カープ3連勝!
皆さん、こんにちは。最近は曇りの日も多くなってきました。今日もとうかさんでしたが、ぱらぱら雨がちょっと降りましたね。九州四国は梅雨に入ったようですし、中国地方もまもなく梅雨入りでしょう。ただ、この数週間は比較的いい感じの気温で、暑くも寒くもない日が多かった気もします。よかったなぁ。梅雨明けには猛暑?あるいは酷暑が待っているかと思うとうんざりですが、自然には勝てないので、おのおのが熱中症などにならないよう、注意していくしかないですね。電気代は高いけど、命には代えられないので、冷房を付けるとか、(あまり大きな声では言えませんが)暑い間には大きなスーパーなどに行って、迷惑をかけないように過ごすとか、色んな工夫をしましょう。
さて、我らのカープですが、現在交流戦のまっただ中。前節は西川、九里選手のいるオリックスとでしたが、チャンスは作るものの得点できず、1勝2敗でした。九里投手はいいピッチングをしたと思いますが、当たり損ねがすべて内野安打やボテボテのヒットとなるなどの不運もあり、カープが勝ちました。ただ、後の2試合は勝てたと思うので、ストレスが残りました。
そして、ズースタに帰って西武との3連戦、初戦は森下投手が粘りの投球で8回まで125球投げ、2失点でしのぎました。最近はいい投球をしても勝ちに結びつかず、相当ストレスがたまっていたと思います。それが8回裏、坂倉選手が四球で出塁したところで、なんと羽月選手が代走にでました。普通キャッチャーには代走は出さないようですが、ここが勝負と新井監督の勘ピューターが働いたのでしょう。その羽月選手が見事な盗塁を決めました。その後、キャッチャーも投げられない完璧なスタートで三盗も成功させました。アウトになったら一発でチャンスを潰す形になるので、走る方も緊張感一杯だと思いますが、その中で決めるのは、スペシャリストの面目躍如でしょう。そして、バッターにはドラ1の佐々木選手。彼は持っているのかよくチャンスに打席が回ってきます。今まで少しはヒットを打っていますが、私の中では今の所、勝負弱さばかりが目立っていて、チャンスでは犠打も打てておらず、ため息をつくことが多かったです。それで、今回はと思っていると、外のスライダーを空振りしてしまいました。しかしそのためもあってか、キャッチャーがボールを逸らしてしまい、羽月選手が悠々とホームイン。結局坂倉選手の四球で、後はノーヒットで決勝点と、笑いが出る展開でした。西武からしたら、もうやっとれん、という感じだったと思います。そして9回はハーン投手と石原捕手のコンビで、なんと西武の代打2人と好調の西川選手を3連続三振で切って取りました。スカッとしましたね~。ただ心配は佐々木選手が右第一肋骨の疲労骨折になった事です。春も故障をしていたし、また故障です。才能に恵まれていても故障が続くと、選手としてやっていけません。無事これ名馬なり、と言う格言もあります。大学では鳴らしていたとしても、プロの方が圧倒的にレベルが高いので、まだそれに対応できるだけのプロの体になっていないのかもしれません。しっかり基礎体力を付けてまた上がってきて欲しいです。
昨日は、現在パリーグで防御率トップ0,83の今井投手が先発。カープは床田投手で、完璧に投手戦が予想されました。しかしカープはその予想を見事に裏切ってくれました。毎日スタメンが変わるカープですが、この日は3番ファビアン選手、4番モンテロ選手、5番坂倉選手のクリーンナップでのぞみましたが、これが大当たり。勘ピューター(?)すごいですね。今日25歳の誕生日の小園選手がヒットを打ち、盗塁失敗で2アウトとなって、ありゃ拙攻のパターンだと思っていたら、ファビアン選手がヒット、そしてモンテロ選手も右翼フェンス直撃の2塁打。初回の失点は今季初めての今井投手でした。3回には小園選手デッドボールで出塁し、ファビアン選手の2打席連続ヒットで1塁2塁のチャンス。そして3球目、モーションを完全に盗んで、見事に三盗を決め、モンテロ選手の犠牲フライで1点追加。往年のカープらしい足を使った嫌らしい攻撃です。小園選手は6回には西川選手の綺麗な流し打ちを見事に横っ飛びで取りました。床田投手もうれしかったことでしょう。さらに7回には矢野選手のヒット、床田投手三振の時にスタートを切っていた矢野選手が2塁に盗塁成功。今日1番の野間選手がセンターにタイムリースリーベース。そしてまたまたチャンスで小園選手に打順が回ってきました。今井投手がまだ続投中です。エースなので、7回4失点くらいでは変えません。その小園選手、なんとボテボテのキャッチャーゴロでしたが、ヒット野間選手の代走の大盛選手が激走し、うまくタッチをかいくぐって生還、今井選手今年初の5失点。この結果彼の防御率は一気に1.30まで低下したのでした。良くも攻略したり、我らのカープ。床田投手は、9回に2失点したものの、悠々完投で6勝目。そのうちなんと完投勝利が5つ目と2位の阪神村上、DeNAバウアー投手が2つなので、ぶっちぎりです。もし、15勝くらいしたら、沢村賞も夢ではないくらいのすごいピッチングです。
そして今日ですが、森投手が悠々とプロ初完封を成し遂げました。打線も、昨年の新人王の武内投手から初回にファビアン選手の軽ーく振ったと思ったのが、特大のホームラン、4回には菊池選手の四球からの盗塁、さらに矢野選手の今季1号ホームランで、3点目。4回は西武の攻撃では、レフトへの長打をファビアン選手がクッションボールをうまく処理し、矢野選手に中継、ホームでタッチアウトにする超ファインプレーで森投手を盛り立てた後でした。続く5回は7本のヒットを集めて、大量4点。武内投手を引きずり下ろしました。6回には坂倉選手の2点タイムリーヒット、8回には守備固めの人のイメージが強い大盛選手がなんとこれまた今季1号をレフトスタンドに放り込みました。9回は3塁に入った羽月選手が鋭いベース側の当たりを横っ飛びでとり、1塁にワンバウンドの素早い送球でアウトに、また、次の打者のセンターライナーも大盛選手が大ジャンプでキャッチと、彼らは守備でも活躍し、森投手に初完封をプレゼントしたのでした。森投手おめでとう。カープ、スカッとズースタ3連勝。うれしー。