皆さん、こんにちは。ここ数日、寒い日が続いています。雪も多く、移動が大変でした。私は旧市内に住んでいますが、そこでも朝出勤中の車の温度計は-2℃を示していました。家の近くの道路は真っ白でしたし、バルコニーの上には雪が積もっていて、触るとガリガリになっていました。北に向かって走っていると徐々に雪の量が増えていき、クリニック付近では-3.5℃となっていました。県北の患者さんは-7℃とか言っておられて、今年は本当に寒いです。
私は、昨年末に首のヘルニアから左肩の痛みがひどくなったのですが、それは今は解消しています。その際、肩甲骨を冷やさない様に言われましたので、そこに貼るカイロを毎日当てていますが、それもあって、この強い寒さにも対応できています。その他腹巻きは毎年冬は着用しています。ヒートテックは痒くなるので、着られませんが、皆さん、出来ることを色々やって冷えから体を守りましょう。冷えは万病の元ですし。確か体温が1℃下がると免疫力は30%下がるという研究もあった様に思います。しかし、感染症(インフルやコロナ)は寒いからうつるというわけではありません。南極や雪山に単独で行かれる探検家の方がいますが、彼らによると、全く病気にならないようです。というのも、人がいない=ウイルスがいないからです。細菌は自然の中にいますので、こけて膝を擦りむいたり、指を木で切ったりしたらそこからの感染症は生じる可能性がありますが、風邪は一切引かないようです。自然はもちろん色んな怖い面を見せてくれますが、別の見方をすると面白いなと思います。
先日、ドクターXファイナルを観ました。ご存じの方も多いかと思いますが、「私、失敗しないので~」をキャッチフレーズとする米倉 涼子さん演じる大門未知子が活躍する医療ドラマです。岸部一徳さん演じる神原 晶が所長を務める医師紹介所からの派遣で手術を行っていくフリーランスの天才外科医、大門未知子。彼女が尊敬してやまない神原と大門の過去のつながり、彼女の外科医としての研鑽がどう積まれたのか、なぜ、「私、失敗しないので~」というようになったのか、また大門の生い立ちも描かれていてとても興味深かったです。なんと大門は呉の音戸の出身となっていてびっくり。広島と縁のあるものが出ると何でもテンションが上がる私は大喜びでした。最後の手術の所はちょっと荒唐無稽に感じましたが、ファイナルということで、これで終わっていく感じも醸し出しており、多少大目にみてもいいかなと思いました。TVシリーズは全部は見ていませんし、映画版がちょこちょこTVで放映されているのを観たりしている程度でも十分楽しめました。最後に、院長役で西田敏行さんがいい味を出しておられましたが、昨年お亡くなりになっており、もうこの演技が観られないのだなと思うとその点はちょっと感傷的になってしまいました。
最近の広島のスポーツですが、野球のキャンプが始まりました。外国人が入ってきましたが、さて活躍してくれるかな、とちょっと心配しつつ楽しみにもしています。九里投手がオリックスに行ってしまいましたので、先発陣がちょっと手薄です。と言うことは若手にチャンス到来です。大瀬良大地、床田寛樹、森下暢仁投手の3本柱は確定としても、もう3人欲しいところです。22年ドラフト1位の斉藤 優汰、23年ドラフト1位の常廣 羽也斗の両投手にはそろそろ活躍をしてほしいですし、21年ドラフト1位の黒原 拓未投手も先発になるのかなと、興味は尽きません。また、今年入団したドミニカ出身のドミンゲス投手、今回日ハムから移籍してきた今までセリーグにいなかったアンダースローの鈴木 健矢投手も活躍してくると、なかなかいい感じなりそうです。野手では矢野、小園、菊地選手はとりあえず当確でしょうが、今年35歳になる菊地選手は炎天下の試合があるカープでは全試合出場は難しいと思われます。今回サードを主戦場とする、4年連続で青山学院大学を優勝に導き、キャプテンを務めた佐々木 泰選手が鳴り物入りで入団してきました。もし彼がサードに入ると、小園選手はセカンドを守ることになるかもと思っています。小園選手は全日本ではセカンドを守っていて、器用な選手です。セカンドとショート・サードは捕球後の送球の方向や、ベースカバーのしかたなどが全然違うので、全く別の考え、動きが必要になり、なかなか両方こなせる人はいません。ただ、小園選手には抜群のセンスがあるので、セカンドもやれるのではないかと期待しています。すると鉄壁の内野となり、センター秋山選手、ライト野間選手、そしてレフトは未定ですが、結構打てて、そこそこ守れる選手ならまあよしという所でしょうか。去年のような貧打では困りますので、とにかく野手には打ってもらわないと。こうしてみると、今年のカープ、結構楽しみかも。
サンフレは、昨日の富士フイルムスーパーカップで今シーズンの幕が開きました。昨年J1優勝、天皇杯を制した神戸との決勝戦でしたが、蓋を開けてみれば2-0の快勝でした。先取点は中野就斗選手からのセンターリングを下がりながらヘッドで合わせた、アルスラン選手の技ありゴールでした。センターリングもドンピシャ、ヘッドもすごく、今年の得点シーンで沢山お目にかかれそうな素晴らしいゴールでした。
フォワードでは、磐田から移籍したシャーメイン選手も抜群の働きでした。今回は得点は出来ませんでしたが、ポストプレー、おとりのプレーも出来ます。特に2点目の菅選手のコーナーキックからの荒木選手の見事なヘッドも、シャーメイン選手が中に入ることにより、相手の守備がつられて中に入って、荒木選手の前にスペースが出来たので、動きやすくなっていました。元々シャーメイン選手の得点能力はすごいので、昨年以上に今年はどれだけ点が取れるのか、楽しみです。
そして18歳でこの4月にようやく高校を卒業する、中島洋太朗選手も絶賛されていました。お父さんは元広島で活躍していた中島浩司さん。広島を退団後は、広島にてスポーツ関連のイベントプロデュースを手がける(株)ベアフットを設立し代表に就任(現在は執行役員スポーツ事業アドバイザー)。お兄さんの中島永弥(とうや)選手もポーランドでプロサッカー選手をしています。広い視野からとっさに出す精度の高いパス、一球でチャンスを作り出すすご技を18歳ですでに持っている、将来を嘱望されている選手の一人です。もちろんU15、16,17,U20などの日本代表でもあります。お兄さんのこともあり、元々海外へ行きたいという意志が強いようです。これだけの逸材なら、近い将来、海外に行ってしまうと思いますが、それまで生まれ育った広島でますます成長し、広島の優勝に貢献してほしいと思います。
最後に守備の3人とキーパーを忘れてはいけません。佐々木、荒木、塩谷の3選手の守備は完璧でした。いずれもベテランですが、ほとんど相手に仕事をさせませんでした。またキーパーの大迫選手も、決定機を幾度も防いで完封に貢献しました。今回の試合を見ると、今年のサンフレは優勝しかない、と思わずにはいられません。後はけが人が出ないことだけを祈っています。