皆さん、こんにちは。今日は少し涼しかったですね。梅雨は入りそうで入らないという、6月の下旬だというのに、一体どうなっているのでしょうか。予想では少雨ではないとのことですので、短い梅雨に大量の雨が降るというと言うことでしょうか。現在は南九州で梅雨前線が停滞しているため、大雨になっています。線状降水帯になる予想も出ているようでとても怖いですね。大きな災害にならないことを祈ります。
6月は、色んな出来事がありました。私がカラスにアタックされたのはまあいいとして、7日には大瀬良投手がマツダスタジアムでロッテを相手にノーヒットノーランを達成しました。マツダスタジアムでは初の快挙、カープでも五人目という快挙でした。ちなみにカープでは外木場投手が2回のノーヒットノーラン、1回の完全試合を達成しており、ぶっちぎりのすごさですが、次いで藤本投手(正直、名前も聞いたことがありませんでした)、前監督の佐々岡投手、そしてマエケンこと前田投手、そして今回の大瀬良投手となります。三振はたったの2個、これはかなり少ない記録で、残りの25アウトはゴロやフライでアウトということになります。完全試合ではないので、エラーは大丈夫としても、きわどい当たりだとヒットになることもあるので、野手の皆さんも大変だったでしょうね。ちなみに大瀬良投手も外木場投手も奇しくも背番号14でした。いい番号かもしれません。また、防御率も両リーグを通じて1位で、なんと1点以下と驚異の記録です。去年は負けの方が多かった大瀬良投手が、本当に復調してきました。もう終わったと言われたこともあったようですが、今の状態だと、まだまだ大丈夫そうです。カープは交流戦2つの勝ち越しで、負け越した阪神、巨人を抜いてなんと首位になっています。これもとてもうれしいニュースです。カープ優勝まで、全員で頑張ってほしいです。
バスケではドラゴンフライズはBリーグで優勝したため、日本代表としてバスケットボールチャンピオンズリーグアジアに参加し、3位とこれまた大健闘でした。そして、悲しいお知らせとしてカイル・ミリング ヘッドコーチの退団、そしてうれしいこととして、後任として朝山選手の監督就任がありました。バスケットは野球とは違って、リーグ終盤にさしかかることなく、来季の編成を行うようです。シーズン途中まであまり調子が良くなかったので、ミリング監督の今シーズン限りの退団が決まっていたようです。ただ、そこから怒濤の追い上げで西地区3位に滑り込み、さらに下剋上で、並み居る上位陣をうち破って、ワイルドカードからの逆転優勝という快挙を成し遂げたのでした。ミリング監督はこれだけの敏腕監督ですので、さっそく来季は群馬クレインサンダーズで指揮を執ることが決まりました。さすがです。来季は広島は追われる立場となります。朝山監督の下、一致団結していい試合をしてほしいです。
バレーではバレーボールの世界最強国決定戦・ネーションズリーグ準々決勝で、女子日本代表(世界ランク7位)は中国(同6位)と対戦し、セットカウント3-0(25‐21、25‐21、25‐22)のストレート勝ちで3大会ぶりの準決勝進出を決めました。これで初のメダル獲得へ王手をかけたこととなりますが、どうやら中国はパリ五輪をにらんでいて、2軍級の選手がメインだった様子。22日の準決勝で日本は、ブラジルとタイの勝者と対戦しますが、ここで頑張りすぎてパリで失速するのも面白くないし、かといってここまで来て手を抜くのも日本らしくないし、で難しいところですね。できる範囲でベストを尽くしてほしいとは思います。男子もパリ五輪出場は決めており、ネーションズリーグでは現在6位です。美男子揃いのようですが、実力もあり、人気上昇中。頑張れ日本。
ゴルフでは女子の笹生優花選手が全米女子オープン(5月30日~6月2日)で3年ぶり2度目の優勝を果たしました。2度のメジャー制覇は日本人初です。その他1度でもメジャーに勝った選手は、
女子では
・樋口久子 1977年「全米女子プロゴルフ選手権」
・渋野日向子 2019年「AIG全英女子オープン」
・笹生優花 2021年&24年「全米女子オープン」
男子(レギュラー)
・松山英樹 2021年「マスターズ」
男子(シニア)
・井戸木鴻樹 2013年「全米シニアプロ選手権」
で笹生選手以外はたったの4人しかいません。松山選手がメジャーを取った時に丁度テレビの中継を見ていましたが、解説のまるちゃんこと丸山選手は、「生きているうちに日本男子がメジャーを制するところを見られるなんて嬉しすぎる」とか言って、泣いていました。日本男子ゴルファーの悲願だったようです。他の有名なゴルファーたちも泣いていたので、それだけすごいことをしたんだなと思ったことを覚えています。
渋野選手も2位となり、日本人がワンツーフィニッシュとなりました。ほんとすごいですね。男子も松山選手をはじめパリ五輪にも出場するようですので、全力を出し切って欲しいです。
そして、今日、私の趣味の将棋界で、激震が走りました。8冠だった藤井聡太叡王が、伊藤匠7段との5番勝負最終戦で、伊藤匠7段に敗れ、2勝3敗で叡王のタイトルを失ってしまいました。伊藤7段とは同じ学年(2002年生まれ)ということで、小学校時代からライバルとしてよく戦っていたようですが、伊藤7段は藤井8冠に3回目の挑戦でようやくタイトル奪取となりました。羽生さんが7冠全タイトル制覇していたときは、当時5段だった三浦さんと棋聖戦を戦い、1996年(平8)7月30日の第5局、2勝3敗となり棋聖を失い、6冠に後退しています。7冠全制覇は同年2月14日からでしたので「168日天下」で終わっています。藤井7冠は今回の敗戦で「254日天下」となりました。羽生さんは以後7冠完全制覇は成し遂げられておらず、藤井7冠が8冠に返り咲くかが新たな興味になりました。しかしそのためには、7冠すべて防衛する必要があります。名人戦は豊島9段相手に防衛、棋聖戦も山﨑8段に2連勝と防衛にあと1勝としています。王位戦では渡辺9段が挑戦者に決まりましたし、王座戦では広瀬、羽生、鈴木大介、永瀬九段と大物がベスト4に残っています。挑戦者は準備万端で藤井7冠に挑んできますが、タイトル戦が続く7冠は、そこまでの対戦者を絞っての研究は時間がなく、キチンとはできないでしょう。その状態で、挑戦者に勝っていかないといけないので、それはそれは大変なことと思います。また、来季叡王戦では本戦からの出場ですが、そのトーナメントでは4連勝が必要となります。持ち時間は3時間ですので、そこまで長くはなく、ちょっとしたミスが出る可能性もあり、挑戦者には簡単にはなれないかもしれません。
色んな出来事があり、わくわく楽しみですね。今度はパリ五輪ですか。いや、やはりサンフレ、加えてどうしてもカープは外せませんね。