果は馬鹿に出来ないと思っています。

次の出来事としたら、完全予約制への移行でしょうか。開院時は順番予約を導入していましたが、数年前に、土曜日と平日午後のみ時間指定予約に変更しました。患者さんからすると、診察時刻が大体わかるので、その時間に来院されるとあまり待ち時間が長くなることもなく、結構好評でした。ただ、完全予約制にすると、それを知らなかった人、インターネットをしない人が予約できないことへの懸念がありました。ただ、それについては電話予約を導入することである程度解決しました。また、予約せずに来られた患者さんも、空きコマがあればその時間帯なら空いていますが、と言う形で対応させて頂いたり、今日はその時間も無理と言われる患者さんには、別の日の空きコマを伝えて、都合の合う時間帯での来院をお願いしたりして、ご迷惑を最小限にすることが出来たかなと思います。広島市内の皮膚科で完全予約制をしているのは、ほとんどないのではないかと思います。実際皆さんがどのように感じたか、機会があれば教えて頂ければと思います。

現在コロナによる感染者数は急激に増えてきています。中国では爆発的な感染者数の増加となっているようです。水際対策として、中国からの観光客はPCR検査が義務づけられたようですが、これにより少しでも外国からコロナが持ち込まれないことを祈っています。国内でも、移動制限などはありませんが、マスクの着用、密を避ける、手洗いの3つをしっかり行ってもらえれば少しでも感染リスクを減らすことが出来ると思っています。これも国民全体で行っていかないと価値が低くなりますので、ご協力をよろしくお願いします。

来年が皆様にとってよい年であることをお祈りします。よいお正月をお迎え下さい。

2022年12月 4日 (日)

日本歴史的勝利 Ⅱ 

皆さん、こんにちは。ここ数日朝晩が急に寒くなり、まさに冬を感じるようになりました。土曜日の朝もクリニック近くでは車の温度計が2.5度の表示で本当に寒かったです。ちなみに、私はすでにスタッドレスタイヤに履き替えました。

さて、ワールドカップカタール大会で、初戦のドイツ戦で2-1での逆転勝利で浮かれていたら、2戦めのコスタリカにはまさかの0-1で敗北でした。特に後半相手のシュートはたったの1本、それで1点。日本はずっと押していたのに、バックパスばっかりで昔の弱かった日本そのままでした。まあ退屈な試合でした。

そしてその後にスペイン戦でしたので、もう9割だめだろうと思っていて、翌日の仕事のこともありますし、普通に寝ました。そして起きてみたら、なんと2-1でこれまた逆転勝ちで、2度目のジャイアントキリングを起こしました。2得点に関わる活躍をしたのは、途中出場の堂安選手と三笘選手でした。堂安選手はドイツ戦でも得点しており、三笘選手もドイツ戦でも、スペイン戦でもドリブルから攻撃の起点となりました。1点目は、前田選手が相手ゴールキーパーにプレッシャーをかけに猛チャージしたところで、相手のクリアが少し小さく、そこに伊東選手が突っ込んでボールを奪い取りました。その跳ねたボールをとったのが堂安選手で、中に小さく切り込んで、思い切りシュート。力の入ったボールは相手キーパーの手をはじいてゴール!!完璧なゴールを決めました。

そしてそれから数分後、右から堂安選手が持ち込んで、相手ディフェンスをかわして相手ディフェンスラインとキーパーのちょうど真ん中にゴロでセンターリングしました。誰も動けない中、前田選手と三笘選手が左サイドで追いかけ、ほぼゴールラインを超えているかという位置で三笘選手がセンターリング。それを田中碧選手が体で押し込みました。逆転の2点目です。最初見たら、どう見てもゴールラインを割っていましたので、あ~と思いましたが(といっても試合終了後のビデオで見たので、実際は間違いなく点は入っているのですが)、サッカーの場合はテニスとは違って、ボールの接地点がラインの枠を超えていないのがインではなく、真上から見てラインを超えていなければインということでした。そこでVAR(ヴィデオアシスタントレフリー)の登場です。ボールにもセンサーが、そして各ラインにもカメラが設置されており、ミリ単位で計測されています。以前なら完全にゴールラインを割ったと理解されているだろう状況でしたが、VARはきちんと結果を提示します。そして結局ゴールが認められました。その後はスペインの怒濤の攻撃をきちんと受け止め、2-1で逆転で逃げ切りました。日本の底力、鋼のメンタルを見せつけてくれました。2大会連続での決勝トーナメントは初のことですし、ワールドカップでスペインに勝ったのも初めてです。ドイツもスペインも元々日本を甘く見ていたとは思いますが、次回のクロアチア戦は、相手も日本を研究してきますから、そうそううまくはいかないかもしれません。ただ、若さがある日本ですので、後半相手が疲れてきたときにチャンスが生まれるとみています。

ベスト8になると、おそらくブラジルとの戦いになります。1-1や2-2でPKとかもありそうです。そうなったら、勝ち抜くこともあり得るかと思います。頑張れ!日本。

にいみ皮ふ科アレルギー科